お問い合わせ
ダウンロード
マニュアル、データシート、ソフトウェアなどのダウンロード:
フィードバック
5シリーズMSO
Mixed Signal Oscilloscope Datasheet

詳細情報
- 5シリーズMSO
- 製品サポート
- その他の オシロスコープ製品ラインナップ、製品比較や使い方 情報を見る
オンラインで読む:
数値に裏付けられた高性能
入力チャンネル数
- FlexChannel®入力(4、6、または8)
- 1つのFlexChannelで以下の入力をサポートします。
- 1つのアナログ信号入力(波形表示、スペクトラム表示、または両方を同時)
- 8つのデジタル・ロジック入力(TLP058型ロジック・プローブを使用)
周波数帯域(全アナログ・チャンネル)
- 350MHz、500MHz、1GHz、2GHz(アップグレード可能)
サンプル・レート(全アナログ/デジタル・チャンネル)
- リアルタイム:6.25GS/s
- 補間:500GS/s
レコード長(全アナログ/デジタル・チャンネル)
- 62.5Mポイント(標準)
- 125、250、500Mポイント(オプション)
波形取込みレート
- 500,000波形/秒以上
垂直分解能
- 12ビットADC
- 最高16ビット(ハイレゾ・モード)
標準のトリガ・タイプ
- エッジ、パルス幅、ラント、タイムアウト、ウィンドウ、ロジック、セットアップ/ホールド時間、立上り/立下り時間、パラレル・バス、シーケンス、ビジュアル・トリガ、ビデオ(オプション)、RF対時間(オプション)
標準解析機能
- カーソル:波形、垂直バー、水平バー、垂直/水平バー
- 測定項目:36種類
- Spectrum View:周波数領域解析(周波数領域と時間領域は独立して設定可能)
- FastFrameTMによるセグメント・メモリ・アクイジション・モードにより、毎秒最大5,000,000フレーム以上の取込みが可能
プロット:タイム・トレンド、ヒストグラム、スペクトラム、位相ノイズ
- 演算機能:基本波形演算、FFT、拡張数式エディタ
- サーチ機能:任意のトリガ条件で検索が可能
- ジッタ:TIEおよび位相ノイズ
オプションの解析
- 拡張ジッタ/アイ・ダイアグラム解析ソフトウェア
- 拡張 Spectrum View
- RF対時間波形(振幅、周波数、位相)
- デジタル電源管理
- マスク/リミット・テスト
- インバータ、モータ、ドライブ
- LVDSのデバッグ/解析
- PAM3解析
- 拡張パワー測定/解析
組込みシリアル・バスのトリガ/デコード/解析(オプション)
- I2C、SPI、I3C、RS-232/422/485/UART、SPMI、CAN、CAN FD、LIN、FlexRay、SENT、PSI5,車載用Ethernet、MIPI D-PHY、USB 2.0、eUSB2、Ethernet、オーディオ、MIL-STD-1553、ARINC`429、SpaceWire、8B/10B、NRZ、マンチェスタ、SVID、SDLC、MDIO
シリアル・コンプライアンス・テスト(オプション)
- Ethernet、USB 2.0、車載用Ethernet、産業用Ethernet
- DDR3のデバッグ/解析/コンプライアンス・テスト
任意波形/ファンクション・ジェネレータ1
- 波形生成:最高50MHz
- 波形タイプ:任意波形、正弦波、方形波、パルス波、ランプ波、三角波、DC レベル、ガウシアン、ローレンツ、指数立上り/立下り、Sin(x)/x、ランダム・ノイズ、ハーバーサイン、心電図
デジタル・ボルトメータ2
- 4桁のAC実効値電圧、DC電圧、およびDC+AC実効値電圧測定
トリガ周波数カウンタ2
- 8桁
ディスプレイ
- 15.6型(396mm)TFTカラー
- 解像度:HD(1,920×1,080)
- 静電容量式(マルチタッチ)タッチスクリーン
- ビデオ出力の解像度:HD(1,920×1,080)
拡張機能
- USBホスト(7ポート)、USB 3.0デバイス(1ポート)、LAN(10/100/1000 Base-T Ethernet; LXI互換)、Display Port、DVI-D、VGA
e*Scope®
- 標準のWebブラウザを介した、ネットワーク接続経由でのオシロスコープの遠隔表示/制御が可能
標準プローブ
- 10MΩ受動電圧プローブ(容量負荷:4pF未満)、1chに1本
保証期間
- 3年間 (標準)、トータル保証サービス・プラン(オプション)
寸法
- 309mm×454mm×204mm(高さ×幅×奥行)
- 質量:11.4kg未満
革新的なピンチ - スワイプ - ズーム操作に対応したタッチスクリーンによるユーザ・インタフェース、業界トップクラスの大型HDディスプレイ、チャンネルあたり1つのアナログ信号または8つのデジタル信号の測定が可能なFlexChannel®入力を4/6/8チャンネル備えた5シリーズMSOは、今日、および将来予想される困難な課題にも対応できます。性能、解析機能、そしてユーザ・エクスペリエンス全般についても、新しい基準を確立しました。
チャンネル数の不足によって、検証やデバッグの作業が遅れる心配はもうありません。
5シリーズMSOは、4、6、8チャンネルの機種が用意されており、15.6型HD(1,920×1,080)大型ディスプレイを備えているため、複雑なシステムも効率的に解析できます。組込みシステム、三相パワー・エレクトロニクス、カー・エレクトロニクス、電源設計、DC-DCパワー・コンバータなど、多くのアプリケーションでは、デバイス性能の検証や特性評価、複雑なシステムの問題のデバッグを行うために、4つ以上のアナログ信号を観測する必要があります。
ほとんどのエンジニアは、非常に困難な問題のデバッグ中に、システムをより詳細かつ広範囲に解析する必要があったのに、使用しているオシロスコープのアナログ・チャンネル数が2つ、あるいは4つに限られていたという体験をしているはずです。オシロスコープをもう1台追加したとしても、トリガ・ポイントを揃えなければならないだけでなく、2つのディスプレイに渡ってのタイミング相関や、データの文書化において、大きな困難が付きまといます。
6および8チャンネルのオシロスコープの価格は、4チャンネルのモデルより、少なくとも50%または100%高くなるはずだ、と思われがちですが、実際に追加になる価格は、6チャンネルの機種で25%以下、8チャンネルの機種では67%以下に過ぎません。わずかなコストでアナログ・チャンネルを追加するだけで、プロジェクトを常に予定通りに進めることができるようになります。

優れた柔軟性を持ち、システム全体の広範囲な観測が可能なFlexChannel®技術
5シリーズMSOには、従来のミックスド・シグナル・オシロスコープ(MSO)の常識を超える新技術が取り入れられています。FlexChannel技術により、それぞれのチャンネル入力を1つのアナログ・チャンネル、8つのデジタル・チャンネル(TLP058型ロジック・プローブを使用)、またはそれぞれの領域を独立に設定し、アナログとスペクトラムを同時に表示することもできます。従来にない、柔軟なチャンネル構成が可能です。
8つのFlexChannelを備えた機種の場合、8つのチャンネルをすべてアナログ信号に割り当て、デジタル信号は未使用という構成も可能です。さらに、7つのアナログと8つのデジタル、あるいは6つのアナログと16のデジタル、5つのアナログと24のデジタルなど、柔軟な組み合わせが可能です。こうした構成は、TLP058型ロジック・プローブを着脱するだけで、いつでも簡単に変更できます。そのため、常に最適な数のデジタル・チャンネルを確保できます。

従来のMSOでは、デジタル・チャンネルはアナログ・チャンネルに比べてサンプル・レートが低く、レコード長も短いなど、さまざまなトレードオフがありました。 5 シリーズMSOでは、デジタル・チャンネルを新しいレベルで統合できます。デジタル・チャンネルでも、アナログ・チャンネルと同様に、高サンプル・レート(最高 6.25 GS/s)と長いレコード長(最大 500M ポイント)を利用できます。



優れた信号表示機能
5シリーズMSOに採用されている、15.6型(396mm)ディスプレイは、業界トップクラスの大型ディスプレイで、従来の10.4型(264mm)ディスプレイの2倍以上の広い表示領域があります。さらに、解像度もトップクラスで、フルHDの解像度(1,920×1,080)を備えているため、重要なリードアウトや解析のための領域を確保しながら、多くの信号を同時に観測できます。
表示領域は、垂直方向のスペースを波形表示に最大に利用できるように、最適化されています。右側の結果バーを非表示にすると、画面の横幅全体を波形表示に使用できます。

5シリーズMSOは、最新技術のスタック表示モードを備えています。従来、オシロスコープでは同じ目盛にすべての波形を重ねて表示していたため、さまざまなトレードオフが生じていました。
それぞれの波形を表示するには、波形が重なり合わないように、波形の垂直軸スケールと位置を調整しなければならない。それぞれの波形で利用できるADコンバータのレンジがわずかしかないため、測定確度が低下する
測定確度を維持するためには、それぞれの波形の垂直軸スケールと位置を調整して、画面全体に表示する必要がある。波形が互いに重なり合うため、個々の波形では信号の細部まで識別しにくい
新しいスタック表示では、これらのトレードオフが解消されます。波形のオン/オフが行われると、自動的に水平波形の"スライス"(追加の目盛)が追加または削除されます。それぞれのスライスが、その波形のADコンバータの全レンジを使用します。すべての波形は、別々に表示されてはいますが、ADコンバータの全レンジが使用されているため、表示機能と確度が最大に生かされます。これらの処理は、波形が追加または削除されると、すべて自動的に行われます。スタック表示モードでは、チャンネル/波形バッジをディスプレイ下部の設定バーにドラッグ・アンド・ドロップするだけでチャンネルの順序を簡単に変更できます。スライスの内部にチャンネルのグループをオーバーレイすることもできるため、信号の表示を見ながら簡単に比較できます。
5シリーズMSOは、超大型ディスプレイを備えており、広い表示領域を確保できるため、信号だけでなく、プロット、測定結果テーブル、バス・デコード・テーブルなど、豊富な情報を表示できます。アプリケーションに合わせて、サイズや位置も簡単に変更できます。

タスクに集中できる使いやすいユーザ・インタフェース
設定バー:主要パラメータと波形の管理
ディスプレイ下部の設定バーには、波形、オシロスコープの動作に関連する各種のパラメータが、"バッジ"として一列に表示されます。設定バーを使用すると、使用頻度の高い波形管理タスクにすばやくアクセスできます。以下のような操作は、シングル・タップで実行できます。
- チャンネルをオンにする
- 演算波形の追加
- リファレンス波形の追加
- バス波形の追加
- オプションの任意波形/ファンクション・ジェネレータ(AFG)を有効にする
- オプションの内蔵デジタル・ボルトメータ(DVM)を有効にする
結果バー:解析と測定
ディスプレイ右側の結果バーは、タップするだけで、カーソル、測定、サーチ、測定/バス・デコード結果テーブル、プロット、メモなど、使用頻度の高い解析ツールにすばやくアクセスできます。
DVM/測定/サーチ結果バッジは、すべて結果バーに表示されるため、波形表示エリアを圧迫することはありません。波形表示エリアをさらに広くしたい場合には、結果バーを消すこともできます。もちろん、いつでも再表示できます。

オシロスコープに最適化されたタッチ操作
タッチ・インタフェースを備えたオシロスコープは、今では決して珍しいものではありません。しかし、それらはすべて、後から付け足した機能に過ぎませんでした。5シリーズMSOは、静電容量方式のタッチスクリーンを備えた15.6型ディスプレイと、タッチ操作に最適化されたユーザ・インタフェースを備えた業界初のオシロスコープです。
5シリーズMSOでは、スマホやタブレット、その他のタッチスクリーン対応デバイスでお馴染みのタッチ操作がサポートされています。
- 波形を左右上下にドラッグすることで、水平/垂直位置の調整やパン/ズーム表示が可能
- ピンチ操作により、水平または垂直方向のスケールの変更やズーム・イン/アウトが可能
- アイテムをゴミ箱にドラッグするか、画面の端までドラッグして削除
- 右側からスワイプ(結果バーを表示)または上側からスワイプ(ディスプレイの左上にメニューを表示)
操作性に優れた前面パネル操作部を使用して、馴染みのあるノブやボタンによる調整を行えるだけでなく、マウスやキーボードを使用することもできます。
可変フォント・サイズ
従来、オシロスコープのユーザ・インタフェースでは、波形やリードアウトの表示を最適化するために、フォント・サイズを固定して設計されてきました。すべてのユーザが同じ表示設定であれば問題になりませんが、そうではない場合もあります。ユーザは画面を長時間凝視しなければならないため、これは大きな問題であると認識しています。5シリーズMSOは、可変フォント・サイズを実現しており、好みに合わせて、12ポイント~20ポイントまで自由に設定できます。フォント・サイズを調整すると、ユーザ・インタフェースは連動して拡大縮小するため、アプリケーションに合わせて最適なサイズに設定することができます。


前面パネルによる操作
従来、オシロスコープ前面は、表面の約50%がディスプレイ、残りの50%が操作部という構成が一般的でした。5シリーズMSOは、前面の約85%がディスプレイで占められています。広い表示領域を確保するために、前面パネルの構造を見直し、重要性の高い操作については、従来からの簡単で直観的な操作を維持する一方で、ディスプレイ上のオブジェクトから各種の機能に直接アクセスできるようにしたことで、メニュー・ボタンの数を減らすことに成功しています。
操作部の周囲がLEDで色分けされるため、トリガ・ソースや垂直軸スケール/ポジション・ノブがどのチャンネルに割り当てられているのか一目でわかります。実行/停止やシングル・シーケンスといった機能については、大きな専用ボタンが右上の目立つ場所に配置されています。強制トリガ、トリガ・スロープ、トリガ・モード、デフォルト・セットアップ、オートセット、クイックセーブといった機能についても、すべて専用の前面パネル・ボタンを使用できます。
Windows環境の導入を選択可能
5シリーズMSOは、、Microsoft Windows™オペレーティング・システムを使用するかどうかを、ユーザ自身が選択できるようにした、最初のオシロスコープです。機器底部のアクセス・パネルを開くと、ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)を接続するコネクタがあります。SSDが装着されていないときはオシロスコープ専用機として起動するため、他のプログラムをインストールして実行することはできません。
SSDが装着されている場合は、オープンなWindows10上にシステムが構成されるため、オシロスコープ・アプリケーションを最小化することでWindowsデスクトップにアクセスできます。もちろん、他のアプリケーションをインストールしたり、モニタを追加することで、デスクトップを拡張することができます。
Windowsを使用する、しないにかかわらず、オシロスコープの動作はまったく同じで、操作性、UIの操作方法にも違いはありません。
高チャンネル密度にも対応可能
5シリーズMSOでは、ロー・プロファイル・タイプのMSO58LP型も用意されています。高さ2Uのコンパクトなサイズに8つの入力チャンネル(1GHz)と補助トリガ入力、12ビットのA/Dコンバータを装備した5シリーズMSOロー・プロファイルは、高いチャンネル密度が求められるアプリケーションに対しても余裕を持って対応できます。

優れた性能
最高2GHzのアナログ周波数帯域、6.25GS/sのサンプル・レート、125Mポイントのレコード長(標準装備)、12ビットのADCを備えた5リーズMSOは、優れた信号忠実度、分解能で波形の細部まで取込むことができます。
デジタル・フォスファ技術とFastAcq™高速波形取込み
設計上の問題をデバッグするためには、まず問題の存在を知る必要があります。FastAcqとデジタル・フォスファ技術により、デバイスの実際の動作を確認することができます。毎秒500,000波形以上という高速の波形取込レートにより、デジタル・システムでよく見られるラント・パルス、グリッチ、タイミング問題など、間欠的に発生する問題も非常に高い確率で観測することができます。まれにしか発生しないイベントをはっきりと表示させるため、輝度階調表示を使用することで、通常の信号特性に対する、まれなトランジェントの発生頻度を表示します。

業界トップクラスの垂直分解能
大きな振幅の信号を取込みながら、信号の細部まで観察しなければならない場合でも、5シリーズMSOは、不要なノイズの影響を最小限に抑えながら、目的の信号を確実に取込める性能を備えています。5シリーズMSOの中心となる技術は、12ビットのADコンバータ(ADC)であり、従来の8ビットADCの16倍という優れた垂直分解能を実現しています。
新しいハイレゾ・モードでは、選択されたサンプル・レートに基づいて、ハードウェア・ベースの独自の有限インパルス応答(FIR)フィルタが適用されます。FIRフィルタは、そのサンプル・レートで利用可能な最高帯域幅を維持しながら、エイリアシングを抑制し、選択したサンプル・レートに対する使用可能帯域幅を上回る雑音をオシロスコープの増幅器やADCから除去します。ハイレゾ・モードでは、常に最低でも12ビットの垂直分解能が確保され、125MS/s以下のサンプル・レートでは垂直分解能は16ビットにまで拡張されます。
新しい低ノイズのフロントエンド増幅器により、5シリーズMSOの信号解像能力をさらに向上させています。

トリガ
デバイスの障害を検出するのは、デバッグの第1段階です。次に、原因を特定するために、想定されるイベントを取込まなければなりません。5シリーズMSOは、さまざまなタイプに対応した、高度なトリガ機能を提供しています。
- ラント
- ロジック
- パルス幅
- ウィンドウ
- タイムアウト
- 立上り/立下り時間
- セットアップ/ホールド時間違反
- シリアル・パケット
- パラレル・データ
- シーケンス
- ビデオ
- ビジュアル・トリガ
- RF周波数対時間
- RF振幅対時間
最大500Mポイントのレコード長により、数多くのイベントを取込むことができます。数千というシリアル・パケットでも1回で取込むことができ、高い分解能のままズーム表示して詳細に信号を観測し、信頼性の高い測定結果を記録できます。

ビジュアル・トリガ - 特定の信号をすばやく検出
複雑なバスから特定のサイクルを検出するには、何時間もデータを取込み、何千というアクイジションを調べる必要があります。そのイベントが発生したときのみ表示するようにトリガ設定できれば、この時間を短縮することができます。
ビジュアル・トリガは、オシロスコープのトリガ機能を拡張し、取込んだすべての波形取込をスキャンし、ディスプレイに表示されるエリア(図形形状)と比較します。マウスまたはタッチスクリーンにより、無制限数のエリアを作成できます。さまざまな形状(三角形、長方形、六角形、台形)を使用して、さまざまなトリガ動作に対応するエリアが設定できます。形状が作成できれば、必要に応じてカスタム形状を作成し、理想的なトリガ条件になるように編集することもできます。複数のエリアを定義すれば、オンスクリーンの編集機能を使用して、ブール論理式を使用した複雑なトリガ条件を設定できます。

重要な信号インベントにのみトリガすることで、手作業での取込み、アクイジションから検索するのに要する時間を大幅に短縮できます。秒、分の単位で重要なイベントが検出でき、短時間のうちにデバッグ/解析作業を終わらせることができます。ビジュアル・トリガは複数のチャンネルに対しても使用できるため、複雑なシステムのトラブルシューティングやデバッグにも最適です。

正確な高速プロービング
5シリーズMSO全機種に付属する、TPPシリーズ受動電圧プローブは、広いダイナミック・レンジ、豊富なプロービング・オプション、堅牢な機械設計などの汎用プローブの特長と、アクティブ・プローブの優れた性能を併せ持っています。1GHzのアナログ周波数帯域により、信号の高周波成分も観測できます。また、容量負荷がわずか3.9pFと優れており、回路に及ぼす影響が最小に抑えられるため、長いグランド・リードも使用できます。
減衰比が2:1のTPPプローブ(オプション)も用意されているため、低電圧の測定にも対応できます。一般的な低い減衰比の受動プローブと違い、TPP0502型の周波数帯域は500MHzでありながら、容量負荷も12.7pFと抑えられています。

TekVPI®プローブ・インタフェースは、プローブの使い勝手が格段に向上しています。安全性と信頼性に優れた接続が可能なだけでなく、TekVPIプローブの補正ボックス上には、多くのステータス・インジケータ、操作ボタンおよびプローブ・メニュー・ボタンが装備されています。このプローブ・メニュー・ボタンを押すと、すべてのプローブ設定や操作メニューがオシロスコープ上にプローブ・メニューとして表示されます。TekVPIインタフェースは、外部電源の必要なしに電流プローブを直接接続することができます。さらにTekVPIプローブは、USBまたはLAN経由でリモート制御できますので、自動試験装置においても汎用性の高いソリューションが可能になります。 5 シリーズMSOの前面パネル・コネクタは、最高80W の電力給電が可能で、接続されたすべてのTekVPIプローブに十分な電力を供給できるため、プローブ専用の電源を追加する必要がありません。
IsoVu™光アイソレーション型測定システム
インバータの設計、電源の最適化、通信リンクのテスト、シャント抵抗による電流の検出、EMI/ESD問題のデバッグを行う場合、あるいはテスト・セットアップからグランド・ループを取り除きたい場合、コモンモード干渉があると正確な測定が困難になり、設計/デバッグ/評価/最適化といった作業に支障が生じていました。
当社の画期的な新技術IsoVuでは、光給電型光ファイバを使用することにより、完全なガルバニック絶縁を可能にしています。TekVPIインタフェースを搭載した5シリーズMSOで使用すると、大きなコモンモード電圧がある場合でも、高い周波数の差動信号を正確に測定できる機能を備えた、業界初の測定システムが実現します。
完全なガルバニック絶縁
最高1GHzの周波数帯域に対応
同相除去比(CMRR):DC~100MHzで120dB(100万:1)以上
同相除去比(CMRR):全帯域で80dB(10,000:1)
差動電圧のダイナミック・レンジ:最高2,500V
コモンモード電圧レンジ:60kV

豊富な解析機能
基本波形解析機能
プロトタイプの性能がシミュレーション結果と一致していて、プロジェクトの設計目標を満たしていることを検証するためには、注意深く解析を行う必要があります。そこには、立上り時間やパルス幅のチェックといった単純なものから、電力損失の解析、システム・クロックの特性評価、ノイズ発生源の調査といった高度なものまで、さまざまな作業が伴います。
5シリーズMSOは、豊富な解析ツールを標準で備えています。
- 波形/スクリーン・ベースのカーソル
- 36種類の自動測定結果にはレコードのすべてのインスタンスが含まれており、あるイベントから次のイベントへとナビゲートできるだけでなく、レコードの最小値または最大値をすばやく表示することも可能
- 基本波形演算
- 基本FFT解析
- フィルタや変数を使用した任意波形の数式編集などの高度な波形演算
- 拡張Spectrum View:周波数領域解析(時間領域と周波数領域は独立して設定可能)
- FastFrame™セグメント・メモリにより、オシロスコープのアクイジション・メモリを効率的に活用できるため、1つの波形レコードに数多くのトリガ・イベントを効率的に取込むことができ、イベント間の時間ギャップを無視できます。各セグメントは個別に、または重ねて表示できます。
測定結果テーブルには、測定結果についての総合的な統計表示のほか、現在のアクイジションと、すべてのアクイジションの両方を対象とした統計値も表示されます。

コールアウト


テストの結果や手順を文書化することは、チーム間でデータを共有したり、後日の再測定、顧客レポートを作成する際に非常に重要です。画面上で数回タップするだけで、必要な数だけカスタム・コールアウトを作成できるため、テスト結果の具体的な詳細を文書化することができます。それぞれのコールアウトは、テキスト、位置、色、フォント・サイズ、フォントをカスタマイズできます。
ナビゲーションとサーチ
長いレコード長の波形から目的のイベントを探す場合、適切なサーチ・ツールがないと時間のかかる作業になります。今ではレコード長は数百万ポイントにもなり、目的のイベントを特定するためには数千画面をスクロールしなければなりません。
5シリーズMSOには、革新的なWave Inspector®という波形検索、操作ツールがあり、波形レコード内をすばやくパン、ズーム表示することができます。独自のフォースフィードバック・システムにより、波形レコードの最初から最後までをわずか数秒で移動できます。ディスプレイ上でドラッグやピンチ/拡大といったジェスチャを使用すれば、長いレコードでも目的の領域を効率的に調査できます。
サーチ機能では、独自に定義した条件でロング・メモリ上のイベントを検索できます。条件に該当するすべてのイベントには検索マークが付き、前面パネルまたはディスプレイのサーチ・バッジの戻る(←)、次へ(→)ボタンを押すことで、イベント箇所に簡単に移動することができます。サーチの種類には、エッジ、パルス幅、タイムアウト、ラント、ウィンドウ、ロジック、セットアップ/ホールド、立上り/立下り時間、パラレル/シリアル・バス・パケットのデータなどがあります。独自のサーチを定義することもできます。
サーチ・バッジのMin/Maxボタンを使用すると、検索結果の最小値および最大値にすばやくジャンプできます。

マスク/リミット・テスト(オプション)

シグナル・インテグリティにフォーカスしたい場合、または製造試験の合否条件を設定する場合にも、マスク・テストは、システム内の特定の信号の動作の特性評価をするための効率的なツールです。画面上にマスク・セグメントを描くことで、カスタム・マスクをすばやく作成できます。特定の要件に合わせてテストを調整し、マスク・ヒットが検出されたとき、またはテスト結果がパスまたはフェイルになったときに取るべきアクションを設定します。
リミット・テストは、信号の長期的な挙動を監視するために有効な手法であり、生産ラインのテストで新しい設計を特性評価したり、ハードウェアの性能を検証するのに役立ちます。リミット・テストは、ユーザが設定する垂直方向、水平方向のマージンを持った基準波形と測定信号を比較します。
マスク・テストやリミット・テストは、以下のように特定の要件に合わせて簡単にカスタマイズできます。
- 波形の数でテスト期間を定義
- 違反判定のためのスレッショルド値を設定
- 違反/不合格の数をカウントし、統計情報レポートを作成
- 違反時、テスト不合格時、およびテスト完了時のアクションを設定
シリアル・プロトコル・トリガ/解析(オプション)
デバッグでは、1つまたは複数のシリアル・バスを観察することによって、システムのアクティビティの流れを追跡できると大変有効です。たった1つのシリアル・パケットであっても、手動でデコードしようとすると、かなり手間がかかります。長いメモリ長の場合だと、パケット数は数千にも達します。
取り込もうと試みているイベントが明確であり、シリアル・バスに特定のコマンドが送出されたときにそのイベントが発生するというのであれば、そのイベントでトリガできれば、効率よく解析できるはずです。残念ながら、エッジまたはパルス幅トリガを指定するだけで、こうしたトリガが可能になるわけではありません。

5 シリーズMSOシリーズは、I2C、SPI、I3C、RS-232/422/485/UART、SPMI、CAN、CAN FD、LIN、FlexRay、SENT、PSI5、車載用Ethernet、MIPI D-PHY、USB LS/FS/HS、eUSB2.0、 Ethernet 10/100、オーディオ(I2S/LJ/RJ/TDM)、MIL-STD-1553、ARINC`429、,Spacewire、8B/10B、NRZ、マンチェスタ、SVID、SDLC、MDIOなど、組込み設計によく使用される、ほとんどのシリアル・バスに対応できます。
シリアル・プロトコル・サーチを使用すると、長いメモリ長でも効率的にシリアル・パケットを検索できるため、指定した特定のパケット内容を確実に検出できます。検出されたイベントには検索マークが付きます。前面パネルまたは結果バーに表示されるサーチ・バッジの戻る(←)ボタンや次へ(→)ボタンを押すだけで、マーク間をすばやく移動することができます。
ツールはシリアル・バスのために用意されたものですが、パラレル・バスでも機能します。5シリーズMSOでは、パラレル・バスも標準でサポートされています。パラレル・バスは、最大64ビット幅で、アナログ・チャンネルとデジタル・チャンネルを混在させることができます。
シリアル・プロトコル・トリガを使用することで、パケットの開始、特定のアドレス、特定のデータ内容、固有の識別子、エラーなど、特定のパケット内容でトリガできる
バス波形により、バスを構成するClock、Data、Chip Enableなどの個々の信号に沿ってわかりやすく表示でき、パケットの開始と終了、アドレス、データ、識別子、CRCなどのサブパケット・コンポーネントを簡単に識別できる
バス波形は、表示された他の信号と時間相関が取れているため、被測定システムの異なる部分のタイミング関係も簡単に測定できる
バス・デコード・テーブルには、アクイジションのすべてのデコードされたパケットが(一般的なソフトウェアのリスト表示と同様の)表形式で表示されるパケットにはタイムスタンプが付き、アドレス、データなど、コンポーネントごとにカラムとして連続にリスト表示される
コンプライアンス・アプリケーション(オプション)
組込み機器の設計者が最も重視するのが、さまざまな組込み/インタフェース技術についてのコンプライアンス・テストです。これを確実に実施することで、デバイスはプラグフェストでロゴ認証を取得し、他の対応機器との互換性を保証できるようになります。
USB、Ethernet、メモリ、ディスプレイ、MIPIなどの高速シリアル規格のための仕様は、それぞれの規格のコンソーシアムや運営団体によって策定されます。こうしたコンソーシアムとも緊密に連携しながら、テクトロニクスはオシロスコープベースのコンプライアンス・アプリケーションを開発してきました。単にパス/フェイルの結果を示すだけではなく、不合格になった設計を効率的にデバッグできるように、ジッタ/タイミング解析といった関連する測定ツールを提供するなど、原因を詳細に解析するための機能を備えています。
これらの自動コンプライアンス・アプリケーションをフレームワークに組み込むことでさまざまなメリットが生まれます。
- 認証試験項目を完全にカバーした包括的なテストの実施
- カスタマイズ可能な設定に基づき最適化されたアクイジションとテスト・シーケンスによるテスト時間の短縮
- 取込み済みの信号に基づいて解析できるため、必要な取込みが完了すれば、被測定デバイス(DUT)をセットアップから取り外すことも可能。異なるオシロスコープや別の場所で取り込まれた波形も解析できるため、高度なコラボレーションを生かしたテスト環境の構築が可能
- アクイジション中に取り込まれた信号を確認できる信号検証オプション
- 設計のデバッグに最適なパラメトリック測定機能の追加
- カスタム・アイ・ダイアグラム/マスク・テストによる設計マージンの解析
- セットアップ情報、結果、マージン、波形のスクリーンショット、プロット画像などを記載した複数フォーマットに対応した詳細なレポートの生成

Spectrum View

多くの場合、周波数領域で1つまたは複数の信号を表示することで、問題のデバッグが容易になります。こうしたニーズに対応するために、従来からオシロスコープには演算ベースのFFT機能が内蔵されていました。しかし、FFTの使用には以下の2つの点で難点があることが知られていました。
第一に、周波数ドメイン解析を行う場合、スペクトラム・アナライザに通常搭載されている中心周波数、スパン、分解能帯域幅(RBW)といった項目が当然設定できると考えるはずです。ところがFFTを使用すると、サンプル・レート、レコード長、時間軸といった従来からのオシロスコープの設定を使用しなければなりません。周波数ドメインに目的の信号を表示するには、ある程度の経験と技術が必要です。
次に、FFTはアナログの時間ドメイン表示と同じアクイジション・システムによって駆動されていることが挙げられます。アナログ表示に合わせて取込み設定を最適化すると、目的の周波数ドメイン表示が得られません。期待通りの周波数領域表示が得られると、今度はアナログ表示に問題が生じます。演算ベースのFFTでは、両方の領域の表示を最適化することは事実上不可能です。
Spectrum Viewはこうした問題をすべて解決します。当社独自の特許技術により、それぞれのFlexChannelにデシメータ(時間領域)とデジタル・ダウンコンバータを配しています。2つの異なる取込み経路を使用することで、入力信号を時間領域表示と周波数領域表示の両方で同時に観測できます。それぞれの領域は、独立した取込み設定が可能です。それぞれのドメインには独立した取込み設定を使用できます。他社製品ではさまざまな種類の「スペクトラム解析」パッケージが提供されており使いやすさを謳っていますが、そうした製品にはすべて前述した通りの制限が見られます。本当に使いやすく、両方の領域で同時に最適な表示が得られる優れた機能を備えているのは、当社のSpectrum Viewだけです。

RF信号変化の観測(オプション)
RF時間ドメイン波形は、時間とともに変化するRF信号の理解に役立ちます。Spectrum Viewの基盤であるI/Qデータから得られた、以下の3つのRF時間領域波形があります。
- 振幅 - スペクトルの瞬時振幅対時間
- 周波数 - 中心周波数に対するスペクトラムの瞬時周波数対時間
- 位相 - 中心周波数に対するスペクトラムの瞬時位相対時間
これらの波形は個別にオン/オフすることも、3つ同時に表示することもできます。

RF信号の変化でトリガ(オプション)
電磁干渉の発生源を見つける必要がある場合や、VCOの動作を理解する必要がある場合に、RF対時間のハードウェア・トリガを使用することで、RF信号の挙動を簡単に分離、捕捉し、検査できます。RF振幅対時間やRF周波数対時間のエッジ、パルス幅、およびタイムアウトでもトリガできます
SignalVu-PC(オプション)による包括的なベクトル信号解析
基本的なスペクトラム、振幅、周波数、位相対時間だけでなく、より高度な解析が必要な場合は、SignalVu-PCベクトル信号解析アプリケーションを利用できます。これにより、詳細なトランジェントRF信号解析やRFパルス特性解析、包括的なアナログ/デジタルRF変調解析が可能になります。
5シリーズ・オシロスコープでSignalVu-PCを動作させるには、以下の3項目が必要です。
- 別のWindows PCでアプリケーションを実行する場合、Windows SSD(5-WIN)をオシロスコープにインストールする必要があります。
- I/Qデータを転送するには、Spectrum View RF対時間トレース(Opt. 5-SV-RFVT)をオシロスコープにインストールする必要があります。
- アプリケーションの基本機能(16種類以上のRF測定/表示機能を含む)を有効にするには、Connect(Opt. CONxx-SVPC)ライセンスをSignalVu-PCにインストールする必要があります。
各チャネルに装備されたRFデジタル・ダウンコンバータと統合された測定エンジンは、複雑なミックスド・シグナル/ミックスド・ドメイン解析のニーズを1つの装置でカバーしています。
ジッタ解析
5シリーズMSOには、標準でDPOJET Essentialsジッタ/タイミング解析ソフトウェアが内蔵されており、連続クロックとデータ・サイクルをシングルショットのリアルタイム取込みで測定できるようにオシロスコープの能力を拡張しています。これにより、タイム・インターバル・エラーや位相ノイズなどの重要なジッタ/タイミング解析パラメータが測定でき、システム・タイミング問題を検証することができます。
時間トレンドやヒストグラム・プロットなどの解析ツールで時間とともに変化するタイミング・パラメータのすばやい表示、あるいはスペクトラム解析でジッタや変調ソースの周波数や振幅の正確な表示が可能になります。
Opt. 5-DJA を使用すると、ジッタ解析機能を追加して、より高度なデバイス性能の特性評価が可能になります。31種類の測定機能により、広範囲なジッタ/アイ・ダイアグラム解析と分離アルゴリズムが追加され、今日の高速シリアル、デジタル/通信システム設計におけるシグナル・インテグリティ問題の検出が可能になります。Opt. 5-DJA を使用することで、アイ・ダイアグラム・マスク・テストによる自動パス/フェイル・テストも行えます。

パワー解析(オプション)
5シリーズMSOは、オプションでパワー解析パッケージ(Opt. 5-PWR/SUP5-PWR)が統合でき、電力品質、入力容量、突入電流、高調波、スイッチング・ロス、安全動作領域(SOA)、変調、リップル、磁気測定、効率、変調、タイミング、スルー・レート(dv/dtおよびdi/dt)、制御ループ応答(ボード線図)、電源電圧変動除去比(PSRR)などを優れた再現性で効率的に測定できます。
自動測定機能では、ボタンにタッチするだけで測定品質や再現性を最適化できるため、外部PCやソフトウェアの複雑なセットアップも一切不要です。

インバータ/モータ・ドライブ解析(オプション)

三相電力を利用するシステムの設計や検証では、制御システムとパワー・エレクトロニクスをシステム全体の性能と相関させることが困難な場合があります。IMDAは、5シリーズMSO(MSO56型およびMSO58型)の6チャンネルおよび8チャンネルの機種で、デジタル制御やパワー・エレクトロニクスのサブシステムを解析するのに使用できます。
この機能を使用すると、より詳細な解析が可能になるため、以下のようなシステムの設計/効率/信頼性を効果的に検証できます。
- 三相電力インバータ、コンバータ、電源装置、およびDC-ACトポロジの車載用三相設計
- モータ(ブラシレスAC、ブラシレスDC、誘導、永久磁石、ユニバーサル、ステッパ、ロータ)
- ドライブ(AC、DC、可変周波数、サーボ)
Opt. 5-IMDAには、以下の自動測定機能が含まれます。
- 入力解析
- 位相図による電力品質
- 高調波
- 入力電圧
- 入力電流
- 入力電力
- リップル解析
ライン・リップル
- スイッチング・リップル
- 出力解析
位相図
- 効率
- 結線の構成
電圧1/電流1 - 1P2W
電圧2/電流2 - 1P3W
電圧2/電流2 - 3P3W
- 電圧3/電流3 - 3P3W
- 電圧3/電流3 - 3P4W
Opt. 5-IMDA-DQ0を使用することで、三相ACの時間領域の波形をDC信号に変換して、位相プロット上に回転座標としてグラフィカルに表示する機能を利用できます。
豊富な機能であらゆるニーズに対応
拡張機能
5 シリーズMSOは、複数の外部接続ポートを経由して、ネットワーク接続、PCへの直接接続、または他のテスト機器に接続することができます。
前面パネルには2個のUSB 2.0ホスト・ポートと1個のUSB 3.0ホスト・ポート、さらに後部パネルにも4個以上のUSB ホスト・ポート(USB 2.0×2、USB 3.0×2)が装備されており、スクリーンショット、機器の設定、波形データなどをUSBメモリに簡単に保存できます。USBホスト・ポートには、USBマウスやキーボードも接続でき、機器のコントロールやデータ入力に利用できます。
後部パネルにはUSBデバイス・ポートが装備されており、PCでリモート制御することができます。
後部パネルには10/100/1000BASE-T Ethernetポートがあり、計測器の制御に使用できます(LXI Core 2011にも対応)。
後部パネルの DVI-D、Display Port、およびVGAポートから、画面を外部モニタまたはプロジェクタに表示することができます。

自動試験装置(ATE)システムを迅速かつスムーズにアップグレード
自動化されたテスト・システムと密接に関わる仕事に従事している方なら、新しいモデルやプラットフォームへの移行に伴う苦労をよくご存じのはずです。新しい製品に対応するために、既存のコードベースを修正するのは、法外なコストがかかる場合があり、移行作業も複雑になります。そんな方に最適なソリューションをお届けします。
すべての5シリーズMSOには、プログラム・インタフェース(PI)トランスレータが搭載されています。有効にすると、PIトランスレータは、テスト・アプリケーションとオシロスコープの間の中間層として機能します。これは、一般的なDPO/MSO5000BシリーズおよびDPO7000Cシリーズ・プラットフォームのレガシ・コマンドのサブセットを認識し、即座に5シリーズMSOのサポートされているコマンドに変換します。トランスレータのインタフェースは、きわめて可読性に優れているため、どなたでも簡単に拡張することができます。動作をカスタマイズすることで、新しいオシロスコープに移行する際に必要な労力を最小限に抑えられます。
リモート操作による共同作業の効率化
離れた場所にいる設計チームと一緒に作業ができます。
内蔵のe*Scope®機能を使用すると、標準Webブラウザを通じて、ネットワーク経由でオシロスコープを制御することもできます。オシロスコープのIPアドレスまたはネットワーク名を入力するだけで、ブラウザにWebページが表示されます。離れた場所からでも、その場にいるのとまったく同じように、オシロスコープを制御できます。あるいは、Microsoft Windows Remote Desktop™機能を使用して、オシロスコープに直接接続し、リモート制御することもできます。
業界標準のTekVISA™プロトコル・インタフェースが含まれており、データ解析やドキュメンテーションなどのWindowsアプリケーションの利用や拡張も可能です。IVI-COM機器ドライバが含まれており、オシロスコープ上または外部PC上のプログラムから、LANまたはUSBTMC接続を使用して、オシロスコープと容易に通信することができます。

PCベースの解析とオシロスコープへのリモート接続
数々の受賞に輝くオシロスコープの解析機能をPCで利用できます。いつでもどこでも波形を解析できます。無料の基本パッケージがあれば、波形のスケール調整や測定を実施できます。オプションを購入していただくことで、マルチスコープ解析、バス・デコード、パワー解析、ジッタ解析などの高度な機能を追加できます。

TekScope PC解析ソフトウェアは、以下のような機能を備えています。
- テクトロニクスや他社の機器から、当社のオシロスコープ・セッション・ファイル/波形ファイルの呼び出しが可能
- サポートされている波形ファイル・フォーマット:.wfm、.isf、.csv、.h5、.tr0、.trc、.bin
- 当社4/5/6シリーズMSOにリモート接続してリアルタイムでデータを取得
- チームでデータをリモートで共有できるので、誰もが実際にオシロスコープを使用するのと変わらない操作感で測定や解析を実行可能
- 複数のオシロスコープの波形をリアルタイムに同期させることが可能
- オシロスコープにTekScope PC解析ソフトウェアが搭載されていない場合でも、高度な解析を行うことが可能
任意波形/ファンクション・ジェネレータ(AFG)
オプションの任意波形/ファンクション・ジェネレータを追加すると、センサ信号のシミュレーション信号を出力できるほか、信号にノイズを付加してマージン・テストを実行することもできます。統合されたファンクション・ジェネレータは、最高50MHzの標準波形(正弦波、方形波、パルス、ランプ/三角波、DC、ノイズ、sin(x)/x (Sinc)、ガウシアン、ローレンツ、指数立上り/立下り、ハーバーサイン、Cardiac)を出力します。AFGは最大128kポイントの波形を内蔵ストレージまたはUSBデバイスから読み込むことができます。
AFGの機能は当社のArbExpress(PCベースの波形作成/編集ソフトウェア)と互換性があり、複雑な波形を迅速かつ容易に作成できます。
デジタル・ボルトメータ(DVM)とトリガ周波数カウンタ
本機は4桁のデジタル・ボルトメータ(DVM)と8桁のトリガ周波数カウンタを内蔵しています。オシロスコープ付属のプローブを使用して、任意のアナログ入力を電圧計の測定対象にすることができます。トリガ周波数カウンタは、きわめて精度の高いリードアウトを備えており、トリガとして設定したイベントの周波数を確実に読み取れます。
DVMおよびトリガ周波数カウンタは、どちらも製品登録いただくと無償でアクティベートされて利用可能になります。
セキュリティ強化オプション
セキュリティ強化オプションであるOpt. 5 -SECを使用することで、計測器のすべての入出力ポートおよびファームウェア・アップグレードに、パスワードによる保護の有効/無効を設定できます。さらに、Opt. 5 -SECは、ユーザ設定/波形データを内部メモリに一切残さない機能も備えており、高度なセキュリティ・レベルを実現できます。この機能は、国家産業セキュリティ操作マニュアル(NISPOM)のDoD 5220.22-M方式(第8章)のほか、NISPOMに基づく国防保安局の機密情報システム認定/認証マニュアルに準拠しています。そのため、セキュリティが保護されたエリアの外部にも、安心して機器を持ち出すことができます。
必要にときに、必要な状況におけるヘルプ表示
5シリーズMSOには、役に立つ情報リソースが内蔵されており、疑問が生じても即座に回答が得られるため、マニュアルやWebサイトを参照する手間が省けます。
- 多くのメニューでは、グラフィカルなイメージと説明テキストが使用されており、機能の概要をすばやく把握できる
- すべてのメニューの右上には、クエスチョン・マークが表示されており、内蔵ヘルプ・システムのそのメニュー項目に関連する部分を直接参照できる
- ヘルプ・メニューには、ユーザ・インタフェースに関する簡単なチュートリアルが内蔵されているため、初心者でも短時間で操作方法を習得できる

1オプション(アップグレード可能)
2Web からの製品登録で無償
仕様
すべての仕様は、特に断りのないかぎり、保証値を示します。すべての仕様は、特に断りのないかぎり、すべての機種に適用されます。
モデル概要
MSO54 | MSO56 | MSO58 | |
---|---|---|---|
FlexChannel入力数 | 4 | 6 | 8 |
最大アナログ・チャンネル数 | 4 | 6 | 8 |
最大デジタル・チャンネル数(オプションのロジック・プローブを使用) | 32 | 48 | 64 |
周波数帯域(立上り時間の計算値) | 350MHz(1.15ns)、500MHz(800ps)、1GHz(400ps)、2GHz(225ps) | ||
DCゲイン確度 | 2GHz未満の機種: 50Ω:±1.0%(1mV/div以下では±2.0%) フル・スケールの±0.5%(1mV/divおよび500μV/div設定ではフル・スケールの±1.0%) 1MΩ:±1.0%(1mV/div以下では±2.0%) フル・スケールの±0.5%(1mV/divおよび500μV/div設定ではフル・スケールの±1.0%) 2GHzの機種: 50Ω:±1.2%(1mV/div以下では±2.0%) フル・スケールの±0.6%(1mV/divおよび500μV/div設定ではフル・スケールの±1.0%) 1MΩ:±1.0%(1mV/div以下では±2.0%) フル・スケールの±0.5%(1mV/divおよび500μV/div設定ではフル・スケールの±1.0%) | ||
ADC分解能 | 12ビット | ||
垂直分解能 | 8ビット@6.25GS/s 12ビット@3.125GS/s 13ビット@1.25GS/s(ハイレゾ) 14ビット@625MS/s(ハイレゾ) 15ビット@312.5MS/s(ハイレゾ) 16ビット@125MS/s以下(ハイレゾ) | ||
サンプル・レート | 6.25GS/s(全アナログ/デジタル・チャンネル、分解能:160ps) | ||
レコード長(標準) | 62.5Mポイント(全アナログ/デジタル・チャンネル) | ||
レコード長(オプション) | 125M、250M、500Mポイント(全アナログ/デジタル・チャンネル) | ||
波形取込みレート | 500,000波形/秒以上 | ||
任意波形/ファンクション・ジェネレータ(オプション) | 13種類の定義済み波形タイプ、最高50MHz出力 | ||
DVM | 4桁のDVM(Webからの製品登録で無償) | ||
トリガ周波数カウンタ | 8桁の周波数カウンタ(Webからの製品登録で無償) |
垂直軸システム-アナログ部
- 帯域の選択
50Ω:20MHz、250MHz、その機種の全帯域
1MΩ:20MHz、250MHz、500MHz
- 入力カップリング
- DC、AC
- 入力インピーダンス
50Ω±1%
1MΩ±1%(13.0pF±1.5pF)(2GHz未満の機種)
1MΩ±1%(14.5pF±1.5pF)(2GHzの機種)
- 入力感度
- 1MΩ
- 500µV/div~10V/div(1-2-5シーケンス)
- 50Ω
- 500µV/div ~1V/div(1-2-5シーケンス)
- 注:機器の周波数帯域設定により異なりますが、500μV/divは1mV/divをデジタル・ズームで2倍に拡大したものか、
- 最大入力電圧
50Ω:5VRMS、ピーク電圧≦±20V(DF≦6.25%)
1MΩ:300VRMS CAT II
4.5MHz~45MHzでは20dB/decadeの割合で低下(1MΩ)
45MHz~450MHzでは14dB/decadeの割合で低下、450MHz以上では5.5VRMS
- 有効ビット数(ENOB)、代表値
- 2GHz未満の機種、ハイレゾ・モード、50Ω、10MHz入力、90%フル・スケール
周波数帯域 ENOB 1GHz
7.6 500MHz
7.9 350MHz
8.2 250MHz
8.1 20MHz
8.9 - 2GHzの機種、ハイレゾ・モード、50Ω、10MHz入力、90%フル・スケール
周波数帯域 ENOB 1GHz
7.0 250MHz
7.8 20MHz
8.7
- ランダム・ノイズ(RMS、代表値)
- 2GHzの機種、ハイレゾ・モード(RMS)
2GHzの機種 50Ω 1MΩ V/div 1GHz 250MHz 20MHz 500MHz 250MHz 20MHz 1mV/div以下3 66.8μV 66.8μV 27.2μV 208μV 117μV 64.6μV 2mV/div4 96.9μV 77.5μV 28.5μV 224μV 117μV 66.7μV 5mV/div5 202μV 108μV 37.4μV 238μV 133μV 68.7μV 10mV/div 275μV 147μV 56.1μV 277μV 173μV 83.6μV 20mV/div 469μV 251μV 106μV 416μV 278μV 125μV 50mV/div 1.10mV 589μV 253μV 916μV 620μV 271μV 100mV/div 2.75mV 1.47mV 602μV 1.90mV 1.36mV 603μV 1V/div 18.4mV 10.8mV 4.68mV 20.3mV 14.6mV 6.54mV
- 1GHz、500MHz、350MHzの機種、ハイレゾ・モード(RMS)
2GHz未満の機種 50Ω 1MΩ V/div 1GHz 500MHz 350MHz 250MHz 20MHz 500MHz 350MHz 250MHz 20MHz 1mV/div以下6 254μV 198μV 141μV 118μV 70.0μV 189μV 143μV 118μV 64.8μV 2mV/div 255μV 198μV 143μV 121μV 70.4μV 194μV 145μV 121μV 66.0μV 5mV/div 262μV 202μV 150μV 133μV 72.8μV 196μV 152μV 130μV 69.6μV 10mV/div 283μV 218μV 169μV 158μV 79.8μV 212μV 167μV 154μV 78.2μV 20mV/div 357μV 273μV 222μV 223μV 102μV 269μV 214μV 223μV 104μV 50mV/div 677μV 516μV 436μV 460μV 196μV 490μV 410μV 480μV 207μV 100mV/div 1.61mV 1.23mV 1.02mV 1.04mV 464μV 1.16mV 964μV 1.05mV 475μV 1V/div 13.0mV 9.88mV 8.41mV 8.94mV 3.77mV 13.6mV 10.6mV 11.1mV 5.47mV
- ポジション・レンジ
- ±5div
- オフセット・レンジ(最大)
- 2GHzの機種
V/div設定 最大オフセット・レンジ、50Ω入力 500µV/div~50mV/div ±1V 51mV/div~99mV/div ±(-10 ×(V/div設定)+1.5V)
100mV/div~500mV/div ±10V 501mV/div~1V/div ±(-10 ×(V/div設定)+15V)
V/div設定 最大オフセット・レンジ、1Ω入力 500µV/div~63mV/div ±1V 64mV/div~999mV/div ±10V
1V/div~10V/div ±100V - 1GHz以下のモデル
V/div設定 最大オフセット・レンジ 50Ω入力 1MΩ入力 500µV/div~63mV/div ±1V ±1V 64mV/div~999mV/div ±10V ±10V 1V/div~10V/div ±10V ±100V
- オフセット確度
±(0.005 ×|オフセット-ポジション|+DCバランス)
- チャンネル間クロストーク(代表値)
200:1以上(定格周波数まで。V/div設定が等しい任意の2つのチャンネル)
- DCバランス
0.1div、オシロスコープの入力インピーダンス:DC~50Ω(BNC、50Ω終端)
0.2div(1mV/div)、オシロスコープの入力インピーダンス:DC~50Ω(BNC、50Ω終端)
0.4div(500μV/div)、オシロスコープの入力インピーダンス:DC~50Ω(BNC、50Ω終端)
0.2div、オシロスコープの入力インピーダンス:DC~1MΩ(BNC、50Ω終端)
0.4div(500µV/div)、オシロスコープの入力インピーダンス:DC~1MΩ(BNC、50Ω終端)
垂直軸システム - デジタル部
- チャンネル数
- 接続されたTLP058型1本あたり8つのデジタル入力(D7-D0)(アナログ・チャンネルは使用不可)
- 垂直分解能
- 1ビット
- 最大入力トグル・レート
500MHz
- 最小検出パルス幅(代表値)
300ps
- スレッショルド
- デジタル・チャンネルごとに1つのスレッショルド
- スレッショルド・レンジ
- ±40V
- スレッショルド分解能
- 10mV
- スレッショルド確度
±(100mV+校正後のスレッショルド値設定の3%)
- 入力ヒステリシス(代表値)
- 100mV(プローブ・チップ)
- 入力ダイナミック・レンジ(代表値)
- 30Vpp(Fin≦200MHz)、10Vpp(Fin>200MHz)
- 絶対最大入力電圧(代表値)
±42Vpeak
- 最小電圧スイング(代表値)
400mVp-p
- 入力インピーダンス(代表値)
- 100kΩ
- プローブ負荷(代表値)
- 2pF
水平軸システム
- 時間軸レンジ
- 200ps/div ~1,000s/div
- サンプル・レート・レンジ
1.5625S/s~6.25GS/s(リアルタイム)
12.5GS/s~500GS/s(補間)
- レコード長の範囲
- 標準
- 1Kポイント~62.5Mポイント(サンプル・インクリメント:1)
- Opt. 5-RL-125M
- 125Mポイント
- Opt. 5-RL-250M
- 250Mポイント
- Opt. 5-RL-500M
- 500Mポイント
- 最高サンプル・レートでの最長記録時間
10ms(標準)または80ms(オプション)
- 遅延時間範囲
- -10div~5,000s
- デスキュー・レンジ
-125ns~+125ns(分解能:40ps)
- 時間軸確度
1ms以上の任意の時間間隔で±2.5 × 10-6
概要 仕様 ファクトリ・トレランス ±5.0 × 10-7 校正時、周囲温度23℃ 、1ms以上のタイム・インターバルにおいて
温度安定度 ±5.0 × 10-7 動作温度でテスト
エージング ±1.5 × 10-6 。 1年を超えると、25℃における周波数許容偏差が変化
- デルタ時間測定確度(公称値)
(ガウス・フィルタ応答から生じるエッジ形状を仮定)
特定の機器の設定および入力信号に対するデルタ時間測定確度(DTA)を計算するための公式は、次のとおりです(ナイキスト周波数を超える信号成分は無視できるものとします)。
SR 1 = 測定の第1ポイント近辺のスルー・レート(最初のエッジ)
SR 2 = 測定の第2ポイント近辺のスルー・レート(2番目のエッジ)
N = 入力換算ノイズ・リミット(保証値、(VRMS)
TBA = タイムベース確度または基準周波数誤差
t p = デルタ時間測定期間(秒)
- アパーチャ・タイム
≦0.450ps+(1 × 10-11 × 測定期間)RMS、測定期間が100ms以下の測定
- アナログ・チャンネル間の遅延時間、全帯域、代表値
100ps以下(2つのチャンネルの入力インピーダンスが50Ωに設定されており、同一のV/divまたは10mV/div以上でDCカップリングされている場合)
- 遅延、FlexChannel間(アナログとデジタル、代表値)
- 1ns未満(TLP058型およびオシロスコープの周波数帯域に合った受動プローブを使用する場合。帯域制限が適用されていない状態)
- 遅延、2つのデジタルFlexChannel間、代表値
- 320ps
- 遅延、デジタルFlexChannelの2つのビット間、代表値
- 200ps
トリガ・システム
- トリガ・モード
- オート、ノーマル、シングル
- トリガ・カップリング
DC、HF除去(50KHz以上で減衰)、LF除去(50KHz未満で減衰)、ノイズ除去(感度が低下)
- トリガ・ホールドオフ範囲
- 0ns~ 10s
- トリガ・ジッタ(代表値)
5psRMS以下 (サンプル・モード、エッジ・タイプ・トリガ)
7psRMS以下 (エッジタイプ・トリガ、FastAcqモード)
40psRMS以下(エッジタイプ以外のトリガ・モード)
- エッジタイプ・トリガ感度(DCカップリング、代表値)
経路 範囲 仕様 1MΩ経路(全機種) 0.5mV/div~0.99mV/div 5mV(DC~機器の周波数帯域) 1mV/div以上 5mVまたは0.7divの大きい方(DC~500MHzまたは機器の最高周波数帯域)、6mVまたは0.8divの大きい方(500MHz~機器の最高周波数帯域) 50Ω経路、1GHz、500MHz、350MHzの機種 5.6mVまたは0.7divの大きい方(DC~500MHzまたは機器の最高周波数帯域)、7mVまたは0.8divの大きい方(500MHz~機器の最高周波数帯域) 50Ω経路、2GHzの機種 0.5mV/div~0.99mV/div 3.0div(DC~機器の周波数帯域) 1mV/div~9.98mV/div 1.5div(DC~機器の周波数帯域) 10mV/div以上 1.0div未満(DC~機器の周波数帯域) 電源ライン 固定
- トリガ・レベル・レンジ
ソース 範囲 任意のチャンネル ±5div(画面中央から) 電源ライン ライン電圧の約50%に固定 この仕様はロジックおよびパルスのスレッショルドに適用されます。
- トリガ周波数カウンタ
8桁(Webからの製品登録で無償)
- トリガ・タイプ
- エッジ:
- 任意のチャンネルの立上り、立下り、またはその両方。カップリング:DC、AC、ノイズ除去、HF除去、LF除去
- パルス幅:
正のパルスまたは負のパルスでトリガ。イベントは、時間または他チャンネルの論理状態で設定可能
- タイムアウト:
- 指定した時間にわたって、イベントがハイ、ロー、いずれかのままである場合にトリガ。イベントは、他チャンネルの論理状態で設定可能
- ラント:
- 2つのスレッショルド・レベルのうち、1つ目のスレッショルドを横切り、2つ目のスレッショルドを横切ることなく、再び1つ目のスレッショルド・レベルを横切る場合にトリガ。イベントは、時間または他チャンネルの論理状態で設定可能
- ウィンドウ:
- ユーザが調整可能な2つのスレッショルドと時間軸によって定義されたウィンドウに、信号が出入りするか、または範囲内/範囲外にとどまるイベントにトリガ。イベントは、時間または他チャンネルの論理状態で設定可能
- ロジック:
- ロジック・パターンが真または偽になるか、クロック・エッジが発生するタイミングでトリガ。すべてのアナログ、デジタルの入力チャンネルのパターン(AND、OR、NAND、NOR)は、High、LowまたはDon't Careとして定義。真になるロジック・パターンは時間クオリファイされる
- セットアップ&ホールド:
- 任意のチャンネルで、クロックとデータの間にセットアップ時間とホールド時間の違反がある場合にトリガ
- 立上り/立下り時間:
- 指定したパルス・エッジ・レートよりも速いまたは遅い場合にトリガ。スロープは正、負またはいずれかが選択可能。イベントは、他チャンネルの論理状態で設定可能
- ビデオ(Opt. 5-VID):
- NTSC、PAL、およびSECAMビデオ信号の全ライン、奇数ライン、偶数ライン、または全フィールドでトリガ
- シーケンス:
AトリガがCイベントでリセットされた後のBイベントの回数、またはイベント数でトリガ。一般に、AおよびBトリガ・イベントには、任意のトリガ・タイプを設定できるが、AイベントまたはBイベントのどちらかがセットアップ/ホールドに設定されていて、もう片方のイベントをエッジに設定する必要がある場合には、ロジック・クオリフィケーションはサポートされない。EthernetおよびハイスピードUSB(480Mbps)もサポートされない
- ビジュアル・トリガ
- 標準トリガの機能を拡張し、すべての波形取込をスキャンし、ディスプレイに表示されるエリア(図形形状)と比較する。無制限の数のエリアを定義することができ、それぞれのエリアにクオリファイア(In、Out、Don't Care)を使用できる。ビジュアル・トリガの任意のエリアの組み合わせを使用して論理式を定義できるため、アクイジション・メモリに格納されるイベントを詳細にクオリファイできる。長方形、三角形、台形、六角形、ユーザ定義などの形状で定義可能
- パラレル・バス:
- パラレル・バスのデータ値でトリガ。パラレル・バスは1~ 64ビット (デジタル・チャンネルおよびアナログ・チャンネルから)。バイナリまたはHexをサポート
- I2Cバス(Opt. 5-SREMBD):
- 10MbpsまでのI2Cバスのスタート、リピーテッド・スタート、ストップ、ミッシング・アクノレッジ、アドレス(7または10ビット)、データ、またはアドレスとデータでトリガ
- SPIバス(Opt. 5-SREMBD):
- 20Mbps以下のSPIバスのSS(Slave Select)、アイドル時間、またはデータ(1~16ワード)でトリガ
- RS-232/422/485/UARTバス(Opt. 5-SRCOMP):
- スタート・ビット、パケットの末尾、データ、およびパリティ・エラーでトリガ(15Mbpsまで)
- CANバス(Opt. 5-SRAUTO):
- 1MbpsまでのCANバスのフレームの開始、フレーム・タイプ(データ、リモート、エラー、オーバロード)、識別子、データ、識別子とデータ、フレームの最後、ミッシング・アクノレッジ、ビット・スタッフィング・エラーにトリガ
- CAN FDバス(Opt. 5-SRAUTO):
- 16MbpsまでのCAN FDバスのフレームの開始、フレームの種類(データ、リモート、エラー、またはオーバロード)、識別子(標準または拡張)、データ(1~8バイト)、識別子とデータ、フレームの終了、エラー(Ackなし、ビット・スタッフ・エラー 、FDフォーム・エラー、またはすべてのエラー)
- LINバス(Opt. 5-SRAUTO):
- 1MbpsまでのLINバスの同期、識別子、データ、IDとデータ、ウェイクアップ・フレーム、スリープ・フレーム、エラーにトリガ
- FlexRayバス(Opt. 5-SRAUTO):
- 10Mbps までの FlexRayバスのフレームの開始、インジケータ・ビット(ノーマル、ペイロード、ヌル、同期、スタートアップ)、フレームID,サイクル・カウント、ヘッダ・フィールド(インジケータ・ビット、識別子、ペイロード長、ヘッダCRC、サイクル・カウント)、識別子、データ、識別子とデータ、フレームの終了、エラーにトリガ
- SENTバス(Opt. 5-SRAUTOSEN):
- パケットの開始、高速チャンネルのステータスとデータ、低速チャンネルのメッセージIDとデータ、CRCエラーにトリガ
- SPMIバス(Opt. 5-SRPM):
- シーケンスの開始、リセット、スリープ、シャットダウン、ウェイクアップ、マスタ・リード、マスタ・ライト、レジスタ・リード、レジスタ・ライト、拡張レジスタ・リード、拡張レジスタ・ライト、拡張レジスタ・リード・ロング、拡張レジスタ・ライト・ロング、デバイス・ディスクリプタ・ブロック・マスタ・リード、デバイス・ディスクリプタ・ブロック・スレーブ・リード、レジスタ0ライト、バス所有権の転送、パリティ・エラーにトリガ
- USB 2.0 LS/FS/HSバス(Opt. 5-SRUSB2):
- 480MbpsまでのUSBバスのシンク、リセット、サスペンド、レジューム、パケットの終了、トークン(アドレス)パケット、データ・パケット、ハンドシェイク・パケット、スペシャル・パケット、エラーにトリガ
- Ethernetバス(Opt. 5-SRENET):
- 10BASE-Tおよび100BASE-TXバスのスタート・フレーム、MACアドレス、MAC Qタグ、MAC長/タイプ、MACデータ、IPヘッダ、TCPヘッダ、TCP/IPv4データ、パケットの終了、FCS(CRC)エラーでトリガ
- オーディオ(I2S、LJ、RJ、TDM)バス(Opt. 5-SRAUDIO):
- ワード・セレクト、フレーム・シンク、またはデータにトリガ。I2S/LJ/RJの最高データ・レートは12.5Mbps。TDMの最大データ・レートは25Mbps
- MIL-STD-1553バス(Opt. 5-SRAERO):
- MIL-STD-1553バス上のシンク、コマンド(送受信ビット、パリティ、サブアドレス/モード、ワード/モード・カウント、RTアドレス)、ステータス(パリティ、メッセージ・エラー、インストゥルメンテーション、サービス・リクエスト、ブロードキャスト・コマンド・レシーブ、ビジー、サブシステム・フラグ、ダイナミック・バス・コントロール・アクセプタンス(DBCA)、ターミナル・フラグ)、データ、時間(RT/IMG)、およびエラー(パリティ・エラー、シンク・エラー、マンチェスター・エラー、非連続データ)にトリガ
- ARINC 429バス(Opt. 5-SRAERO):
- 1MbpsまでのARINC 429バスのワードの開始、ラベル、データ、ラベルとデータ、ワードの終了、およびエラー(任意のエラー、パリティ・エラー、ワード・エラー、ギャップ・エラー)にトリガ
- RF振幅対時間およびRF周波数対時間(Opt. 5-SV-RFVT):
- エッジ、パルス幅、タイムアウト・イベントでトリガ
- トリガ・ホールドオフ範囲
- 0ns~ 10s
アクイジション・システム
- サンプル
- サンプル値の取込み
- ピーク検出
- すべての掃引速度において、640psまでのグリッチを取込み可能
- アベレージング
- 2~10,240波形
- エンベロープ
- 複数回の波形取込みから、最小値と最大値の包絡線を表示することでピーク値を検出
- ハイレゾ
それぞれのサンプル・レートに、固有の有限インパルス応答(FIR)フィルタを適用することで、そのサンプル・レートで利用可能な最高帯域幅を維持しながら、エリアシングを防止し、オシロスコープの増幅器やADCから、選択したサンプル・レートに対する使用可能帯域幅を上回る雑音を除去します。
ハイレゾ・モードでは、常に最低でも12ビットの垂直分解能が確保され、125MS/s 以下のサンプル・レートでは垂直分解能は16ビットにまで拡張されます。
- FastAcq®
FastAcqは、500,000波形/秒以上の取込みが可能で、動的に変化する信号の解析や間欠的なイベントの取込に最適(アクティブなチャンネルが1つの場合。すべてのチャンネルがアクティブな場合は100K波形/秒以上).
- ロール・モード
オート・トリガ・モードでは、40ms/divより遅いタイムベース速度において、画面の右から左に波形をスクロール表示。
- FastFrame™アクイジション
アクイジション・メモリをセグメントに分割
最大トリガ・レートは5,000,000波形/秒以上
最小フレーム・サイズは50ポイント
最大フレーム数:1,000ポイント以上のフレーム・サイズでは、最大フレーム数はレコード長/フレーム・サイズ。
50ポイントのフレームでは、最大フレーム数は1,000,000
波形測定
- カーソル・タイプ
- 波形、垂直バー、水平バー、垂直/水平バー、ポーラ(XY/XYZプロットのみ)
- DC電圧測定確度、アベレージ・アクイジション・モード
測定の種類 DC確度(V) 16以上の波形の平均 ±((DCゲイン確度)× ¦読み値-(オフセット-ポジション)¦+オフセット確度++0.1 × V/div設定)
16回以上のアベレージ2回のデルタ電圧(同じオシロスコープ設定と環境条件で測定) ±(DCゲイン確度 × ¦ 読み値 ¦ +0.05div)
- 自動測定
36種類の自動測定項目。表示可能な測定項目の数に制限はなく、測定バッジとして個別に表示することも、または測定結果テーブルにまとめて表示することも可能
- 振幅測定
振幅、最大値、最小値、p-p、正のオーバシュート、負のオーバシュート、平均値、実効値、AC実効値、トップ、ベース、領域
- タイミング測定
周期、周波数、UI、データ・レート、正のパルス幅、負のパルス幅、スキュー、遅延、立上り時間、立下り時間、位相、立上りスルー・レート、立下りスルー・レート、バースト幅、正のデューティ比、負のデューティ比、レベル外の時間、セットアップ時間、ホールド時間、N周期、ハイ時間、ロー時間、最小になる時間、最大になる時間
- ジッタ測定(標準)
- TIEおよび位相ノイズ
- 測定結果の統計値
- 平均、標準偏差、最大値、最小値、母集団統計値は、現在のアクイジション、およびすべてのアクイジションのどちらでも利用可能
- リファレンス・レベル
- 自動測定で使用されるリファレンス・レベルは、%または単位でユーザ定義が可能リファレンス・レベルは、すべての測定にグローバルに設定することも、ソース・チャンネルまたは信号ごと、または測定ごとに個別に設定することも可能
- ゲーティング
- スクリーン、カーソル、ロジック、サーチ、または時間。測定を行うアクイジションの領域を指定する。ゲーティングはグローバル(グローバルに設定されたすべての測定に影響)にもローカル(測定にはすべて固有の時間ゲートを設定可能。スクリーン、カーソル、ロジック、サーチにはただ1つのローカル・ゲートのみを利用可能)にも設定可能
- 測定プロット
- ヒストグラム、タイム・トレンド、スペクトラム、アイ・ダイアグラム(TIE測定のみ)、位相ノイズ(位相ノイズ測定のみ)
- 測定リミット
- 測定値に対するユーザ定義可能なリミット値によるパス/フェイル・テスト。スクリーン・イメージの保存、波形の保存、システム・リクエスト(SRQ)、アクイジションの停止など、測定値がフェイルになった際のアクションの定義
- インバータ/モータ・ドライブ解析(Opt. 5-IMDA)で追加される機能
- 測定項目
入力解析(電力品質、高調波、入力電圧、入力電流、入力電力)
リップル解析(ライン・リップル、スイッチング・リップル)
出力解析(位相図、効率)
DQ0解析(DQ0)にはOpt. 5-IMDA-DQ0が必要
- 測定プロット
高調波バー・グラフ、位相図
- ジッタ解析(Opt. 5-DJA)で追加される機能
- 測定項目
ジッタ・サマリ、[email protected]、RJ- δδ、DJ- δδ、PJ、RJ、DJ、DDJ、DCD、SRJ、J2、J9、NPJ、F/2、F/4、F/8、アイの高さ、アイの高さ@BER、アイの幅、アイの幅@BER、アイ・ハイ、アイ・ロー、Qファクタ、ビット・ハイ、ビット・ロー、ビット振幅、DCコモンモード、ACコモンモード(p-p)、差動クロスオーバ、T/nT比、SSC周波数偏差、SSC変調レート
- 測定プロット
- アイ・ダイアグラム、ジッタ・バスタブ
- 高速なアイ・レンダリング:アイの境界を定義するユニット・インターバル(UI)を表示。周囲のUIの数もユーザ指定できるため視覚的なコンテキストが向上
- 完全なアイ・レンダリング:すべての有効なユニット・インターバル(UI)を表示
- 測定リミット
- 測定値に対するユーザ定義可能なリミット値によるパス/フェイル・テスト。スクリーン・イメージの保存、波形の保存、システム・リクエスト(SRQ)、アクイジションの停止など、測定値がフェイルになった際のアクションの定義
- アイ・ダイアグラム・マスク・テスト
マスクによる自動パス/フェイル・テスト
- パワー解析(Opt. 5-PWR)で追加される機能
- 測定項目
入力解析(周波数、VRMS、IRMS、電圧/電流クレスト・ファクタ、有効電力、皮相電力、無効電力、力率、位相角、高調波、突入電流、入力容量)
振幅解析(サイクル振幅、サイクル・トップ、サイクル・ベース、サイクル最大値、サイクル最小値、サイクル・ピーク)
タイミング解析(周期、周波数、負のデューティ・サイクル、正のデューティ・サイクル、負のパルス幅、正のパルス幅)
スイッチング解析(スイッチング・ロス、dv/dt、di/dt、安全動作領域、RDSon)
磁気解析(インダクタンス、I対Intg(V)、磁気損失、磁気プロパティ)
出力解析(電源リップル、スイッチング・リップル、効率、ターンオン時間、ターンオフ時間)
周波数応答解析(制御ループ応答ボード線図、電源電圧変動除去比、インピーダンス)
- 測定プロット
- 高調波バー・グラフ、スイッチング・ロス軌跡プロット、安全動作領域(SOA)
- 測定リミット
- 測定値に対するユーザ定義可能なリミット値によるパス/フェイル・テスト。スクリーン・イメージの保存、波形の保存、システム・リクエスト(SRQ)、アクイジションの停止など、測定値がフェイルになった際のアクションの定義
- デジタル電源管理(Opt. 5-DPM)で追加される機能
- 測定項目
リップル解析(リップル)
トランジェント解析(オーバシュート、アンダシュート、ターンオンのオーバシュート、DCレール電圧
電源シーケンス解析(ターンオン、ターンオフ)
ジッタ解析(TIE、PJ、RJ、DJ、アイの高さ、アイの幅、アイ・ハイ、アイ・ロー)
- デジタル電源管理ベーシック(Opt. 5-DPMBAS)で追加される機能
- 測定項目
リップル解析(リップル)
トランジェント解析(オーバシュート、アンダシュート)
電源シーケンス解析(ターンオン、ターンオフ)
- LVDSデバッグ/解析オプション(Opt. 5-DBLVDS)で追加される機能
- データ・レーン測定
汎用テスト(UI、立上り時間、立下り時間、データ幅、データ間スキュー(PN)、データ間スキュー(レーン間)、データ・ピーク・ツー・ピーク)
ジッタ・テスト(ACタイミング、クロック・データ・セットアップ時間、クロック・データ・ホールド時間、アイ・ダイアグラム(TIE)、[email protected]、DJデルタ、RJデルタ、DDJ、ディエンファシス・レベル)
- クロック・レーン測定
汎用テスト(周波数、周期、デューティ・サイクル、立上り時間、立下り時間、クロック間スキュー(PN)、クロック・ピーク・ツー・ピーク
ジッタ・テスト(TIE、DJ、RJ)
SSC On(変調レート、平均周波数偏差)
波形演算
- 演算波形数
- 無制限
- 演算
- 波形および定数の加算、減算、乗算、除算
- 代数式
- 波形、スカラ、任意の変数、波形測定結果などを含めた広範な代数式を定義可能。複雑な数式を使用して、演算を重ねて実行できる。例:(Integral(CH1-Mean(CH1))× 1.414 × VAR1)
- 演算関数
- 反転、積分、微分、平方根、指数、Log 10、Log e、Abs、Ceiling、Floor、Min、Max、Degree、Radian、Sin、Cos、Tan、ASin、ACos、ATan
- 関係式
- >、<、≧、≦、=、≠のブール値の結果
- ロジック
- AND、OR、NAND、NOR、XOR、EQV
- フィルタ関数
- ユーザによる定義が可能。フィルタ係数を含むファイルを指定
- FFT関数
- スペクトラム(振幅、位相、実数および虚数)
- FFT垂直軸単位
振幅:リニアおよびログ(dBm)
位相:Degree、Radian、グループ遅延
- FFTの窓関数
- ハニング、方形、ハミング、ブラックマンハリス、フラットトップ2、ガウシアン、カイザー-ベッセル、Tek指数関数
Spectrum View
- 中心周波数
- アナログ帯域による制限あり
- スパン
- 18.6Hz~312.5MHz
18.6Hz~500MHz(Opt. 5-SV-BW-1)
粗調整(1-2-5シーケンス)
- RF対時間の波形
- 振幅対時間、周波数対時間、位相対時間(Opt. 5-SV-RFVTを使用)
- RF対時間トリガ
- RF振幅対時間/RF周波数対時間のエッジ、パルス幅、およびタイムアウト(Opt. 5-SV-RFVTを使用)
- 分解能帯域幅(RBW)
93μHz~62.5MHz
93μHz~100MHz(Opt. 5-SV-BW-1を使用)
- ウィンドウ・タイプと係数
ウィンドウ・タイプ 帯域幅係数 ブラックマン-ハリス
1.90
フラットトップ:2
3.77
ハミング
1.30
ハニング
1.44
カイザー - ベッセル
2.23
方形
0.89
- スペクトラム・タイム
- FFTウィンドウ係数/RBW
- リファレンス・レベル
- リファレンス・レベルはアナログ・チャンネルのVolts/Div設定によって自動的に設定
設定範囲:-42dBm~+44dBm
- 垂直軸位置(Vertical Position)
- -100div~+100div
- 水平スケーリング
リニア、対数
- 垂直軸単位
- dBm、dBµW、dBmV、dBµV、dBmA、dBµA
検索
- サーチの数
- 無制限
- サーチ・タイプ
エッジ、パルス幅、タイムアウト、ラント・パルス、ウィンドウ違反、ロジック・パターン、セットアップ/ホールド違反、立上り/立下り時間、バス・プロトコル・イベントなど、ユーザ指定の条件に基づいて、ロング・メモリ全体から該当するすべてのイベントの検索が可能。サーチ結果は波形ビューまたは結果テーブルに表示可能
保存
- 波形形式
- テクトロニクス波形データ(.wfm)、カンマ区切り値(.csv)、MATLAB(.mat)
- 波形ゲーティング
- カーソル、スクリーン、再サンプリング(n番目のサンプルごとに保存)
- スクリーン・キャプチャ形式
- ポータブル・ネットワーク・グラフィック(*.png)、24ビット・ビットマップ(*.bmp)、JPEG(*.jpg)
- セットアップ・タイプ
- テクトロニクス・セットアップ(.set)
- レポート形式
- Adobeポータブル・ドキュメント(.pdf)、シングル・ファイルのWebページ(.mht)
- セッション形式
- テクトロニクス・セッション・セットアップ(.tss)
表示
- ディスプレイ・タイプ
- 395mm液晶TFTカラー・ディスプレイ
- ディスプレイ解像度
- 1,920×1,080(水平ピクセル×垂直ピクセル、HD)
- 表示モード
オーバーレイ:トレースが互いに重なり合って表示される従来からのオシロスコープの表示モード
スタック:各波形が固有のスライスに表示される表示モード。それぞれの波形は別々に表示されていても、フル・レンジのADCを活用できるスライスの内部にチャンネルのグループをオーバーレイすることもできるため、信号の表示を見ながら簡単に比較できます。
- ズーム
- すべての波形およびプロット表示で水平および垂直ズームをサポート
- 補間方式
- Sin(x)/x、直線
- 波形スタイル
- ベクタ、ドット、可変パーシスタンス、無限パーシスタンス
- 波形目盛
- 移動可能/固定目盛、グリッド/時間/フル/なしから選択可能
- カラー・パレット
ノーマル、反転(スクリーンショット)
個々の波形の色をユーザが選択可能
- フォーマット
- YT、XY、XYZ
- 多言語ユーザ・インタフェース
- 英語、日本語、簡体字中国語、繁体字中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語
- 多言語ヘルプ
- 英語版、日本語版、簡体字中国語版
任意波形/ファンクション・ジェネレータ(オプション)
- ファンクションのタイプ
- 任意波形、正弦波、方形波、パルス波、ランプ波、三角波、DC レベル、ガウシアン、ローレンツ、指数立上り/立下り、Sin(x)/x、不規則ノイズ、ハーバーサイン、Cardiac
- 正弦波
- 周波数レンジ
- 0.1Hz~50MHz
- 周波数の設定分解能
- 0.1Hz
- 周波数確度
130ppm(周波数≦10kHz)、50ppm(周波数>10kHz)
これは正弦波、ランプ、方形波、パルス波形専用です。
- 振幅レンジ
- 20mVpp~5Vpp(オープン回路)、10mVpp~2.5Vpp(50Ω)
- 振幅フラットネス(代表値)
±0.5dB(1kHz)
±1.5dB(1kHz、20mVpp未満の振幅)
- 全高調波歪み(代表値)
1%(振幅:200mVpp以上、50Ω負荷)
2.5%(振幅:50mV以上、200mVpp未満、50Ω負荷)
正弦波のみに適用されます。
- スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ(代表値)
40dB(Vpp≧0.1V)、30dB(Vpp≧0.02V)、50Ω負荷
- 方形波/パルス波
- 周波数レンジ
- 0.1Hz~25MHz
- 周波数の設定分解能
- 0.1Hz
- 周波数確度
- 130ppm(周波数≦10kHz)、50ppm(周波数>10kHz)
- 振幅レンジ
- 20mVpp~5Vpp(オープン回路)、10mVpp~2.5Vpp(50Ω)
- デューティ・サイクル・レンジ
10%~90%または最小パルス(10ns)、どちらか長い方
最小パルス時間は、オン・タイムとオフ・タイムの両方に適用されるため、周波数が高くなると、10nsのオフ・タイムを維持するために、最大デューティが低下
- デューティ・サイクル分解能
- 0.1%
- 最小パルス幅(代表値)
- 10ns。オンまたはオフのいずれかの継続時間の最小値
- 立上り/立下り時間(代表値)
- 5ns、10%~90%
- パルス幅分解能
- 100ps
- オーバシュート(代表値)
- 6%未満、100mVppを超える信号ステップ
これは正方向のトランジション(正のオーバシュート)および負方向のトランジション(負のオーバシュート)に適用される
- 非対称性(代表値)
- ±1% ±5ns、デューティ・サイクル50%のとき
- ジッタ(代表値)
- 60ps TIERMS未満、100mVpp以上の振幅、40%~60%のデューティ・サイクル
- ランプ/三角波
- 周波数レンジ
- 0.1Hz~500kHz
- 周波数の設定分解能
- 0.1Hz
- 周波数確度
- 130ppm(周波数≦10kHz)、50ppm(周波数>10kHz)
- 振幅レンジ
- 20mVpp~5Vpp(オープン回路)、10mVpp~2.5Vpp(50Ω)
- シンメトリ
- 0%~100%
- シンメトリの分解能
- 0.1%
- レベルの範囲
±2.5V(オープン回路)
±1.25V(50Ω)
- 不規則ノイズの振幅レンジ
20mVpp~5Vpp(オープン回路)
10mVpp~2.5Vpp(50Ω)
- Sin(x)/x
- 最高周波数
- 2MHz
- ガウシアン・パルス、ハーバーサイン、ローレンツ・パルス
- 最高周波数
- 5MHz
- ローレンツ・パルス
- 周波数レンジ
- 0.1Hz~5MHz
- 振幅レンジ
- 20mVpp~2.4Vpp(オープン回路)
10mVpp~1.2Vpp(50Ω)
- Cardiac
- 周波数レンジ
- 0.1Hz~500kHz
- 振幅レンジ
- 20mVpp~5Vpp(オープン回路)、
10mVpp~2.5Vpp(50Ω)
- 任意波形
- メモリ容量
- 1~128k
- 振幅レンジ
- 20mVpp~5Vpp(オープン回路)、
10mVpp~2.5Vpp(50Ω)
- 繰返しレート
- 0.1Hz~25MHz
- サンプル・レート
- 250MS/s
- 信号振幅確度
- ±[(p-p振幅設定の1.5%)+(DCオフセット設定の1.5%)+1mV ](周波数=1kHz)
- 信号振幅分解能
1mV(オープン回路)
500μV(50Ω)
- 正弦波およびランプ波の周波数確度
1.3 × 10-4 (周波数:10kHz以下)
5.0 × 10-5 (周波数:>10kHz)
- DCオフセット・レンジ
±2.5V(オープン回路)
±1.25V(50Ω)
- DCオフセット分解能
1mV(オープン回路)
500μV(50Ω)
- DCオフセット確度
±[(絶対オフセット設定の1.5%)+1mV]
環境温度25℃から10℃ごとに3mVの不確実性を加算
デジタル・ボルトメータ(DVM)
- 測定項目
DC、ACRMS+DC、ACRMS
- 電圧分解能
- 4桁
- 電圧確度
- DC:
±((1.5% × ¦読み値-オフセット-ポジション)+(0.5% × ¦(オフセット-ポジション)¦)+(0.1 × Volts/div))
30℃超過分1℃につき、¦読み値-オフセット-ポジション¦が0.100%の割合で低下
±5div(スクリーン中央から)の信号
- AC:
± 2% (40Hz~1kz)、40Hz~1kHz範囲外に高調波成分が存在しない場合
AC(代表値): ±2%(20Hz~10kHz)
AC測定においては、VPPの入力信号が4~10divの間に収まり、画面に波形全体が表示されるように、入力チャンネルの垂直軸を設定する必要があります。
トリガ周波数カウンタ
- 確度
±(1カウント+時間軸確度×入力周波数)
信号は8mVppまたは2div以上でなければならない(どちらか大きな方)
- 最高入力周波数
10Hz~アナログ・チャンネルの最高周波数帯域
信号は8mVppまたは2div以上でなければならない(どちらか大きな方)
- 解像度
8桁
プロセッサのシステム
- ホスト・プロセッサ
- Intel i5-4400E、2.7GHz、64ビット、デュアル・コア・プロセッサ
- 内蔵ストレージ
- 80Gバイト以上。80mmメモリ・カード(M2)、SATA-3インタフェース
- オペレーティング・システム
Opt. 5-WINをインストールした機器:Microsoft Windows 107
- Microsoft Windows 10 OSがインストールされたソリッド・ステート・ドライブ(SSD)(Opt. 5-WIN )
SSDの容量:480GB以上。フォーム・ファクタ:2.5インチSSD、SATA-3インタフェース。このドライブは、お客様によるインストールが可能で、Microsoft Windows 10 Enterprise IoT 2016 LTSB(64ビット)オペレーティング・システムのライセンスが含まれる
入出力ポート
- DisplayPortコネクタ
20ピンDisplayPortコネクタ。外部モニタやプロジェクタに接続し、ライブ波形などのオシロスコープ画面を表示
- DVIコネクタ
29ピンDVI-D コネクタ。外部モニタやプロジェクタに接続し、ライブ波形などのオシロスコープ画面を表示
- VGA
DB-15 Feコネクタ。外部モニタやプロジェクタに接続し、ライブ波形などのオシロスコープ画面を表示。
- プローブ補正出力(代表値)
- 接続機能:
- コネクタは機器の右側の下の部分に配置
- 振幅:
- 0~2.5V
- 周波数:
- 1kHz
- ソース・インピーダンス:
- 1kΩ
- 外部リファレンス入力
時間軸システムは外部10MHzリファレンス信号(±4ppm)に位相ロック可能
- USBインタフェース(ホスト、デバイス・ポート)
USBホスト・ポート(前面パネル):USB 2.0ハイスピード・ポート(×2)、USB 3.0スーパースピード・ポート(×1)
USBホスト・ポート(後部パネル):USB 2.0ハイスピード・ポート(×2)、USB 3.0スーパースピード・ポート(×2)
USBデバイス・ポート(後部パネル):USB 3.0スーパスピード・デバイス・ポート(×1。USBTMC対応)
- Ethernetインタフェース
- 10/100/1000Mbps
- 補助出力
後部パネルにBNCコネクタ。オシロスコープのトリガ、オシロスコープの内部リファレンス・クロック出力、またはAFGシンク・パルスのイベント出力において正または負のパルス出力が可能
特性 リミット Vout(HI) 開回路: 2.5V以上、50Ω負荷で接地: 1.0V以上 Vout(LO) 4mA以下の負荷: 0.7V以下、50Ω負荷で接地: 0.25V以下
- ケンジントン・ロック
- 後部パネルにケンジントン・ロック用のセキュリティ・スロットを装備
- LXI
クラス:LXI Core 2011
バージョン:1.4
電源
- 電源
- 消費電力
最大400W
- ソース電圧
100~240V ±10%(50Hz~60Hz)
115V ±10%(400Hz)±10%
物理特性
- 寸法
高さ:309mm(脚をたたみ、ハンドルを後ろに回した状態)
高さ:371mm(脚をたたみ、ハンドルを上げた状態)
幅:454mm(ハンドル・ハブ間)
奥行:205mm(脚の後ろからノブ前面まで、ハンドルを上げた状態)
高さ:297.2mm(脚をたたみ、ハンドルを後ろに回した状態)
- 質量
11.4kg未満
- 冷却
- 通気のために、(機器の前面から見て)右側および後面に50.8mm以上の隙間を確保してください。
- ラックマウント・タイプ
- 7U(オプションの RM5 ラックマウント・キット)
環境仕様
- 温度
- 動作時
- +0℃~+50℃
- 非動作時
-20℃++60℃
- 湿度
- 動作時
40℃以下で相対湿度5%~90%(RH)
+40℃超、+50℃以下で相対湿度5%~ 55%(RH)、結露なし、最高湿球温度+39℃
- 非動作時
+40℃以下で相対湿度5%~90%(RH)
+40℃超、+50℃以下で相対湿度5%~ 39%(RH)、結露なし、最高湿球温度+39℃
- 高度
- 動作時
- 最高3,000m
- 非動作時
- 最高12,000m
EMC適合性および安全性
- 規制
CEマーク(EU)、UL認定(米国/カナダ)
RoHS準拠
ソフトウェア
- ソフトウェア
- IVIドライバ
LabVIEW、LabWindows/CVI、Microsoft .NET、およびMATLABなど、一般的なアプリケーションの標準測定器プログラム・インタフェースを提供VISAを介してPython、C/C++/C#など数多くの言語に対応が可能。
- e*Scope®
標準Webブラウザを通じて、ネットワーク接続経由でオシロスコープの制御を可能にします。オシロスコープのIPアドレスまたはネットワーク名を入力するだけで、ブラウザにWebページが表示されます。このWebページから、設定、波形、測定値、画面イメージを転送および保存したり、オシロスコープの設定をWebブラウザから直接変更することもできます。
- LXI Webインタフェース
ブラウザのアドレス・バーにオシロスコープのIPアドレスまたはネットワーク名を入力するだけで、標準のWebブラウザ経由でオシロスコープと接続できます。Webインタフェースで、機器のステータスと構成、ネットワーク設定のステータスと変更、e*Scope Webベースのリモート・コントロールを通じた機器の制御を行うことができます。すべてのWebのやり取りがLXI Core仕様、バージョン1.4に準拠しています。
- サンプル・プログラム
4/5/6シリーズ・プラットフォーム上でのプログラミングは簡単な作業ではありませんでした。プログラマ・マニュアルやGitHubサイトには、遠隔操作による自動化に役立つ数多くのコマンドやサンプル・プログラムが掲載されています。を参照してください。
31mV/divでは、周波数帯域が175MHz(50Ω)に制限されます。
42mV/div では、周波数帯域が350MHz(50Ω)に制限されます。
55mV/div では、周波数帯域が1.5GHz(50Ω)に制限されます。
6500μV/div では、周波数帯域が250MHz(50Ω)に制限されます。
7Opt. 5-WINはMSO58LP型では使用できません。
ご注文の際は以下の型名をご使用ください。
以下のステップに従って、お客様の測定のニーズに合わせて、最適な機器とオプションを選択してください。
ステップ1
- 必要なFlexChannel入力数に基づいて、5シリーズMSOの機種を選択(各FlexChannel入力は、1つのアナログ入力または8つのデジタル入力のいずれにも使用可能)
型名 FlexChannelの数 MSO54 4 MSO56 6 MSO58 8
全機種に付属 FlexChannelごとに1本の受動プローブ(アナログ):
- TPP0500B型500MHzプローブ(周波数帯域が350MHzまたは500MHzの機種)
- TPP1000型1GHzプローブ(周波数帯域が1GHzまたは2GHzの機種)
インストールおよび安全に関する取扱説明書(英語、日本語、簡体中国語版)
内蔵オンライン・ヘルプ
前面カバー(アクセサリ・ポーチの一部)
マウス
電源ケーブル
計量標準総合センターへのトレーサビリティと、ISO9001/ISO17025品質システム登録を文書化した校正証明書
本体は3年保証。
付属プローブは1年保証
ステップ2
- 内蔵機能の追加(オプション・バンドルの追加)
オプション・バンドルには、3つのクラス(スターター、プロ、アルティメット)があり、予算やアプリケーションのニーズに応じて様々なオプションをご利用になれます。
- スターター・バンドルは、最も一般的なシリアル・バスのデコード、プロトコル解析、ハードウェア拡張オプションで構成されています。
- プロ・バンドルは、特定のアプリケーション(シリアル・トリガ/デコード、パワー・インテグリティ、シグナル・インテグリティ、車載、自動コンプライアンス・テスト、防衛/航空宇宙)に加えて、スターター・バンドルのすべてのオプションが含まれます。
- アルティメット・バンドルには、すべてのプロ・バンドルのすべてのオプションに加えて、スターター・バンドルのすべてのオプションが含まれます。
購入したバンドルにはそれぞれ、以下の2種類のライセンス期間のオプションがあります。
- 1年間ライセンス:購入したバンドルのすべての機能と無償のアップグレードを1年間ご利用いただけます。1年を過ぎると、機能は無効になります。選択したバンドルには、1年間ライセンスを追加購入できます。
- 永続的ライセンス:購入したバンドルのすべての機能を永続的に有効にします。永続的ライセンスには、バンドルされた機能セットの1年間の無料アップグレードが含まれます。1年を過ぎると、前回のアップデートで有効になった機能セットの状態で凍結されます。
1年間ライセンス 永続的ライセンス バンドルの概要 5-STARTER-1Y 5-STARTER-PER 内容:I2C、SPI、RS-232/422/UARTシリアル・トリガ/解析、AFG(任意波形/ファンクション・ジェネレータ) 5-PRO-SERIAL-1Y 5-PRO-SERIAL-PER 内容:5-STARTERに加えて、125MS/Chのレコード長、選択したシリアル解析オプションを含む 5-PRO-POWER-1Y 5-PRO-POWER-PER 内容:5-STARTERに加えて、125MS/Chのレコード長、選択したパワー解析オプションを含む 5-PRO-SIGNAL-1Y 5-PRO-SIGNAL-PER 内容:5-STARTERに加えて、125MS/Chのレコード長、拡張ジッタ解析、および選択した解析オプションを含む 5-PRO-COMPL-1Y 5-PRO-COMPL-PER 内容:5-STARTERに加えて、125MS/Chのレコード長、および選択した拡張自動コンプライアンス・テスト・オプションを含む 5-PRO-AUTO-1Y 5-PRO-AUTO-PER 内容:5-STARTERに加えて、125MS/Chのレコード長、拡張ジッタ解析、および選択した車載用解析オプションを含む 5-PRO-MILGOV-1Y 5-PRO-MILGOV-PER 内容:5-STARTERに加えて、125MS/Chのレコード長、拡張ジッタ解析、マスク・テスト、および選択したシリアル解析オプションを含む 5-ULTIMATE-1Y 5-ULTIMATE-PER 内容:5-STARTER、すべての5-PROバンドル・オプションに加え、500MS/Chのレコード長、RF対時間波形/トリガ、Spectrum Viewの取込帯域の拡張、ビデオ・トリガ・オプションを含む
ステップ3
- 必要な周波数帯域(アナログ・チャンネル)の選択
- 現時点で必要な周波数帯域を、以下の周波数帯域オプションから選択してください。アップグレード・オプションを購入することで、いつでもアップグレードできます。
Opt. 周波数帯域 5-BW-350 350MHz 5-BW-500 500MHz 5-BW-1000 1GHz 5-BW-2000 2GHz
ステップ4
- 内蔵機能の追加
これらは機器本体と同時に注文できますが、後でアップグレード・キットとして購入することもできます。
Opt. 内蔵機能 5-RL-125M レコード長を62.5Mポイント/チャンネルから125Mポイント/チャンネルに拡張 5-RL-250M レコード長を62.5 Mポイント/チャンネルから250Mポイント/チャンネルに拡張 5-RL-500M レコード長を62.5 Mポイント/チャンネルから500Mポイント/チャンネルに拡張 5-WIN8 Microsoft Windows 10オペレーティング・システムがインストールされたリムーバブルSSDの追加 5-AFG 任意波形/ファンクション・ジェネレータの追加 5-SEC910 機器の機密解除やすべてのUSBポート、ファームウェア・アップグレードにパスワードによる保護機能を設定できるなど、高度なセキュリティ機能が追加されます。
ステップ5
- オプション機能(シリアル・バスのトリガ/デコード・サーチ)の追加
現段階で必要なシリアル・サポートを、以下のシリアル解析オプションから選択してください。アップグレード・キットを購入することで、いつでもアップグレードできます。
Opt. 対応シリアル・バス 5-SRAERO 航空/宇宙通信用(MIL-STD-1553、ARINC 429) 5-SRAUDIO オーディオ(I2S、LJ、RJ、TDM) 5-SRAUTO 車載用(CAN、CAN FD、LIN、FlexRay、およびCANシンボル・デコード) 5-SRAUTOEN1 100BASE-T1車載用Ethernetシリアル解析 5-SRAUTOSEN 車載用センサ(SENT) 5-SRCOMP コンピュータ(RS-232/422/485/UART) 5-SRDPHY MIPI D-PHY (DSI-1、CSI-2のデコード/サーチのみ) 5-SREMBD 組込み(I2C、SPI) 5-SRENET Ethernet(10BASE-T、100BASE-TX) 5-SR8B10B 8B/10B(デコード/サーチのみ) 5-SRI3C MIPI I3C(I3Cのデコード/サーチのみ) 5-SRMANCH マンチェスタ(デコード/サーチのみ) 5-SRMDIO MDIO(デコード/サーチのみ) 5-SRNRZ NRZ (デコード/サーチのみ) 5-SRPM 電源管理(SPMI) 5-SRPSI5 PSI5(デコード・サーチのみ) 5-SRSDLC 同期データ・リンク・コントロール・プロトコル・デコード/サーチ 5-SRSPACEWIRE SpaceWire(デコード・サーチのみ)
5-SRVID SVID(デコード・サーチのみ) 5-SRUSB2 USB(USB2.0 LS、FS、HS)11 5-SREUSB2 eUSB2.0(デコード・サーチのみ) 差動シリアル・バスの場合は、ステップ9の「アナログ・プローブ/アダプタ」の追加をチェックしてください。
- サードパーティのシリアル・バス・デコード/解析機能を追加
サードパーティ製アプリケーションを利用することで、5シリーズMSOで使用するためのシリアル・バス・デコード/解析機能を導入できます。以下に記載されているテクトロニクスの部品番号は、テクトロニクスから直接、または正規代理店を通じてご注文いただけます。ご注文いただいたアプリケーション・ソフトウェアは、サードパーティから直接出荷されます。サードパーティ製ソフトウェア・アプリケーションを使用するには、Windows 10 SSD(Opt. 5-WIN)が必要です。
当社部品番号 対応シリアル・バス PGY-EMMC エンベデッド・マルチメディア・コントローラ(eMMC)メモリ PGY-QSPI QSPI(Quad Serial Peripheral Interface)- SPI用に強化された2本のIOライン PGY-SDIO SDIO(Secure Digital Input Output)
ステップ6
- シリアル・バスのコンプライアンス・テストの追加
現段階で必要なコンプライアンス・テスト・パッケージを、以下のオプションから選択してください。アップグレード・キットを購入することで、いつでもアップグレードできます。以下の表のすべてのオプションには、Opt. 5 -WIN(Microsoft Windows 10 オペレーティング・システムがインストールされたSSD)が必要です。
Opt. 対応シリアル・バス 5 -CMAUTOEN 車載用Ethernet(100BASE-T1および1000BASE-T1)自動コンプライアンス・テスト・ソリューション。
1000BASE-T1には2GHz以上の帯域が必要
5 -CMAUTOEN10 車載用Ethernet(10BASE-T1S Short Reach)自動コンプライアンス・テスト・ソリューション。
5 -AUTOEN-BND 車載用Ethernetコンプライアンス、信号分離、PAM3解析、100Base-T1デコード・ソフトウェア(Opt. 5-DJA が必要)
5 -AUTOEN-SS 車載用Ethernet信号分離
5 -CMAUTOEN10 車載用Ethernet(10BASE-T1S Short Reach)自動コンプライアンス・テスト・ソリューション
5 -CMINDUEN10 工業用Ethernet(10Base-T1L Long Reach)自動コンプライアンス・テスト・ソリューション
5-CMENET Ethernet自動コンプライアンス・テスト・ソリューション(10BASE-T/100BASE-T/1000BASE-T)。
1000BASE-Tには1GHz以上の帯域が必要
5-CMUSB2 USB 2.0自動コンプライアンス・テスト・ソリューション
TDSUSBF型USBテスト・フィクスチャが必要
ハイスピードUSBには2GHz以上の帯域が必要
ステップ7
- データ解析機能の追加
Opt. 拡張解析 5-DBLVDS TekExpress LVDS自動テスト・ソリューション(Opt. 5-DJAおよび5-WINが必要)
5-DJA 拡張ジッタ/アイ・ダイアグラム解析 5 -DPM デジタル電源管理 5-DPMBAS 基本的なデジタル電源管理 5-IMDA12 インバータ/モータ・ドライブ解析 5-IMDA-DQ012 DQ0機能によるインバータ/モータ・ドライブ解析 5-MTM マスク/リミット・テスト 5-PAM3 PAM3解析(Opt. 5-DJAおよび5-WINが必要)
5-PS21314 パワー・ソリューション・バンドル(Opt. 5-PWR、THDP0200型、TCP0030A型、067-1686-xx(デスキュー・フィクスチャ))
5-PS2FRA1314 パワー・ソリューション・バンドル(Opt. 5-PWR、THDP0200型、TCP0030A型、TPP0502型×2、067-1686-xx(デスキュー・フィクスチャ))
5-PWR15 パワー測定/解析 5 -SV-BW-1 Spectrum Viewの取込み帯域を500MHz に拡張
5-SV-RFVT Spectrum ViewによるRF対時間解析/トリガおよびリモートIQデータ転送
5-VID NTSC、PAL、SECAMビデオ・トリガ
ステップ8
- デジタル・プローブの追加
- FlexChannel入力にTLP058型ロジック・プローブを接続するだけで、1つのFlexChannelで8つのデジタル・チャンネルを使用できます。TLP058型プローブは、本体と同時に注文するか、または別途に注文することもできます。
対応機種 注文内容 追加チャンネル数 MSO54型 TLP058プローブ(1~4本) デジタル・チャンネル(8~32) MSO56型 TLP058プローブ(1~6本) デジタル・チャンネル(8~48) MSO58型 TLP058プローブ(1~8本) デジタル・チャンネル(8~64)
ステップ9
- アナログ・プローブ/アダプタの追加
- その他の推奨プローブ/アダプタの追加
推奨プローブ/アダプタ 概要 TAP1500 1.5GHz TekVPI®アクティブ・シングルエンド電圧プローブ、入力電圧±8V TAP2500 2.5GHz TekVPI®アクティブ・シングルエンド電圧プローブ、入力電圧±4V TAP3500 3.5GHz TekVPI®アクティブ・シングルエンド電圧プローブ、入力電圧±4V
TAP4000 4GHz TekVPI®アクティブ・シングルエンド電圧プローブ、入力電圧±4V
TCP0030A 30 A AC/DC TekVPI®電流プローブ、周波数帯域120MHz TCP0020 20 A AC/DC TekVPI®電流プローブ、周波数帯域50MHz TCP0030A 30 A AC/DC TekVPI電流プローブ、周波数帯域120MHz TCP0150 150 A AC/DC TekVPI®電流プローブ、周波数帯域20MHz TRCP0300 30MHz AC電流プローブ、250mA~300A TRCP0600 30MHz AC 電流プローブ、500mA~600A TRCP3000 16MHz AC電流プローブ、500mA~3,000A TDP0500 500MHz TekVPI®差動電圧プローブ、±42V差動入力電圧 TDP1000 1GHz TekVPI®差動電圧プローブ、±42V差動入力電圧 TDP1500 1.5GHz TekVPI®差動電圧プローブ、±8.5V差動入力電圧 TDP3500 3.5GHz TekVPI®差動電圧プローブ、±2V差動入力電圧
TDP4000 4GHz TekVPI®差動電圧プローブ、±2V差動入力電圧
TDP7704 4GHz TriMode™電圧プローブ TDP7706 6GHz TriMode™電圧プローブ
TDP7708 8GHz TriMode™電圧プローブ
TDP7710 10GHz TriMode™電圧プローブ
THDP0100 ±6kV, 100MHz TekVPI®高電圧差動プローブ THDP0200 ±1.5kV、200MHz TekVPI®高電圧差動プローブ TMDP0200 ±750V、200MHz TekVPI®高電圧差動プローブ TPR1000 1GHz、シングルエンドTekVPI®パワーレール・プローブ(TPR4KITアクセサリ・きっとを含む) TPR4000 4GHz、シングルエンドTekVPI®パワーレール・プローブ、(TPR4KITアクセサリ・きっとを含む) TIVH02 光アイソレーション型差動プローブ、200MHz、±2,500V、TekVPI、3m TIVH02L 光アイソレーション型差動プローブ、200MHz、±2,500V、TekVPI、10m TIVH05 光アイソレーション型差動プローブ、500MHz、±2,500V、TekVPI、3m TIVH05L 光アイソレーション型差動プローブ、500MHz、±2,500V, TekVPI、10m TIVH08 光アイソレーション型差動プローブ、800MHz、±2,500V、TekVPI、3m TIVH08L 光アイソレーション型差動プローブ、800MHz、±2,500V、TekVPI、10m TIVM1 光アイソレーション型差動プローブ、1GHz、±50V、TekVPI、3m TIVM1L 光アイソレーション型差動プローブ、1GHz、±50V、TekVPI、10m TPP0502 500MHz、2:1 TekVPI®受動電圧プローブ、入力容量12.7pF TPP0850 2.5kV、800MHz、50:1 TekVPI®受動高電圧プローブ P6015A 20kV、75MHz高電圧受動プローブ TPA-BNC16 TekVPI® -TekProbe™ BNCアダプタ TEK-DPG TekVPIデスキュー・パルス・ジェネレータ 067-1686-xx パワー測定用デスキュー/校正フィクスチャ 他のプローブについては、プローブ選択ツール(www.tek.com/probes)をチェックしてください。
ステップ10
- アクセサリの追加
- 運搬/取り付け用アクセサリの追加
オプショナル・アクセサリ 概要 HC5
ハード・キャリング・ケース
RM5
ラックマウント・キット
GPIB-Ethernetアダプタ
4865B(GPIB-Ethernetインタフェース)、ICS Electronics社
ステップ11
- 電源ケーブル・オプションの選択
電源ケーブルのオプション 概要 A0 北米仕様電源プラグ(115V、60Hz)
A1 ユニバーサル欧州仕様電源プラグ(220V、50Hz) A2 イギリス仕様電源プラグ(240V、50Hz) A3 オーストラリア仕様電源プラグ(240V、50Hz) A5 スイス仕様電源プラグ(220V、50Hz) A6 日本仕様電源プラグ(100V、50/60Hz) A10 中国仕様電源プラグ(50Hz) A11 インド仕様電源プラグ(50Hz) A12 ブラジル仕様電源プラグ(60Hz) A99 電源コードなし
ステップ12
- 延長修理/校正オプションの追加
サービス・オプション 概要 T3 3 年間のトータル保証サービス・プランでは、通常使用による損傷、事故による破損(ESD または EOS を含む)の修理または交換を含む、さらに予防的な保守も行われます。機器の返却によって発生するサービス中断期間は5日間で、カスタマ・サポートを優先的にご利用になれます。 T5 5 年間のトータル保証サービス・プランでは、通常使用による損傷、事故による破損(ESD または EOS を含む)の修理または交換を含む、さらに予防的な保守も行われます。機器の返却によって発生するサービス中断期間は5日間で、カスタマ・サポートを優先的にご利用になれます。 R5 標準保証期間を5年に延長。部品、作業、国内2日の発送を保証。保証がない場合よりも迅速な修理対応。すべての修理で校正とアップデートを実施。手続きは不要。電話一本で修理プロセスが開始。 C3 3年間の校正サービス必要に応じて、推奨される校正間隔でトレーサブル校正または機能検証が実施されます。保証期間には初回の校正に加えて、2年間の校正サービスが含まれます。 C5 5年間の校正サービス必要に応じて、推奨される校正間隔でトレーサブル校正または機能検証が実施されます。保証期間には初回の校正に加えて、4年間の校正サービスが含まれます。 D1 校正データ・レポート D3 3年試験成績書(Opt. C3と同時発注) D5 5年間の校正データ・レポート(Opt. C5と同時発注)
購入後の機能アップグレード
- 機能アップグレードの追加
- 購入後も簡単に機能を追加できます。ノード・ロック・ライセンスの場合は、単一の製品のオプション機能が永続的に有効になります。フローティング・ライセンスの場合は、ライセンスが有効なオプションを対応機器間で簡単に移動できます。
アップグレード機能 ノード・ロック・ライセンス・アップグレード フローティング・ライセンス・アップグレード 概要 内蔵機能の追加 SUP5-AFG SUP5-AFG-FL 任意波形/ファンクション・ジェネレータの追加 SUP5-RL-125M SUP5-RL-125M-FL レコード長を62.5Mポイント/チャンネルから125Mポイント/チャンネルに拡張 SUP5-RL-250M SUP5-RL-250M-FL レコード長を62.5Mポイント/チャンネルから250Mポイント/チャンネルに拡張 SUP5-RL-500M SUP5-RL-500M-FL レコード長を62.5Mポイント/チャンネルから500Mポイント/チャンネルに拡張 SUP5-RL-125MT250M SUP5-RL-125MT250M-FL レコード長を125Mポイント/チャンネルから250Mポイント/チャンネルに拡張 SUP5-RL-250MT500M SUP5-RL-250MT500M-FL レコード長を250Mポイント/チャンネルから500Mポイント/チャンネルに拡張 SUP5-RL-125MT500M SUP5-RL-125MT500M-FL レコード長を125Mポイント/チャンネルから500Mポイント/チャンネルに拡張 プロトコル解析の追加 SUP5-SR8B10B SUP5-SR8B10B-FL 8B/10Bシリアル・デコード/解析 SUP5-SRAERO SUP5-SRAERO-FL 航空/宇宙通信用シリアル・トリガ/解析(MIL-STD-1553、ARINC 429) SUP5-SRAUDIO SUP5-SRAUDIO-FL オーディオ・シリアル・トリガ/解析(I2S、LJ、RJ、TDM) SUP5-SRAUTO SUP5-SRAUTO-FL 車載用シリアル・トリガ/解析(CAN、CAN FD、LIN、FlexRay、CANシンボル・デコード) SUP5-SRAUTOEN1 SUP5-SRAUTOEN1-FL 100BASE-T1車載用Ethernetシリアル解析 SUP5-SRAUTOSEN SUP5-SRAUTOSEN-FL 車載用センサ・シリアル・トリガ/解析(SENT) SUP5-SRCOMP SUP5-SRCOMP-FL コンピュータ・シリアル・トリガ/解析(RS-232/422/485/UART) SUP5-SRDPHY SUP5-SRDPHY-FL MIPI D-PHY(DSI-1、CSI-2のデコード/サーチのみ) SUP5-SREMBD SUP5-SREMBD-FL 組込みシリアル・トリガ/解析(I2C、SPI) SUP5-SRENET SUP5-SRENET-FL Ethernetシリアル・トリガ/解析(10Base-T、100Base-TX) SUP5-SRI3C SUP5-SRI3C-FL MIPI I3Cシリアル・デコード/解析 SUP5-SRMANCH SUP5-SRMANCH-FL マンチェスタ(デコード/サーチのみ) SUP5-SRMDIO SUP5-SRMDIO-FL 管理データ入出力(MDIO)シリアル・デコード/解析 SUP5-SRNRZ SUP5-SRNRZ-FL NRZシリアル・デコード/解析 SUP5-SRPM SUP5-SRPM-FL 電源管理シリアル・トリガ/解析(SPMI) SUP5-SRPSI5 SUP5-SRPSI5-FL PSI5シリアル・デコード/解析 SUP5-SRSDLC SUP5-SRSDLC-FL 同期データ・リンク制御プロトコル・デコード/サーチ SUP5-SRSPACEWIRE SUP5-SRSPACEWIRE-FL SpaceWireシリアル・デコード/解析 SUP5-SRSVID SUP5-SRSVID-FL SVID(Serial Voltage Identification)シリアル・デコード/解析 SUP5-SRUSB2 SUP5-SRUSB2-FL USB 2.0シリアル・バス・トリガ/解析(LS、FS、HS) SUP5-SREUSB2 SUP5-SREUSB2-FL eUSB2(Embedded USB2)シリアル・デコード/解析 シリアル・コンプライアンス・テストの追加 すべてのシリアル・コンプライアンス製品には、Opt. 5-WIN(Microsoft Windows 10オペレーティング・システムを搭載したSSD)が必要
SUP5-AUTOEN-BND - 車載用Ethernetコンプライアンス、信号分離、PAM3解析(Opt. 5-DJAが必要)、100BASE-T1シリアル・デコード SUP5-AUTOEN-SS SUP5-AUTOEN-SS-FL 車載用Ethernet信号分離 SUP5-CMAUTOEN SUP5-CMAUTOEN-FL 車載用Ethernet自動コンプライアンス・テスト・ソリューション(100BASE-T1および1000BASE-T1)
1000BASE-T1テストには2GHz以上の周波数帯域が必要
SUP5-CMAUTOEN10 SUP5-CMAUTOEN10-FL 車載用Ethernet(10BASE-T1S Short Reach)自動コンプライアンス・テスト・ソリューション SUP5-CMENET SUP5-CMENET-FL Ethernet自動コンプライアンス・テスト・ソリューション(10BASE-T/100BASE-T/ 1000BASE-T)。
1000BASE-T1テストには1GHz以上の周波数帯域が必要
SUP5-CMINDUEN10 SUP5-CMINDUEN10-FL 工業用Ethernet(10Base-T1L Long Reach)自動コンプライアンス・テスト・ソリューション SUP5-CMUSB2 SUP5-CMUSB2-FL USB2.0自動コンプライアンス・テスト・ソリューション。
TDSUSBF USBテスト・フィクスチャが必要
USBテストには2GHz以上の周波数帯域が必要
拡張解析の追加 SUP5-DBLVDS SUP5-DBLVDS-FL LVDSデバッグ/解析(Opt. 5-DJA および 5-WINが必要) SUP5-DJA SUP5-DJA-FL 拡張ジッタ/アイ・ダイアグラム解析 SUP5-DPM SUP5-DPM-FL デジタル電源管理 SUP5-IMDA17 SUP5-IMDA-FL17 インバータ/モータ・ドライブ解析 SUP5-IMDA-DQ017 SUP5-IMDA-DQ0-FL DQ0機能によるインバータ/モータ・ドライブ解析(Opt. 5-IMDAが必要) SUP5-MTM SUP5-MTM-FL マスク/リミット・テスト SUP5-PAM3 SUP5-PAM3-FL PAM3解析(Opt. 5-DJAが必要) SUP5-PWR SUP5-PWR-FL 拡張パワー測定/解析 SUP5-PS2 - パワー・ソリューション・バンドル(5-PWR、THDP0200型、TCP0030A型、067-1686-xxデスキュー・フィクスチャ) SUP5-DPMBAS SUP5-DPMBAS-FL 基本的なデジタル電源管理 SUP5-SV-BW-1 SUP5-SV-BW-1-FL Spectrum Viewの取込み帯域を500MHzに拡張 SUP5-SV-RFVT SUP5-SV-RFVT-FL Spectrum ViewによるRF対時間解析/トリガ SUP5-VID SUP5-VID-FL NTSC、PAL、SECAMビデオ・トリガ デジタル・ボルトメータの追加 SUP5-DVM - デジタル・ボルトメータ/トリガ周波数カウンタの追加 (Web(www.tek.com/register5mso)からの品登録で無償)
アップグレード機能 アップグレード Description Windowsオペレーティング・システムの追加 SUP5-WIN Windows 10オペレーティング・システムがインストールされたリムーバブルSSD
購入後の周波数帯域のアップグレード
- 購入後に周波数帯域のアップグレードを購入する
購入後も製品のアナログ周波数帯域を簡単にアップグレードできます。周波数帯域のアップグレードは、FlexChannelの入力数、現在の帯域、必要な帯域の組み合わせに基づいて購入してください。
1GHzまでのアップグレードは、ソフトウェア・ライセンスと新しい前面パネル・ラベルをインストールするだけですので、お客様自身で実施していただけます。2GHzへのアップグレードの場合は、当社認定サービス受付センターにてインストールおよび校正を実施させていただきます。
また、350MHzまたは500MHzから1GHzまたは2GHzに周波数帯域をアップグレードされる場合には、TPP1000型1GHz受動プローブがチャンネルあたり1本付属します。
アップグレード対象 アップグレード前の帯域 アップグレード後の帯域 帯域アップグレードの型名 MSO54型 350MHz 500MHz SUP5-BW3T54 350MHz 1GHz SUP5-BW3T104 350MHz 2GHz SUP5-BW3T204 (Opt. IFCまたはIFCINが必要)
500MHz 1GHz SUP5-BW5T104 500MHz 2GHz SUP5-BW5T204 (Opt. IFCまたはIFCINが必要)
1GHz 2GHz SUP5-BW10T204 (Opt. IFCまたはIFCINが必要)
MSO56型 350MHz 500MHz SUP5-BW3T56 350MHz 1GHz SUP5-BW3T106 350MHz 2GHz SUP5-BW3T206 (Opt. IFCまたはIFCINが必要)
500MHz 1GHz SUP5-BW5T106 500MHz 2GHz SUP5-BW5T206 (Opt. IFCまたはIFCINが必要)
1GHz 2GHz SUP5-BW10T206 (Opt. IFCまたはIFCINが必要)
MSO58型 350MHz 500MHz SUP5-BW3T58 350MHz 1GHz SUP5-BW3T108 350MHz 2GHz SUP5-BW3T208 (Opt. IFCまたはIFCINが必要)
500MHz 1GHz SUP5-BW5T108 500MHz 2GHz SUP5-BW5T208 (Opt. IFCまたはIFCINが必要)
1GHz 2GHz SUP5-BW10T208 (Opt. IFCまたはIFCINが必要)
8このオプションは、Opt. 5-SECと同時発注できません。
9このオプションはOpt. 5-WIN と同時発注できません。
10これらのバンドル・オプションは、機器の購入と同時にご購入ください。アップグレードはご利用になれません。
11USBハイスピードは、アナログ・チャンネルの帯域が1GHz以上のモデルのみで使用できます。
12このオプションはMSO54 型とは同時発注できません。
13このオプションはOpt. 5-PWR とは同時発注できません。
14これらのバンドル・オプションは、機器の購入と同時にご購入ください。アップグレードはご利用になれません。
15このオプションはOpt. 5-PS2 または5-PS2FRA とは同時発注できません。
16 既存のTekProbeプローブを5シリーズMSO に接続する場合に推奨。
17このオプションはMSO54とは同時発注できません。