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MP5000シリーズ・モジュラ精密テストシステム

テクトロニクスMP5000モジュラ精密テストシステムは拡張性のある設計となっています。SMUモジュールとPSUモジュールの混在を直ちに活用し、その後すぐに拡張できます。高チャンネル密度と高速モジュール交換により、ダウンタイムを最小限に抑え、スループットを最大化します。さらに、テクトロニクスの精度とサポートにより、今後のテストにも対応できます。

基本価格
US $4,750 +
モジュール・スロット

3

チャンネル

最大6

モジュール・オプション

2

ラック・サイズ

1U / フルラック

MP5000シリーズ・モジュラ高精度テスト・システム

Continuously Customizable. Endlessly Adaptable.

直感的な操作

MP5000の詳細

  • 性能の最適化
  • ダウンタイムの最小化
  • 適応性を備えた設計
  • テストの自動化

1つのメインフレーム — より多くの選択肢

新しいアプリケーションや要件への対応にあたるエンジニアをサポートするプラットフォーム。

  • 1つのメインフレームの中でSMU/PSUモジュールを組み合わせて使用できます。
  • ラック/スタック/リンクによりメインフレームを統合し、検証から本番環境までスケールアップできます。
two MP5000 mainframes racked in a system showing rear with two dust covers four modules inserted and LAN connections
MP5000 rear with PSU and SMU modules halfway out

ダウンタイムを最小化

特長

  • モジュールの取り外しと交換が簡単
  • 独立したスロット電源制御でメインフレームのダウンタイムを回避
  • モジュールのみの機器校正で機器のメンテナンス時間を短縮
  • 最新のタッチ・スクリーンとWebインタフェースにより、迅速な解析やトラブルシューティングが可能

性能の最適化

  • SMUモジュールでは、pAレベルまでの低電流測定においてアプリケーションにフォーカスした高精度を実現
  • 新しいクラスのPSUに、オン・インスツルメントのテスト・スクリプト処理(TSP)機能を搭載
  • チャンネルあたり50Wを供給可能な電源モジュールで将来のデバイスに対応
MP5000 racked in a system engineer inserts PSU in the rear
two MP5000 mainframes racked in a system close up of front panels

スピード、安全性、同期

  • このコンパクトな1Uプラットフォームは、高スループットと並列テストに対応した設計で、最大6つの独立したチャンネルと高速な保護機能を提供し、デバイスの安全を守ります。
  • 1MSa/sのADCを使用して詳細な波形をキャプチャし、18本のデジタルI/OピンとTSP-Linkを用いて簡単に拡張し、最大32台の計測器とマイクロ秒未満で同期させることができます。
  • Webインタフェース、Python、IVIドライバ、TSPスクリプトなど、目的に合った制御方法を選択し、USB3.0とギガビット・イーサネットを利用して、高速で信頼性の高いデータ・ストリーミングを実現できます。

精密テストシステムの構築

メインフレーム

型名 概要 拡張機能 データ・シート 価格 構成/見積り
MP5103 メインフレーム – 1U;3スロット/6チャンネル USB-C LAN/1GigEイーサネット データ・シート US $4,750 構成と見積り

SMUモジュール

型名 モジュールタイプ チャンネル 最大電流レンジ 最大電圧範囲 分解能 電力 データ・シート 価格 構成/見積り
MSMU60-2 SMU 2 1.5A 60V 100 fA /
500 nV
30W データ・シート US $12,500 構成と見積り

PSUモジュール

型名 モジュール・タイプ チャンネル 最大電流 最大電圧 電力 データ・シート 価格 構成/見積り
MPSU50-2ST PSU 2 5A 50V 50W/チャンネル データ・シート US $2,100 構成と見積り

MP5000シリーズ高精度テスト・システム・モジュール

交換可能なPSUモジュールとSMUモジュールを活用して、ダウンタイムや再設計を伴うことなく、テストシステムのアップグレード、交換、再構成が可能です。

SMUモジュール

型名 モジュールタイプ チャンネル 最大電流レンジ 最大電圧範囲 分解能 電力 データ・シート 価格 構成/見積り
MSMU60-2 SMU 2 1.5A 60V 100 fA /
500 nV
30W データ・シート US $12,500 構成と見積り

PSUモジュール

型名 モジュール・タイプ チャンネル 最大電流 最大電圧 電力 データ・シート 価格 構成/見積り
MPSU50-2ST PSU 2 5A 50V 50W/チャンネル データ・シート US $2,100 構成と見積り

さまざまなアプリケーションに適合

two MP5000 mainframes racked in a system on top of a Keithley 707 switching matrix

VCSELモジュールのファンクション・テスト

高速LIV(光電流電圧)テストでVCSELモジュールの特性評価を迅速に行います。MP5000はレーザ・ダイオードに正確な電流パルスを供給し、光ダイオードの応答を測定します。これにより、高速で同期された正確な光学性能の検証が可能になります。

  • 1Uメインフレームあたり最大6チャンネル
  • チャンネル間の同期は500ns未満
  • SMUモジュール上の1MSa/sデジタイザ
  • ソース・センス電圧の改良で柔軟なセットアップに対応

半導体デバイスのファンクション・テスト

AMS特性評価または製造中に、センサ、IC、光ダイオードの性能を検証します。MP5000は、正確な電力供給と測定により、柔軟で高スループットの試験を実現できます。デバイスが仕様を満たしていることを最終組立前に確認するには理想的です。

  • メインフレーム内にSMUモジュールとPSUモジュールが混在
  • 1Uメインフレームあたり最大6チャンネル
  • 100nAのレンジまで低電流を測定
  • スイッチ・マトリクスなど、他の機器との同期制御
engineer working at a PC in front of a a test system with two MP500s a switch matrix and other test and measurement instrumentation
optical transceivers with LAN connections

光トランシーバ用レーザ/モジュールの特性評価

検証から製造まで、同期された高速なLIVスイープを生成し、レーザと変調器の性能を保証します。MP5000により、低電流での正確さと高速測定を組み合わせて、特性動作の全体像を把握できます。

  • 100nAのレンジまで低電流を測定
  • サンプル・レート1MSa/sのデジタイザ
  • ソース・センス電圧の改良で柔軟なセットアップに対応
  • TSP Toolkitによる自動化

アプリケーションに適した高精度テスト・システムの
構築を支援します。

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MP5000シリーズ・モジュラ高精度テスト・システム

Accelerate Innovation with Automated Testing

animated picture of PC showing TSP toolkit with MP5000 in the background

オン・インスツルメント処理で市場投入を迅速化

MP5000と、サポートされているSMUおよびPSUは、高速でスケーラブルな自動化のために設計された組み込みのTSPプロセッサを搭載しています。TSPを活用して、テスト時間を短縮できるだけでなく、よりスマートなテスト戦略を構築できます。

  • 自動化が簡単 – 人間が理解できるTSPコマンドを使用して、初心者もエキスパートも、スクリプトを直感的に作成できます。
  • モジュラでスケーラブル – スクリプトの読み込みや関数のカプセル化を活用したカスタムAPIを定義し、再利用可能で保守性の高いコードを実現できます。
  • 実行時間の短縮 – 完全なテスト・ルーチンを計測器上で直接実行し、PCと計測器の間の遅延を排除できます。
  • 高精度同期 — TSP-Link™を利用して、MP5000メインフレーム間でマイクロ秒未満の連携を実現し、高速並列テストを実行できます。

コードでもノーコードでも目的に合った自動化が可能

MP5000は、ワークフローを統合し迅速化するための複数の自動化手段をサポートしています。

  • ドライバ・ベースの自動化 – Pythonドライバのtm_devicesのベータ版を使用して、柔軟なコード駆動型制御を実現(IVI-C、IVI.NET、LabVIEWは近日リリース)
  • TSP Toolkit – TSPスクリプトを簡単に作成できるように設計され、自動補完、構文検証、ライブ・スクリプト・モニタリング用のオン・インスツルメント・デバッガを備えた、無料のVisual Studio Code拡張機能。I-V特性評価用の自動TSPスクリプト生成の利用可能(ベータ版)
  • ノーコードの自動化(近日リリース)- 自動特性評価スイート(ACS)ソフトウェアにより、ユーザはコードを書くことなく半導体の特性評価のテスト・シーケンスを構築可能

TSPのサンプル・コードを使用して、自動化を始めましょう。

screenshot of TSP toolkit software
screenshot of the MP5000 web interface with MP5000 front panel below

リアルタイムの可視化でアップタイムを最大化

内蔵のツールを活用して、製造を中断することなく、問題を早期に特定して解決します。

  • ライブ・モニタリング – テストの実行をリアルタイムで監視し、すべてが想定通りに動作することを確認できます。
  • タッチ・スクリーンとWebインタフェース – 計測器で直接、またはブラウザからリモートで、接続と設定を再確認できます。
  • 非干渉型デバッグ – テストシステムを中断することなく機能を検証し、トラブルシューティングを行います。
  • セットアップと開発の効率化 – セットアップとテスト作成の段階でスクリプトとシステムの動作をデバッグします。

自動化に関するよくある質問

自動化をすぐに開始するにはどうすればよいですか?

VS Code用TSP Toolkitのクイック・スタート・ガイドを確認し、サンプル・スクリプトを参照して、MP5000の自動化を開始してください。

テスト・スクリプトをデバッグするにはどうすればよいですか?

TSP Toolkitのオン・インスツルメント・デバッガを使用して、変数や式をリアルタイムで監視します。また、MP5000のタッチ・スクリーンや、組み込みのWebインタフェースを使用して、テストシステムを中断することなく接続や設定を検証できます。

自動化にはどのようなプログラミング環境がサポートされていますか?

MP5000シリーズは、Pythonドライバ、tm_devicesのベータ版、および近日リリース予定のIVI-C、IVI.NET、LabVIEWドライバをサポートします。TSP Toolkitは組み込みスクリプトに使用できます。ACSソフトウェア(近日リリース)ではノーコードの自動化が可能です。既存の自動化フレームワークも活用できます。TSPのコマンドは、計測器との通信をサポートする任意のプログラミング言語を使用して送信できます。

MP5000と、サポートされているSMUおよびPSUを自動化するために、SCPIコマンドを使用できますか?

いいえ、MP5000はSCPIをサポートしていません。代わりに、TSP(テスト・スクリプト・プロセッサ)を使用します。TSPは最新のスクリプト言語で、SCPIと同じように使用できますが、組み込みの自動化、高速実行、スケーラブルなテスト戦略のために特別に設計されています。TSPの使用を始めましょう。