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eモビリティの持続可能性は大きな課題
持続可能なeモビリティの実現には、リチウムイオン電池/リチウムイオン・ポリマ電池のセカンドライフ活用と効率的なリサイクルが、近い将来の鍵となります。この課題に取り組む新たな産業や企業が次々と生まれています。
バッテリ・リサイクルを最適化
バッテリ・リサイクルの各工程を最適化する、高効率のエネルギー回収とバッテリ試験システムを提供。
セカンドライフ用途では、双方向DC電源により使用済みバッテリの精密試験と再調整が可能。回生率96%超で電力系統へエネルギーを返送します。最終リサイクルでは、回生型電子負荷が安全かつ完全な放電を確実にし、残存エネルギーを回収。リスクとエネルギー損失を低減します。
これらの技術により、リサイクラはコストを下げ、安全性を高め、より持続可能な循環型バッテリ経済を実現できます。

セカンドライフ活用
双方向DCラボ電源でバッテリの残存容量を試験
主目的は、車両で使用後のeモビリティ用バッテリに第二の用途(セカンドライフ)を見出すことです。例えば、太陽光や風力のエネルギー貯蔵があります。残存容量試験では、まず満充電し、その後制御しながら放電します。容量(SOC)と劣化状態(SOH)を測定し、効率96%超でエネルギーを電力系統へ回生します。


双方向プログラマブルDC電源
この用途では、双方向のラボ電源を用いた評価が有効です。1台で、電動車で使用済みのバッテリが他用途で再利用可能かを検証できます。適用先が主として静的で残存容量が十分なら、定置型蓄電システムなどでセカンドライフとして活用できます。
本試験では、双方向電源でまず満充電し、同じ装置で制御放電します。容量(SOC)と劣化状態(SOH)を測定し、効率96%超で電力系統へ回生します。
最終リサイクル
高効率、安全、持続可能
リチウムイオン電池のリサイクルや再利用を経済的に成立させるには、全工程を最大効率で運用する必要があります。リチウムイオン電池/リチウムイオン・ポリマ電池は使用中に完全放電すべきではないため、多くの電池は残存容量を持ったまま廃棄工程に入ります。実際のリサイクル工程に入る前に、電池は完全放電しなければなりません。


系統連系回生型電子負荷による蓄電池の完全放電
セカンドライフの後、二次電池は最終リサイクルに回されます。この工程では、新しい電池の原材料として可能な限り多くの構成要素を回収します。分解して個々の部品にする前に、電池は完全放電する必要があります。感電や火災のリスクを避け、かつ電池に残るエネルギーを有効利用するためです。
EA Elektro-Automatikの回生電子負荷は、この目的に非常に効率的なソリューションです。
双方向プログラマブルDC電源の利点
バッテリ容量試験における高効率、高安全性
EA Elektro‑Automatikの双方向プログラマブルDC電源は、バッテリの最大限の充電、放電を確実に実行します。精密な試験により、被試験体(DUT)の残存容量に関する詳細データを取得できます。
時間短縮による経済性
3U筐体で最大15kW、4U筐体で最大30kWの高入力により、リチウムイオン電池の充放電時間を短縮し、コスト効率を高めます。さらに、装置を組み合わせて、総出力最大1.92MWの高性能スイッチギア・キャビネット・システムを構成できます。
EA Elektro‑Automatikの60kW・6U双方向電源は、最大3.84MWまでの並列運転に対応。コンパクトでモジュラ形式の構成で高効率回生と高スループット試験を実現します。
回生による投資回収
EA Elektro‑Automatikの双方向プログラマブルDC電源は、放電時に接続バッテリからエネルギーを取り出し、最大96%の効率でACへ変換します。これを施設の電力系統へ回生、再利用することで、電力コストを削減し、装置購入費の償却を促進します。
高い運用柔軟性
多用途かつ柔軟:EA Elektro‑Automatikの真のオートレンジ機能により、システム電圧が異なる蓄電システムでも、1台の双方向プログラマブルDC電源で充放電が可能です。例:400V系と800V系のいずれに対しても、1台で定格出力を提供できます。





