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テクトロニクス校正サービスの精度と信頼性が向上
当社は、専任のラボ・マネージャまたはメンテナンス・コーディネータであるお客様が、エンジニアリングと生産業務において非の打ちどころのない精度と信頼性を維持することの重要性を理解しています。テクトロニクスは、卓越性に対するコミットメントを共有し、校正サービスを比類ない確度と効率レベルで達成するために必要なツールを専用設計しています。
テクトロニクスの認定校正が選ばれる理由
テクトロニクスの認定校正サービスを利用すると、校正以上の利点を得ることができます。当社の専任チームが、校正を実施するだけでなく、お客様のチームの一員として、事業目標の達成を支援します。成功に貢献し、理想的な事業運営のための継続的なサポートを提供する、信頼できるパートナを得ることができます。当社の ISO/IEC 17025 認定校正は、国内および国際的な計測機関を通じて国際単位系にトレーサブルです。
テクトロニクス校正サービスの比類ないサービスの詳細
テクトロニクス校正サービスを利用すると、校正に留まらないさまざまな利点を得ることができます。競争優位性、確度への揺るぎない責任、期待を超える成果を達成する確信を得ることができます。
マルチブランド対応校正
当社は、お客様の保有機器が複数のブランドで構成されていることを理解しています。ブランドにかかわらず、メーカ仕様に準拠して一貫した確度を保証するために、当社はお使いの機器の校正ニーズにワン・ストップで便利に対応し、常に最高の性能を発揮できるようにします。
- メーカ仕様に準拠:テクトロニクスはお使いの機器を、機器メーカが公開/推奨している校正ポイントと手順に従って確実に校正します。
- 幅広い機器ブランドに対応:業界リーダからニッチなメーカまで、当社は、幅広いメーカの各種機器を校正する知識と経験を備えた、お客様の多様な機器ラインアップに対応する校正パートナです。
- 幅広い校正サービス提供オプションをご用意:お客様と協力して、サービス提供オプションを最適にカスタマイズします。現在のサービス:
- ラボ内
- 定期オンサイト
- 常駐
- 仮想オンサイト
- モバイル・ラボ
テクトロニクス/ケースレーの工場認定校正
テストおよび測定業界のリーダとして、テクトロニクス/ケースレーは確度と信頼性の基準を確立しています。当社の校正サービスにより、お使いのテクトロニクス/ケースレー機器に工場認定グレードの校正をご利用いただけます。75年以上にわたって高確度測定の最先端を行く当社の専門知識を活用してください。
テクトロニクス/ケースレーの工場認定校正サービスの比類ない利点の詳細をご覧ください。
- 包括的な保守点検:工場認定校正では、標準的な校正を上回る予知保守点検が、稼動機器全体に追加されます。お使いの機器を最高の状態に維持し、プラン期間を通して性能を最適化します。
- ファームウェアとソフトウェアのアップグレード:お使いの機器のファームウェアとソフトウェアを定期的に更新して、常に最新の状態を維持します。機器の可能性を最大限に引き出す最新機能や拡張機能を体験してください。
フィールド・サービス・マネージド校正
定評あるフィールド・サービス・マネージャとして、当社は各地域に分散したフィールド・サービス・チームを効率的に管理する際の課題を理解しています。ダウンタイムを最小限に抑え、生産性を最大限に高め、コストを最適化することは、フィールド・サービス業務で最高のパフォーマンスを発揮するための不可欠な要素です。
テクトロニクスのフィールド・サービス・マネージド校正は、以下のソリューションを提供します。
- ダウンタイムを最小限に抑制:機器の校正や修理による遅延を排除します。当社が、フィールド・サービス・ツール、供給品、付属品、消耗品の校正、修理、交換、廃棄のあらゆる側面を担い、チームが必要なときにすぐに適合済みのフィールド・サービス・ツールを提供します。
- 生産性の向上:フィールド・サービス・ツールの管理を当社の専門家にお任せいただくことで、お客様は優れたフィールド・サービスの提供という主要業務に専念できます。すべての校正および保守タスクを当社にお任せいただくことで、お客様は顧客への効率的なサービス提供に集中できます。
高品質、高確度の認定校正サービス
当社は、各種のテスト機器と測定機器のサービスを行う、高いスキルを持った校正技術者と比類ない専門知識を備えたカスタマ・サービス・エンジニアを誇りにしています。
すべての機器は、独立認定機関による厳格な認証および認定評価とトレーサビリティに関するNISTポリシーに従って綿密な校正手順を通過しており、高い精度、確度、信頼性を長期間維持します。
テクトロニクスをご利用いただくと、精度、確度、信頼性を優先するプロフェッショナルに貴重な資産を安心してお任せいただけます。
特定のニーズ向けにカスタマイズされたソリューション
エンジニアリングと生産オペレーションに同じものはありません。当社はこのことを理解しています。そのため、当社のアプローチは画一的ではありません。校正技術者、マテリアル・ハンドリング担当者、カスタマ・サービス・エンジニアの専任チームがお客様と緊密に連携して、固有の要件、課題、目標を把握します。続いて、お客様のニーズに合わせて理想的にカスタマイズされたサービス・ソリューションを開発し、お客様がイノベーションと生産効率に集中できるようにします。
信頼に基づくパートナシップ・アプローチ
テクトロニクスは単なるサービス・プロバイダではなく、お客様の成功を支援するパートナです。長期的な関係を構築する取り組みは、優れたサービスだけではなく、継続的なサポートと協力も期待できることを意味します。協力により、課題を克服し、お客様の事業目標の達成を支援します。
グローバル校正サービス・センタの拠点
時間は極めて重要です。当社はすばやく、便利にサービスにアクセスできる重要性を認識しています。戦略的に配置された当社のサービス・センタでは、いつでもどこでも必要に応じて、迅速なサポートを受けることができます。
校正に関するホワイト・ペーパーと導入事例
お客様の声
オンデマンド校正ウェブ・セミナ
高品質の校正は、機器の信頼性を高めるカギとなります。当社の校正専門家、Jack WojewskiとGuy Robinsonが、利用されるサービスの品質を確保するために考慮すべきいくつかの要素について説明します。ウェブ・セミナでは、以下の質問にお答えします。
- 校正が重要な理由
- 高品質の校正とは
- 校正プロバイダに求められること
- 校正の依頼に含めるべきこと
- 認定文書の範囲の読み方
FAQ
校正が必要な理由
機器校正とは、測定機器(未知のもの)を同等以上の基準と比較することです。機器校正では、取得する測定結果に対する信頼性がすべてであり、最初に機器を選択した時点の規格限界内で測定値が正確であることを保証します。
「一般的な」商業校正は、メーカの機器校正手順を参照し、試験対象機器の4倍以上の確度の参照基準によって実施されます。機器校正を行わないと、生産工程で誤った合格/不具合などのリスクが生じて、コストのかかる手直しや製品の廃棄につながる可能性があります。トレーサブルな機器校正により、当社の商取引の基準である国際規格への準拠も保証されます。
今日のデジタル機器は本質的に従来のアナログ機器よりも安定していますが、その許容誤差は以前よりもはるかに狭くなっています。さらに、最新のデジタル機器にも、時間の経過とともにパフォーマンスが変化するアナログの回路要素(プリアンプやバッファなど)が含まれています。定期的に校正を実施することにより、機器を最適な状態に保持し、設計、トラブルシューティング、製造の作業をスムーズに進めることができます。
機器の校正が必要な理由
機器校正により、測定確度が保たれます。使用している機器は、定期的に校正をおこなうことによって、正しく動作し、本来の性能を発揮することができます。機器を定期的に校正しないことによるコスト増とリスクも存在します。
機器校正は、エンジニアリング・プロセスの一部でなければなりません。校正により、一定期間にわたって測定値が保証され、手直し、リコール、返品、修理のリスクが低減されます。適切な機器校正により、市場投入までの時間を短縮し、テストにかかる総コストを削減できます。研究開発部門で不正確な測定結果が出ると、開発中の設計の動作に関する事実認定がゆがんでしまいます。不正確な計測器による設計検証で、不要な設計の手直しが発生することは避けなければなりません。
定期的な機器校正スケジュールを規定する規制要件が存在する場合もあります。監査時の違反に対する罰則は、罰金、事業の損失、工場の閉鎖、またはさらに重い場合もあります。
機器の中には移動が困難なものもあります。移動が困難な機器を校正する方法
校正のために機器を送ることが選択肢にない場合があります。当社では、オンサイト・サービスからローカル・サービス・センタまで、お客様のニーズに合わせて各種の配送オプションをご用意しています。
現地サービス・センタ –現地サービス・センタでは、センタ地域内で無料の集荷と配送、およびサードパーティによるコストを最小限に抑えた各種の認定を行っています。テクトロニクスには、北米に27ヵ所、世界各地に18ヵ所のセンタがあります。最寄りのサービス・センタをお探しください。
定期オンサイト・サービス – このオプションにより、事前に計画を立て、機器の稼動停止を回避して、設計と生産スケジュールへの影響を最小限に抑えることができます。このオプションは、移動できない繊細な機器や大型機器を校正するために最適なオプションです。
「仮想オンサイト・サービス」 – 新型コロナ・ウィルスによるパンデミックの懸念から、オンサイト・サービスで使われていたリソースと基準を適用した、新しい「仮想オンサイト」サービスを導入しました。引き続きサービス・センタでもサービスを実施しています。仮想オンサイトは、集荷と配送サービスを組み合わせることで、必要に応じて適切なソーシャル・ディスタンスを確保し、通常のオンサイト・サービス・イベントと同様の、迅速なターンアラウンド・タイムを提供します。
校正証明書とは
校正証明書は、機器の校正記録として重要な公式文書で、米国国立標準技術研究所(NIST)のトレーサビリティに関する重要な項目を提供します。この証明書の完全性と確度は、組織が実施した校正の信頼性と妥当性の証明となります。校正証明書は返送時に機器に添付されるもので、機器の状態(許容範囲外の状態や特別な測定状況など)に関する重要情報が記載されています。
校正証明書は、地域や規制要件により形式が異なる場合がありますが、通常は、校正実施日、環境条件、許容範囲内/許容範囲外の状態、トレーサビリティ・ステートメント、校正手順と間隔に関する情報などの詳細が記載されています。測定確度を評価し、測定の不確実性に伴うリスクを軽減するには、この証明書を理解して、保管することが重要です。
校正間隔とは
テスト機器と測定機器 に適した校正間隔は多くの要因によって異なるため、「画一的」なアプローチは使用できません。
テスト機器の測定確度に影響を与える要因と、校正間隔の決定時に考慮すべき点をご確認ください。
計測学について
計測学は、有効性が証明できる状態で、校正済みの機器が正確な結果を与えることを保証するものです。計測学の使命は、測定標準を維持し、効果的な新方式を開発し、世界中で測定結果が受け入れられることを保証することです。
校正を行う理由 測定結果に信頼性を持たせ、どこでも通用する意義あるものにするには、既知の標準に照らして測定機器を校正する必要があります。計測学とは、名目の面でも測定値の面でもこの信頼性を得るための学問です。
- 計測学は校正を定義し、測定ツールの予想範囲内の性能や精度を保証します。
- 計測学は、標準を定義して認定とトレーサビリティを規定するための学問分野です。
- 当社製品がその確度、精度、性能を高く評価していただいているのも、計測学に関するノウハウの蓄積があればこそです。
Tektronixでは、計測技術者が世界中の認定された校正施設で校正のポリシーと手順を指導します。Tektronixをサービス・プロバイダとして選択していただくと、経験豊富な計測スタッフと、豊富な製品固有の知識をもった経験豊富な技術者のサポートを受けることができます。
その結果として受けられるサービスは、業界随一の品質であることを保証いたします。
機器の校正と検証の違いとは?
機器校正では、測定デバイス(無名)と同等以上の標準デバイスとが比較され、検証では、想定される一定の成果をシステムまたはプロセスが発揮することが文書化されます。
校正関連用語
これらの重要な用語を理解して、校正プロセスの詳細をご確認ください。
便利な校正に関するリンク
- アジア太平洋地域計測プログラム(APMP)
- 国際度量衡局(Bureau International des Poids et Mesures、BIPM)
- 欧州-アジア国家計量標準機関協力機構(Euro-Asian Cooperation of National Metrological Institutes、COOMET)
- 欧州計量標準研究所協会(European Collaboration on Measurement Standards、EUROMET)
- 欧州認定機関協力機構(European Co-operation for Accreditation)
- 欧州法定計量協力機構(European Cooperation in Legal Metrology、WELMEC)
- アメリカ全体陸計量システム(Inter-American Metrology System、SIM)
- 国際地球回転・基準系事業(International Earth Rotation Service)
- 国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission、IEC)
- International Journal of Metrology and Quality Engineering(計量および品質工学国際ジャーナル)
- 国際試験所認定協力機構(International Lab Accreditation Cooperation、ILAC)
- 国際法定計量機関(International Organization of Legal Metrology、OIML)
- 国際度量衡学会(International Society for Weighing Measure)
- 国際光工学会(International Society for Optics and Photonics、SPIE)
- 国際標準化機構(International Standards Organization)
- NCSL International(National Conference of Standards Laboratories)
- 太平洋認定協力機構(Pacific Accreditation Cooperation)
- 測定トレーサビリティにおける南アフリカ開発共同体協力機構(South African Development Community Cooperation in Measurement Traceability)