新しい7シリーズ・モデルは、チャンネルあたり6 GHzを超える周波と同期キャプチャを実現し、複雑なシステムをより詳細に把握できるようにします。
オレゴン州ビーバートン – Tektronixは本日、プレミアム製品ラインである7シリーズDPOオシロスコープを拡充する「DPO718AX」を発表しました。業界初となる各チャンネル6GHz以上の周波数帯域を備えた8チャンネル・オシロスコープであり、8つの同期チャンネル全体で最大25GHzの性能を発揮します。極めて高度な研究、センシング、RF、および高速デジタル・アプリケーションに取り組むエンジニアを支援します。
システムが高速化し、相互接続が進むにつれ、エンジニアは同一の動作条件下で信号がどのように相互作用するかを理解する必要があります。シーケンシャル・テストやマルチ計測器のセットアップは複雑さを増し、システム・レベルでの相互作用の切り分けを困難にする可能性があります。
2025年に発表された7シリーズは、業界をリードする信号忠実度、画期的な速度、そして最も複雑な作業に対応するスケーラブルな測定アーキテクチャをエンジニアに提供します。DPO718AXは、8つの同期チャンネルを備えることでその約束をさらに発展させ、エンジニアに選択肢を提供します。最高サンプル・レートと低ノイズ性能を重視する場合は125 GS/sの4チャンネル、より広範囲な同期センサー・カバレッジが必要な場合は62.5 GS/sの8チャンネルを選択できます。
この柔軟性により、チームは逐次テストや複数の計測器からのデータを繋ぎ合わせるのではなく、シングル・アクイジションでより多くの信号を取込み、比較し、相関をとることができます。これは、信号の取りこぼし、歪み、相関の欠如が結果を左右する可能性のあるアプリケーションにおいて特に重要であり、フォトニック・ドップラー速度測定(PDV)、広帯域レーザー測距、分光法、フェーズドアレイRF、電子戦、高速シリアル検証などが含まれます。
先端研究チームにとって、同期された追加チャンネルは、より多くのセンサ・カバレッジとデータの冗長性を提供し、チャンネル数の少ないシステムでは見逃してしまうような信号損失、タイミングの差異、空間的変動、故障の伝播、信号の相互作用を検出するのに役立ちます。
RFチーム向けに、8つの同期チャンネルとSignalVuTM PCを組み合わせることで、スペクトラム解析、高度なベクトル信号解析、パルス測定、レーダー測定を含むコヒーレントなマルチチャンネルRF解析をサポートします。これにより、フェーズドアレイ・レーダーやその他のワイドバンド・システムにおける相互依存的な動作の解明を支援します。
シリアル検証チーム向けに、4つの差動レーンを同時に取り込むことで、ハイパフォーマンス・コンピューティングやコンシューマI/Oで使用されるマルチレーン・インターフェースのテストを加速します。テスト・セットアップを簡素化し、クロストークやその他のシステムレベルの相互作用を明らかにします。

「エンジニアは、業務に必要な性能と、システム全体を理解するために必要な可視性のどちらかを選択しなければならないような状況に置かれるべきではありません」と、テクトロニクスのシグナル・アクイジション/解析ポートフォリオ担当副社長兼ゼネラル・マネージャであるDaryl Ellisは述べています。「テクトロニクスは、研究ラボやミッション・クリティカルな設計において、エンジニアがより強力な測定技法を適用できるよう、測定技術の革新に投資し続けています。最新の7シリーズは、エンジニアがより大胆なアイデアをテストし、問題を早期に解決し、画期的なコンセプトを前進させるための自信を与えてくれます」
7シリーズの基盤を拡張
DPO718AXは、7シリーズで定評のある忠実度、スピード、スケーラビリティと、8チャンネル同期取込みを組み合わせた製品です:
- システム可視性の向上: 4つの差動シリアル・レーン、複数のRF経路、または追加の研究用センサを1回のアクイジションで取り込めます。測定要件に応じて、125GS/sで4チャンネル、または62.5GS/sで8チャンネルを選択できます。
- 比類のない信号忠実度: 12ビットADC分解能、業界トップクラスの有効ビット数(ENOB)、および超低ランダム・ノイズを活用することで、測定システムのノイズとデバイス本来の動作を明確に区別できます。QuietChannelTM技術は、高速信号の損失をアクティブに補正し、測定忠実度の向上を支援します。
- 長時間イベントの取込み:標準500Mポイントのレコード長(2Gポイントまで拡張可能)を4チャンネルまたは8チャンネル動作で取り込み、長時間にわたる測定イベントの特性を観測できます。
- 画期的なスピード: 96GBのメモリとGPUを使用して高速処理を行い、10GbE SFP+ LANとTekHSITMライブラリを使用して、測定器から大容量データセットを転送します。
- 最新のワークフロー:TekScopeTM PCを使用すれば、最大4台のオシロスコープのデータを1つの画面で解析・比較できるため、計測器外でのレビューやシステム間の比較が容易になります。
- アプリケーションの深い洞察: 複数のNRZ信号およびPAM信号を同時に、フル・ジッタ/アイ・ダイアグラム解析します。シグナル・インテグリティ・モデリングを使用してDUTピンまでの信号経路をディエンベッドし、実際の信号経路をモデル化してイコライゼーションを実行します。または、SignalVu-PCを使用してRFスペクトル、ベクトル信号、パルス、およびレーダー解析を行います。
- 拡張性を考慮した設計: 要件の変化に合わせて周波帯域を8GHzから25GHzへアップグレードでき、7シリーズと幅広い互換プローブやアダプタを組み合わせて使用できます。
現在、2台の高性能オシロを使用してこれほど多くの信号を捕捉・相関させているチームにとって、DPO718AXは8Uラック構成の1台の計測器に8つの同期チャンネルを集約できるため、ラックの占有面積を拡大することはありません。
今秋登場:新しい高性能TriModeプローブ
テクトロニクスは、この秋、新しいP7725型TriModeTMプローブを投入し、高性能測定ポートフォリオをさらに拡充します。7シリーズ・オシロスコープとシームレスに連携するように設計され、高度で複雑な高速シリアル測定向けに開発されたこのプローブは、最大25 GHzの周波を実現します。
利用可否
DPO718AXパフォーマンス・オシロスコープは現在販売中です。7シリーズが、お客様のアプリケーションにとって最も重要な信号の取込み、解析、相関付けにどのように役立つかについては、tek.com/en/products/oscilloscopes/7-series-dpoをご覧ください。
テクトロニクスについて
テクトロニクスは、80年にわたり、測定、発見、技術革新の分野でエンジニアから信頼されてきたパートナーです。テクトロニクスは、精度とシンプルさを両立させたテスト/計測ソリューションを提供し、エンジニアがより良い明日を築くためのブレークスルーを加速できるよう支援します。詳細は tek.com/newsroom をご覧ください。
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出典:テクトロニクス
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