EA 10000シリーズ

EA-10000シリーズ・モデルの選定方法

EA-10000シリーズは、ニーズに合わせ、180種類以上のモデルを揃えています。機器の選定にサポートが必要な場合は、 営業担当者までご連絡ください 。当社エンジニアがお客様のユース・ケースをお伺いし、機器選びをお手伝いします。

まず、基本的な電源、インテリジェント電源、双方向電源、電子負荷など、どのファミリがお客様の用途に適しているのかをご検討ください。違いについては、以下をお読みください。

最適なファミリを見つけたら、必要な電力量を決定します。機器の選定によって、どの形状のラックの高さ（2U、3U、4U、または6U）がニーズに合っているのかが決まります。

最後に、必要となる特定の電圧レベルと電流レベルを検討します。このページの下に掲載されている表を参照し、ニーズに最も近いシリーズをお選びください。当社のエンジニアがオプションについてご連絡をいたします。

PSBおよびELRモデル

双方向電源モデル（PSB）には、PSIモデルのすべての機能が含まれ、電力をシンク（吸収）してローカル・グリッドに戻す機能が追加されています。同じボックスから電力を供給、シンクすることで、貴重なスペースを節約します。また、PSBモデルは、エネルギーを96%以上の回収効率でグリッドに戻すことが可能なため、電気代と冷却費を節約できます。PSBモデルは、EA-10000シリーズで柔軟性が最も高いソリューションです。

ソースが不要で、電力をシンクするだけでよい場合、回生電子負荷モデル（ELR）が最適な選択肢となります。ELRモデルは、シンクする電流の最大96%を捕捉し、その電力をローカル・グリッドに戻すことで、熱、騒音、HVACのコストを削減し、運用コストを節約します。ELRモデルは、PSI、PSBモデル両方の内蔵波形ジェネレータと特別なテスト手順モードを保持します。