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スペクトラム・アナライザ
RSA306B、RSA306B-SMA型USBリアルタイム・スペクトラム・アナライザ・データシート
RSA306B型は、PCと当社のSignalVu-PC™(RF信号解析ソフトウェア)を使用して、9 kHz~6.2 GHzの信号に対応したリアルタイム・スペクトラム解析、ストリーム取り込み、詳細な信号解析機能を実行できます。優れた機能にも関わらず、低コストで導入することができ、しかもきわめて小型・軽量なので、屋外や工場、教育の現場での利用にも最適です。
主な性能仕様
- 9KHz~6.2GHzの周波数レンジをカバーし、広範な解析のニーズに対応
- 入力レベル範囲:+20~-160dBm
- Mil-Std 28800クラス2の環境条件に対応した、過酷な条件での使用にも耐える衝撃/振動特性
- 6.2GHzのスパン全域で高速掃引(2回/秒)が可能。未知の信号もすばやく検出
- 40 MHzの取り込み帯域幅により最新規格のワイドバンド・ベクトル解析に対応
- わずか15 μsの信号を100%の捕捉確率で取り込み可能
主な特長
- SignalVu-PC™ソフトウェアの付属により、必要なスペクトラム解析機能をすべて装備
- 17種類のスペクトラム/信号解析測定表示により、さまざまな測定タイプに対応可能
- マッピング、変調解析、WLAN、LTEおよびBluetooth規格のサポート、パルス測定、ストリーミング記録されたファイルの再生、信号調査、周波数/位相セトリング等の各種オプション
EMC/EMIのプリコンプライアンス/トラブルシューティング - CISPR検波器、事前定義された規格、リミット・ライン、アクセサリ設定の簡易化、環境信号の取込み、障害解析、レポート生成
- DataVu-PCソフトウェアにより、さまざまな帯域幅でのマルチ機器レコーディングが可能
- リアルタイム・スペクトラム/スペクトログラム表示により、トランジェント信号の測定や干渉信号の検出に必要な時間を大幅に短縮
- Microsoft WindowsおよびLinux環境に対応したアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)が付属
- MATLABのInstrument Control Toolboxで使用可能なドライバを提供
- ストリーム取込みによる長時間イベントの記録
- 3年保証
アプリケーション(A)
- 研究機関/教育機関
- 工場または屋外でのメンテナンス、設置、修理
- 製品の設計および製造
- 干渉信号の検出
RSA306B:新しいクラスの機器
RSA306B型は、他に類を見ない低価格でありながら、スペクトラム解析やその他の詳細な解析に必要なすべての機能を備えた画期的な製品です。RSA306B型は、一般に普及している最新のインタフェースやコンピュータの処理能力を利用し、信号処理機能と信号取り込み機能を分離することにより、機器のハードウェアのコストを大幅に削減することに成功しました。データの解析、保存、再生は、今ご使用になっているPC、タブレット、ラップトップ上で実行されます。PC機能をRFスペクトラムの取り込み用のハードウェアと分離することにより、コンピュータのアップグレードが容易になり、IT管理の問題が最小化されます。
RSA306B-SMA: RFセンサ・アプリケーション用
RSA306B-SMAは、RSA306B USBスペクトラム・アナライザの派生製品であり、次のようなお客様主導の拡張機能を備えており、カスタム・システムおよび筐体内での統合が容易になります。
- Type-SMA RF入力コネクタはType-Nコネクタの代わりに使用します
- オプションで保護ケースなしで使用できます(シェルなし)
- オプションで、カスタム筐体にケースなしのシャーシを取り付けるためのカスタム・マウント・ハードウェア(MKIT)を使用できます。
SignalVu-PC™ソフトウェアおよびAPIによる詳細な解析と効率的なプログラム開発
RSA306B型は、当社の高性能シグナル・アナライザを支える強力なソフトウェアであるSignalVu-PCの機能を活用して動作します。SignalVu-PCは、従来の低価格な測定器では実現が困難だった、詳細な解析機能を提供します。ご使用のPCでDPXスペクトラム/スペクトログラムのリアルタイム処理を行えるようになるだけでなく、ハードウェアのコストも削減できます。機器とのプログラム・インタフェースが必要なお客様は、SignalVu-PCプログラム・インタフェースを利用することも、あるいは豊富なコマンドとWindowsおよびLinuxの測定機能が用意された付属のアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)を使用することもできます。APIではMATLABドライバも使用できるため、MATLABおよびInstrument Control Toolboxを活用した使い方もできます。
DataVu-PCによるマルチ機器レコーディングと大規模記録データの解析
DataVu-PCソフトウェアを使用すると、設定の異なる2つのスペクトラム・アナライザを同時に制御できます。そのため、機器がサポートする周波数レンジであれば、どの周波数でも最高40MHzの周波数帯域で記録を行いながら、幅広いスパンでモニタリングできます。記録が完了すると、DataVu-PCでは、サーチ/マーク機能を使用して目的の信号を効率的に特定できるため、長時間の記録データを手作業で検査する手間が省けます。パルス測定機能は、最大2,000,000パルスに対応できます。
SignalVu-PC基本バージョンの測定機能
SignalVu-PCプログラムは無償でありながら、基本ソフトウェアの域を超えた高度な機能を提供します。無償版のSignalVu-PCソフトウェアが対応している測定機能の概要を下表に示します。
汎用信号解析機能 | |
スペクトラム・アナライザ | スパン:1 kHz~6.2GHz 3トレース+1演算波形+スペクトログラムのトレース 5つのマーカによるパワー、相対パワー、総合パワー、パワー密度、およびdBc/Hzの測定 |
DPXスペクトラム/スペクトログラム | スペクトラムのリアルタイム表示、最大40 MHzのスパンで15 μsecの信号を100 %の確かさで検出 |
振幅、周波数、位相対時間、RF IQ対時間 | 基本的なベクトル解析機能 |
時間軸でのオーバビュー/ナビゲータ | 取込んだ信号を簡単な設定で何度でもマルチドメインで詳細に解析可能 |
スペクトログラム | 2-D/3-Dウォーターフォール表示により異なる角度から信号を解析 |
AM/FMリスニング | FM/AM信号の音声復調および音声ファイルへの記録 |
アナログ変調解析 | |
AM、FM、PM解析 | 主なAM/FM/PMパラメータの測定 |
RF測定 | |
スプリアス測定 | ユーザ定義可能なリミット・ラインと領域により、機器の周波数レンジ全域でスペクトラム違反テストを自動化。4つのトレースの保存/呼び出しが可能。オプションのSVQPでCISPR準尖頭値/アベレージ検波器が使用可能 |
スペクトラム・エミッション・マスク | ユーザ定義または規格で規程されたマスク・テスト |
占有帯域幅 | 測定モード:全電力の99%のポイント、xdBダウンのポイント |
チャンネル・パワーおよびACLR | 可変チャンネルおよび隣接/オルタネート・チャンネル測定 |
MCPR | 高度で使いやすいマルチチャンネル・パワー測定 |
CCDF | 信号レベルの統計的変動をプロットする相補累積分布関数 |
RSA306B型とSignalVu-PCを組み合わせることで、屋外でもラボでも使用可能な基本/拡張測定機能が利用可能
リアルタイムに視覚化された高速通信信号のDPXスペクトラム表示:40 MHzのリアルタイム周波数帯域に対応したRSA306B型と、SignalVu-PCの信号処理機能を組み合わせることにより、高性能PCの使用時に、信号の持続時間が15 μsという捉えにくい信号でも確実に観測できます。下の図は無線LANの伝送(緑とオレンジ)を示しており、画面を横切るように繰り返し出現している幅の狭い信号はBluetoothのアクセス・プローブ信号を表しています。スペクトログラム(画面の上半分)では、これらの信号の変化が時間軸に沿ってはっきりと判別でき、信号の衝突が起こっているかどうかを確認することができます。
これまで、信号のモニタリングは決して楽な作業ではありませんでした。スペクトラム・マスク・テストにより、間欠的で瞬間的に発生する信号異常など、周波数ドメインに検出されたトランジェントの詳細を確認できます。マスク・テストでは、取込みの停止、データの保存、画像の保存、およびアラートによる通知を設定できます。次の図は、指定した周波数帯での違反をモニタするために作成されたスペクトラム・マスク(スペクトラム表示ではオレンジ)を示しています。125μsのトランジェントが発生している箇所が見られ(赤で表示)、信号がマスクから外れているのがわかります。上のスペクトラムでは、赤い違反のエリアがはっきりと観測されています(円で囲んだ部分)。
EMC/EMI
RSA306B型とSignalVu-PCがあれば、EMIのプリコンプライアンス/診断テストも簡単に実施できます。トランスデューサ、アンテナ、プリアンプ、およびケーブルのゲイン/損失を入力し、補正パラメータ・ファイルに保存しておけます。また、SignalVu-PCに標準装備されたスプリアス測定機能を使用して、テストのリミット・ラインを定義することもできます。次の図では、30MHz~960MHzの範囲で、FCC Part 15 Class Aのリミット(灰色で表示)に対してテストを行っています。青で表示されたトレースが実際に取り込まれた信号です。違反はグラフの下の測定結果テーブルに記録されています。Opt. SVQPを使用すると、CISPR準尖頭値/アベレージ検波器も追加できます。
EMCプリコンプライアンス・ソリューションは、Opt. EMCVUを追加できます。オプションでは数多くの事前定義されたリミット・ラインがサポートされています。また、ウィザード機能が追加されており、ボタンを押すだけでアンテナ、LISN、その他の推奨EMCアクセサリを簡単にセットアップできます。新しいEMC-EMI表示を使用すると、エラー時にのみ時間のかかる準尖頭値が適用されるようにできるため、効率的にテストを進めることができます。この表示機能では、ボタンを押すだけで環境測定を行うこともできます。Inspectツールを使用すると、目的の周波数をローカルに測定できるため、スキャニングを行う必要がありません。
SignalVu-PCには、AM/FM信号の解析機能が標準で備わっています。次のスクリーン・ショットは、キャリアを変調度48.9%でAM変調する1kHzトーンの振幅を示しています。スペクトラム表示では、マーカを使用して1kHzのオフセットで変調側波帯が測定されており、キャリアより12.28dB低いことがわかります。同じ信号が同時に変調表示ウィンドウにも表示されており、AM対時間のほかにも+ピーク、-ピーク、およびトータル変調といった測定値が示されています。SINAD、THD,および変調レートなどのアナログ・オーディオ変調の拡張測定機能は、Opt. SVAで提供されています。
SignalVu-PCのアプリケーション別ライセンス
SignalVu-PCは、次のようなさまざまなアプリケーションに対応した各種の測定/解析ライセンスを提供しています。
- 汎用変調解析(16/32/64/256 QAM、QPSK、O-QPSK、GMSK、FSK、APSKなど、27種類の変調方式に対応)
- EMC/EMI解析(CISPRピーク/準尖頭値/アベレージ検波器を使用)
- P25解析(フェーズ1およびフェーズ2)
- WLAN解析(802.11a/b/g/j/p、802.11n、802.11ac)
- LTE™ FDD/TDD基地局(eNB)セルIDおよびRF測定
5Gニュー・ラジオ(NR)アップリンク/ダウンリンクRFパワー、パワー・ダイナミクス、信号品質、およびエミッション測定
- Bluetooth®解析(Basic Rate、Low Energy、およびBluetooth 5)。EDR(Enhanced Data Rate)の一部測定にも対応
- マッピングおよび信号強度
- パルス解析
- AM/FM/PM/ダイレクト・オーディオ測定(SINAD、THDなど)
- 記録されたファイルの再生(すべてのドメインで完全な解析が可能)
- 信号識別/調査
変調解析用のSVMソフトウェアにより、変調品質を複数の表示方式で解析できます。次のスクリーン・ショットは、標準のチャンネル・パワー/ACLR測定とコンスタレーション表示やQPSK信号のベクトル信号品質を組み合わせた例です。
APCO P25
SignalVu-PCのSV26ソフトウェアを使用すると、APCO P25信号に関する規格ベースの標準に基づいたトランスミッタの品質チェックを簡単に行えます。次の図は、トランスミッタ・パワー、変調、周波数の測定を行いながら、フェーズ2信号の異常をスペクトラム・アナライザでモニタしている例を示しています。
WLAN
高度なWLAN測定も簡単に実施できます。次の802.11g信号表示の例では、スペクトログラムによってバースト信号の開始地点でのパイロット・シーケンスと、それに続く主要な信号バーストが示されています。パケットに対する変調は自動的に64 QAMとして検出され、コンスタレーションとして表示されています。データ・サマリによると、EVMは-33.24dB(RMS)を示し、バースト・パワーが10.35dBmと測定されています。SignalVu-PCのアプリケーションは、802.11a/b/j/g/p、802.11n、および帯域幅40MHzまでの802.11acに対応しています。
Bluetooth
新たに2つのオプションが追加されたことで、Bluetooth SIG規格ベースのトランスミッタRF測定を時間、周波数、変調のドメインで効率的に実行できます。Opt. SV27では、RF.TS.4.2.0およびRF-PHY.TS.4.2.0のテスト仕様で定義されている、Basic RateとLow Energyのトランスミッタ測定がサポートされます。さらに、EDR(Enhanced Data Rate)パケットを復調し、シンボル情報を提供する機能も備えています。Opt. SV31では、Bluetooth 5規格(LE 1M、LE 2M、LE Coded)とコア仕様で定義された測定がサポートされます。どちらのオプションでも、転送される物理層のデータがデコードされ、シンボル・テーブルにパケットのフィールドが色分けされて表示されるため、効率的な解析が可能です。
カスタマイズ可能なリミットを使用してパス/フェイル判定が行えます。次の測定例では、偏移対時間、周波数オフセット/ドリフト、および測定サマリがパス/フェイル判定とともに表示されています。
LTE
SV28ソフトウェアを使用することにより、次のLTE基地局トランスミッタ測定を実行できます。
- セルID
- チャンネル・パワー
- 占有帯域幅
- 隣接チャンネル漏洩比(ACLR)
- スペクトラム・エミッション・マスク(SEM)
- TDDのトランスミッタ・オフ・パワー
- リファレンス信号(RS)パワー
4つのプリセットにより、プリコンプライアンス・テストやセルIDの検出が効率化されます。これらのプリセットは、セルID、ACLR、SEM、チャンネル・パワー、およびTDD Toffパワーとして定義されています。測定方法は3GPP TSバージョン12.5の定義に従っており、ピコセル/フェムトセルを含むすべてのカテゴリの基地局に対応しています。パス/フェイル情報が報告され、すべてのチャンネル周波数帯域がサポートされます。
セルIDプリセットでは、プライマリ同期信号(PSS)とセカンダリ同期信号(SSS)がコンスタレーション・ダイアグラムに表示されます。周波数誤差も測定されます。
ACLRプリセットでは、E-UTRA/UTRA隣接チャンネルが測定されます。UTRAでは異なるチップ・レートを使用できます。ACLRでは、入力が存在しない状態で測定されたノイズに基づいたノイズ補正機能もサポートされます。ACLRとSEMはどちらも掃引モード(デフォルト)で動作します。または、必要な測定帯域が40MHz未満のときには、より高速なシングル・アクイジション(リアルタイム)でも動作します。
5G NR変調解析および測定オプション
5G NRは、サポートされている信号規格、アプリケーション、変調タイプの増加しているセットの1つです。
5G NR解析オプションは、3GPPの5G NR仕様に基づいた信号の周波数、時間、および変調ドメインの包括的な解析機能を提供します。
スペクトラム、取込時間、およびNR固有の変調品質(EVM、周波数誤差、I/Qエラーなど)トレースとテーブルの結果トレースを設定することにより、エンジニアは全体的な信号特性を識別し、断続的なエラー・ピークや繰り返し発生する同期エラーのトラブルシューティングを行うことができます。
Error Vector Magnitude(EVM)は、信号品質の説明に使用される性能指数です。これは、指定されたシンボルの理想的なコンスタレーション点と実際の測定点との間のI/Q平面上の差を測定することによって行われます。理想的なサブシンボルのdBまたは%で測定し、受信した平均QAMパワーに正規化して、シンボルのコンスタレーションと理想的なシンボルを表示できます。EVM対信号またはEVM対時間は、考慮されるシンボル数またはスロット内の時間に存在するOFDMシンボルのEVMを提供します。
自動テストでは、SCPIリモート・インタフェースを使用して設計を迅速化できるため、設計検証および製造フェーズへの迅速な移行が可能になります。
5G NR トランスミッタ測定コアに対応する機能
5G NRオプション(5GNRNL-SVPC)は、3GPPのTS 38仕様のリリース15およびリリース16に従い、5G NR変調解析測定に対応しています。これには次のものが含まれます。
- アップリンクおよびダウンリンク・フレーム構造の解析
- 5G NRの測定値と表示には、次のものが含まれます
- 変調確度(ModAcc)
- チャンネル・パワー (CHP)
- 隣接チャンネル電力 (ACP)
- スペクトラム・エミッション・マスク(SEM)
- 占有帯域幅(OBW)
- パワー対時間(PVT)1
- エラー・ベクトル振幅(EVM)
- ModAcc、SEM、CHP、ACP、OBW、PVT、EVM測定のすべてのスカラ値結果を含むサマリ・テーブル
- 領域におけるカップリング測定を使用した、詳細解析とトラブルシューティング。複数のマーカーを使用して結果を相関させ、根本原因を特定。
- 設定パラメータと測定結果を使用して、レポートをCSV形式で保存
- 各コンポーネント・キャリアの PDSCH または PUSCH の設定可能なパラメータ
- ダウンリンクについては、3GPP仕様に準拠したFDDとTDD対応のテスト・モデル
マッピング
SignalVu-PCでMAPアプリケーションを使用すると、干渉信号の検出と干渉位置解析を行えます。方位機能を使用して干渉信号の場所を特定します。この機能ではマッピング・ツール上に線や矢印を引けるため、測定を行うときにアンテナが指している方向を示すことができます。また、測定結果にラベルを追加し、表示することもできます。
信号調査/識別
信号識別ソフトウェア(SV54)では、専門システムのガイダンスを信号の識別に役立てることができます。目的のスペクトラム領域を速やかに作成できるグラフィック・ツールが提供され、信号を効率的に区分して分類できるようになります。スペクトラム・プロファイル・マスクをトレースの最上部にオーバーレイすると、信号形状のガイダンスが提供され、同時に周波数、帯域幅、チャンネル数、および位置が表示され、簡単にチェックできます。WLAN、GSM、W-CDMA、CDMA、Bluetooth規格および拡張データ・レート、LTE FDDおよびTDD、ならびにATSCの各信号を素早く、簡単に識別できます。データベースは、H500型/RSA2500型の信号データベース・ライブラリからインポートして、新しいソフトウェア・ベースに簡単に移行できます。
マッピング機能を備えたSignalVu-PCを使用すると、屋外で行われた測定の方位を手動で示すことができ、トライアンギュレーション作業を大いに助けます。★★★日本では適用されないので削除★★★★★★日本では適用されないので削除★★★テクトロニクスは、完全な干渉検出ソリューションの一部として、20 MHz~8.5 GHz(オプションの9 kHz~20 MHz)の周波数範囲を持つAlaris DF-A0047ハンドヘルド方向検出アンテナを推奨します。★★★日本では適用されないので削除★★★★★★日本では適用されないので削除★★★
再生
ストリーミング記録された信号を再生する機能により、スペクトラム違反の発生を何時間も監視する必要がなくなり、記録データを確認するわずか数分間の作業で済みます。記録時間はストレージ・メディアの容量によってのみ制限されます。記録はSignalVu-PCに組み込まれている基本機能です。SV56ソフトウェアの再生機能を利用することで、DPXスペクトログラムなど、SignalVu-PCのあらゆる測定機能を使用した解析が可能になります。再生においても最小信号時間の仕様は変わりません。AM/FMオーディオ変調解析も実行できます。可変スパン、分解能帯域幅、解析長、周波数帯域についてもすべて通常の使用と変わりません。周波数マスク・テストも、記録された信号に対して最大40MHzのスパンで実行できます。マスク違反に対しては、ビープ音、取込みの停止、トレースの保存、画像の保存、およびデータの保存といったアクションを設定できます。選択した箇所を再生できるだけでなく、ループを使用して目的の信号を繰り返し検査することもできます。時間ギャップを挿入して確認時間を短縮できるため、スキップ操作をせずに再生できます。ライブ・レート再生機能により、AM/FM変調の忠実度を保ちながら、実際の時間と同じスピードで再生できます。記録時の時刻がスペクトラム・マーカに表示されるので、実際のイベントとも簡単に関連付けられます。次の図は、スペクトラム違反を検出するためにマスクが適用された状態で、同時に92.3MHzの中心周波数でFM信号をリスニングしながら、FM帯域が再生されている例を示しています。
USBスペクトラム・アナライザ用機器コントローラ
機器の操作、記録の保存および通信にWindowsのタブレットまたはノートPCが必要です。当社は、RSA306Bの制御用ユニット、スタンドアロン・ユニットとしてパナソニックのFZ-G1型タブレットPCを推奨しています。
パナソニックのFZ-G1タブレット・コンピュータは別売であり、パナソニック(https://na.panasonic.com/us/computers-tablets-handhelds/tablets/tablets/toughpad-fz-g1)およびサードパーティ各社からご購入いただけます。このタブレットは性能、ポータビリティに優れ、堅牢であり、すべてのUSB RSA製品で十分なテストが行われているため、テクトロニクスではFZ-G1を推奨しています。
機器コントローラの主な仕様
- Windows 10 Pro 64ビット・オペレーティング・システム
- Intel® Core i5-6300U vPro TM 2.4~3.0 GHzプロセッサ
- RAM:8GB
- 256GBソリッド・ステート・ドライブ
- 10.1型(25.6 cm)昼光可読ディスプレイ
- 10ポイント・マルチ・タッチ+デジタイザ画面さらにペン・インタフェースを付属
- USB 3.0+HDMIポート、2番目のUSBポート
- Wi-Fi、Bluetooth®
仕様
すべての仕様は、特に断りのないかぎり、保証値を示します。
周波数
- RF入力周波数レンジ
- 9 kHz~6.2 GHz
- リファレンス周波数確度
- 校正時初期確度
- ±3ppm+エージング(環境温度:18~28℃、20分のウォームアップ後)
- 確度(代表値)
- ±20ppm+エージング(環境温度:-10~55℃、20分のウォームアップ後)
- エージング(代表値)
±3×10-6(1年目)、±1×10-6/年(それ以降)
- 外部リファレンス入力周波数
- 入力周波数範囲
- 10MHz ±10 Hz
- 入力レベル範囲
- -10~+10dBm(正弦波)
- インピーダンス
- 50 Ω
- 中心周波数分解能
- ブロックIQサンプル時
- 1 Hz
- ストリームADCサンプル時
- 500 kHz
振幅
- RF入力インピーダンス
- 50 Ω
- RF入力のVSWR(代表値)
1.8:1未満(10~6,200MHz、基準レベル:+10dBm以上)
(等価リターン・ロス:11 dB以上)
- 最大非破壊RF入力レベル
- DC電圧
- ±40 VDC
- 基準レベル:-10dBm以上
- +23 dBm(連続またはピーク)
- 基準レベル:-10dBm未満
- +15 dBm(連続またはピーク)
- 最大RF入力動作レベル
- 機器が仕様に記載された性能を発揮できるRF入力での最大レベル
- 中心周波数22 MHz未満(低周波数パス)
- +15 dBm
- 中心周波数22 MHz以上(RFパス)
- +20 dBm
- すべての中心周波数での振幅確度
中心周波数 保証値(18~28℃) 代表値(95%の確かさ、18~28℃) 代表値(-10~55℃) 9kHz~3GHz ±1.2 dB ±0.8 dB ±1.0 dB 3GHz~6.2GHz ±1.65 dB ±1.0 dB ±1.5dB - 基準レベル:+20~-30dBm、テスト前にアライメントを実施
- 補正済みのIQデータ、40dB以上のS/N比に適用
- 平均的な工場出荷時校正の絶対湿度条件(空気1立方メートルあたり水が8グラム)で動作および保管した場合、上記の仕様が適用されます。追加の湿度仕様は、『仕様および性能検査のテクニカル・リファレンス』に記載されています。
IFおよびアクイジション・システム
- 中間周波数(IF)帯域
- 40 MHz
- ADコンバータののサンプル・レートおよび垂直分解能
- 112MS/s、14ビット
- リアルタイムIFデータの取込(補正なし)
- 112 MS/s、16ビット整数リアルサンプル
- 40 MHz BW、28±0.25 MHzデジタルIF、補正なし。補正された値は保存されたファイルとともに保存されます
- 224 MB/sのアベレージ・レートでストリーミングデータをブロックします
- ブロック・ベースバンド・データ取込み(補正済み)
- 最長取込時間
- 1秒
- 帯域幅
- 40/(2N)MHz以下、デジタルIF:0 Hz、N≧0
- サンプル・レート
- 56/(2N)MS/s以下、32ビット/浮動小数点の複素数データ。N≧0
- チャンネル振幅フラットネス
- 基準レベル:+20~-30 dBm、テスト前にアライメントを実施。補正済みのIQデータ、40 dB超のS/N比に適用
中心周波数レンジ 保証 代表値 18~28℃ 24 MHz~6.2 GHz ±1.0 dB ±0.4 dB 22 MHz~24 MHz ±1.2 dB ±1.0 dB -10~55℃ 24 MHz~6.2 GHz --- ±0.5 dB 22 MHz~24 MHz --- ±2.5 dB
トリガ(T)
- トリガ/シンク入力
- 電圧範囲
- TTL、0.0~5.0V
- トリガ・レベル、正極性スレッショルド電圧
- 最小1.6 V、最大2.1 V
- トリガ・レベル、負極性スレッショルド電圧
- 最小1.0V、最大1.35V
- インピーダンス
- 10 kΩ
- IFパワー・トリガ
- スレッショルド・レンジ
- 基準レベルから0~50dB、ノイズ・フロアより30dB以上のトリガ・レベル
- タイプ
- 立上りまたは立下りエッジ
- トリガ・リアーム時間
100 μs以下
ノイズと歪み
- 表示平均ノイズ・レベル(DANL)
- 基準レベル:-50dBm、入力を50Ω負荷で終端、ログ平均検出器(10アベレージ)。SignalVu-PCのスペクトラム測定では、スパンが40MHzを超える場合には、スペクトラム掃引の最初のセグメントでLFパスもしくはRFパスのいずれかが使用されます。
中心周波数 周波数レンジ DANL(dBm/Hz) DANL(dBm/Hz)、代表値 22 MHz未満 (低周波パス)
100 kHz~42 MHz ≤-130 -133 22 MHz以上 (RFパス)
2 MHz~5 MHz未満 ≤-145 ≤-148 5 MHz~1.0 GHz未満 ≤-161 ≤-163 1.0 GHz~1.5 GHz未満 ≤-160 ≤-162 1.5 GHz~2.5 GHz未満 ≤-157 ≤-159 2.5 GHz~3.5 GHz未満 ≤-154 ≤-156 3.5 GHz~4.5 GHz未満 ≤-152 ≤-155 4.5GHz~6.2 GHz ≤-149 ≤-151
- 位相ノイズ
- 位相ノイズは、0 dBmで1 GHz CW信号で測定されます。
- 次の表のエントリはdBc/Hz単位です。
中心周波数 オフセット 1 GHz 10 MHz(代表値) 1 GHz(代表値) 2.5 GHz(代表値) 6 GHz(代表値) 1 kHz ≤-84 ≤-115 ≤-89 ≤-78 ≤-83 10 kHz ≤-84 ≤-122 ≤-87 ≤-84 ≤-85 100 kHz ≤-88 ≤-126 ≤-93 ≤-92 ≤-95 1 MHz ≤-118 ≤-127 ≤-120 ≤-114 ≤-110
- 残留スプリアス応答、代表値
- (基準レベル:-50 dBm以下、RF入力を50 Ω負荷で終端)
- CFの範囲9 kHz~1 GHz未満
- -100 dBm未満
- CFの範囲1 GHz~3 GHz未満
- -95 dBm未満
- CFの範囲3 GHz~6.2 GHz
- -90 dBm未満
- ただし、LO関連のスプリアスは例外です
- -80 dBm未満:2080~2120 MHz
- -80 dBm未満:3895~3945 MHz
- -85 dBm未満:4780~4810 MHz
- 残留FM
- 10HzP-P未満(95%の確かさ)
- 3次相互変調歪み
2つのCW信号、1 MHzの分離、RF入力で基準レベル設定より5 dB低い各入力信号レベル、基準レベル-15 dBmでプリアンプを無効にします。-30 dBmで基準レベルがプリアンプを有効にします。
- 中心周波数:2,130MHz
- -63 dBc以下(基準レベル-15 dBm)、18~28℃
- -63 dBc以下、(基準レベル-15 dBm)、-10~55℃、代表値
- -63 dBm以下、(基準レベル-30 dBm)、代表値
- 40MHz~6.2GHz、代表値
- -58 dBm未満(基準レベル:-10 dBm)
- -50 dBm未満(基準レベル:-50 dBm)
- 3次インターセプト(TOI)
- 中心周波数:2,130MHz
- +13 dBm以上(基準レベル-15 dBm)、18~28℃
- +13 dBm以上(基準レベル-15 dBm)、-10~55℃、代表値
- -2 dBm以上、(基準レベル-30 dBm)、代表値
- 40MHz~6.2GHz、代表値
- +14 dBm(基準レベル-10 dBm)
- -30 dBm(基準レベル-50 dBm)
- 2次高調波歪み、代表値
- -55 dBc未満(0~300 MHz、基準レベル:0 dBm)
- -60 dBc未満(300 MHz~3.1 GHz、基準レベル:0 dBm)
- -50 dBc未満(10 MHz~3.1 GHz、基準レベル:-40 dBm)
- 例外:-45 dBc未満(レンジ:1,850~2,330 MHz)
- 2次高調波インターセプト(SHI)
- +55 dBm、(10~300 MHz、基準レベル:0 dBm)
- +60 dBm、(300 MHz~3.1 GHz、基準レベル:0 dBm)
- +10 dBm、(10 MHz~3.1 GHz、基準レベル:-40 dBm(例外:+5 dBm(レンジ:1,850~2,330 MHz))
- 入力に関連するスプリアス応答(SFDR)
- 入力周波数:6.2 GHz以下、18~28 ℃
レベル 中心周波数レンジ 次のメカニズムによるスプリアス応答:RFx2*LO1、2RFx2*LO1、RFx3LO1、RFx5LO1、RF~IFへのフィードスルー、IF2イメージ -60dBc以下 6200 MHz以下 最初のIFイメージ(RFxLO1)によるスプリアス応答 -60dBc以下 2,700MHz未満 -50dBc以下 2700~6200 MHz - 6.2 GHz以下、18~28 ℃でのこれらの例外がある場合、代表値
タイプ レベル 中心周波数レンジ IFフィードスルー -45dBc以下 1850~2700 MHz 最初のIFイメージ -55dBc以下 1850~1870 MHz -35 dBc以下 3700~3882 MHz -35 dBc以下 5400~5700 MHz 2番目のIFイメージ -50dBc以下
22~1850 MHz -50dBc以下
4175~4225 MHz RFx2LO -50dBc以下 4750~4810 MHz 2RFx2LO -50dBc以下 3900~3840 MHz RFx3LO -45dBc以下 4175~4225 MHz - 18~28 ℃でのADCイメージによるスプリアス応答
レベル 中心周波数レンジ -60dBc以下 中心周波数からのオフセット:56 MHz超 -50dBc以下 中心周波数からのオフセット:36~56MHz
- 入力コネクタへのローカル・オシレータ・フィードスルー
- -75dBm(基準レベル:-30dBm)
オーディオ出力
- オーディオ出力(SignalVu-PCまたはAPIから)
- タイプ
- AM、FM
- IF帯域幅範囲
- 5種類の選択、8~200kHz
- オーディオ出力周波数レンジ
- 50 Hz~10 kHz
- PCオーディオ出力
- 16ビット(32kS/s)
- オーディオ・ファイル出力フォーマット
- .wavフォーマット、32kS/s
SignalVu-PCの基本性能概要
SignalVu-PC/RSA306B型の主要性能
- 最大スパン
- 40 MHz(リアルタイム)
- 9 kHz~6.2 GHz(掃引)
- 最長取込時間
- 2.0s
- 最小IQ分解能
- 17.9ns(取込帯域幅:40MHz)
- チャンネル・テーブル
- 以下の規格に基づいたチャンネル・リストの表が用意されています。
携帯の規格ファミリ:AMPS、NADC、NMT-450、PDC、GSM、CDMA、CDMA-2000、1xEV-DO WCDMA、TD-SCDMA、LTE、WiMax
近距離無線通信:802.11a/b/j/g/p/n/ac、Bluetooth
コードレス電話:DECT、PHS
ブロードキャスト:AM、FM、ATSC、DVBT/H、NTSC
携帯ラジオ、ポケベル、その他:GMRS/FRS、iDEN、FLEX、P25、PWT、SMR、WiMax
- 信号強度表示
- 信号強度インジケータ
- ディスプレイ右側に表示
- 測定帯域範囲
- 最大40MHz(スパンおよびRBW設定により異なる)
- トーン・タイプ
受信信号の強度に応じて周波数を可変
- スペクトラム/スプリアス表示
- トレース
- 3トレース+1演算波形+1トレース(スペクトログラムからのスペクトラム表示)、4トレース(スプリアス表示)
- トレース機能
- ノーマル、アベレージ(VRMS)、MAXホールド、MINホールド、ログの平均
- 検波器
- アベレージ(VRMS)、アベレージ(ログ)、CISPRピーク、+ピーク、サンプル(スペクトラムのみ)、-ピーク、CISPR準尖頭値/アベレージ(Opt. SVQPを使用)
- スペクトラムのトレース長
- 801、2401、4001、8001、10401、16001、32001、64001ポイント
- RBWの範囲
- 1.18Hz~8MHz(スペクトラム表示)
DPXスペクトラム表示
- スペクトラム・プロセッシング・レート(RBW:オート、トレース長:801)
- 10,000スペクトラム/秒以下(スパン非依存)
- DPXビットマップ分解能
- 201×801ピクセル
- DPXスペクトログラムの最小時間分解能2
- 1 ms
- 10,000スペクトラム/秒以下(スパン非依存)
- マーカ情報
- 振幅、周波数、信号密度
- 100%の確かさで検出できる(100% POI)最小信号時間(代表値)2
最小信号時間、100%POI テスト・コントローラ 27 Dell Desktop(Windows® 10 Enterprise、Intel® Core™ i7-4790 CPU、3.6GHz、8GB RAM、256GB SSD) 34 Dell Desktop(Windows® 7 Enterprise、Intel® Core™ i7-2600 CPU、3.4GHz、8GB RAM、256GB SSD)
36 Dell Desktop Latitude E6430(Windows® 10 Enterprise、Intel® Core™ i7-3520M CPU、2.9GHz、8GB RAM、750GB HD)
35 Dell Laptop Precision M4700(Windows® 8 Enterprise、Intel® Core™ i7-3520M CPU、2.9GHz、8GB RAM、750GB HD)
37 Panasonic ToughPad SAPL-TP-04(Windows® 7 Pro、Intel® Core™ i5-5300U CPU、2.3GHz、8GB RAM、256GB SSD)
- スパン範囲(リアルタイム)
- 1 kHz~40 MHz
- スパン範囲(掃引)
- 機器の全周波数範囲
- ステップごとのドウェル・タイム
- 50ms~100s
- 波形処理
- カラー・グラデーション・ビットマップ、+ピーク、-ピーク、アベレージ
- トレース長
- 801型、2401型、4001型、10401型
- RBWの範囲
- 1 kHz~4.99 MHz
- フルスパン掃引速度
- 1 MHz
- 16.5 GHz/秒
- 100 kHz
- 16.5 GHz/秒
- 10 kHz
- 13.7GHz/秒
- 1 kHz
- 1.9 GHz/秒
- 関連情報
- パナソニックのタフパッドFZ-G1、Intel® Core™ i5-5300U 2.3GHzプロセッサ、8GB RAM、256GB SSD、Windows®7 Proを使用して測定。スペクトラム表示は画面上の測定のみです。
- DPXスペクトログラム表示
- トレース検出
- +ピーク、-ピーク、アベレージ(VRMS)
- トレース長、メモリ長
- 801(60,000トレース)
- 2401(20,000トレース)
- 4001(12,000トレース)
- ラインあたりの時間分解能
- 1 ms~6400s、選択可能
アナログ変調解析(標準装備)
- AM復調確度、代表値
- ±2%
- 入力:0 dBm(中心周波数)、キャリア周波数:1 GHz、入力/変調周波数:1 kHz/5 kHz、変調深度:10 %~60 %
- 入力パワー・レベル:0 dBm、基準レベル:10 dBm
- FM復調確度、代表値
- ±3%
- 入力:0 dBm(中心周波数)、キャリア周波数:1 GHz、入力/変調周波数:400 Hz/1 kHz
- 入力パワー・レベル:0 dBm、基準レベル:10 dBm
- PM復調確度、代表値
- 測定帯域幅:±1%
- 入力:0 dBm(中心周波数)、キャリア周波数:1 GHz、入力/変調周波数:1 kHz/5 kHz
- 入力パワー・レベル:0 dBm、基準レベル:10 dBm
SignalVu-PCのアプリケーション・ライセンス
AM/FM/PMおよびダイレクト・オーディオ測定(SVAxx-SVPC)
- キャリア周波数範囲(変調、オーディオ測定)
- (1/2×オーディオ解析帯域幅)~最大入力周波数
- 最大オーディオ周波数スパン
- 10 MHz
- FM測定(変調インデックス:0.1以上)
- キャリア・パワー、キャリア周波数誤差、オーディオ周波数、偏差(+ピーク、-ピーク、ピーク・ピーク/2、RMS)、SINAD、変調歪み、S/N、THD、TNHD、ハム/ノイズ
- AM測定
- キャリア・パワー、オーディオ周波数、変調深度(+ピーク、-ピーク、ピーク・ピーク/2、RMS)、SINAD、変調歪み、S/N、THD、TNHD、ハム/ノイズ
- PM測定
- キャリア・パワー、キャリア周波数誤差、オーディオ周波数、偏差(+ピーク、-ピーク、ピーク・ピーク/2、RMS)、SINAD、変調歪み、S/N、THD、TNHD、ハム/ノイズ
- ダイレクト・オーディオ測定
- シグナル・パワー、オーディオ周波数(+ピーク、-ピーク、ピーク-ピーク/2、RMS)、SINAD、変調歪み、S/N、THD、TNHD、ハム/ノイズ(ダイレクト・オーディオ測定は入力周波数によって9kHz超に制限される)
- オーディオ・フィルタ
- ロー・パス(kHz):0.3、3、15、30、80、300、0.9×オーディオ帯域までのユーザ設定
- ハイ・パス(Hz):20、50、300、400、0.9×オーディオ帯域までのユーザ設定
- 標準: CCITT、C-Message
- ディエンファシス(μs):25、50、75、750、ユーザ設定
- ファイル:.TXTまたは.CVSファイルによる振幅/周波数ペア。最大1,000ペア
性能特性、代表値 条件:特に断らないかぎり、以下の条件における性能を示しています。
変調レート=5 kHz
AM深度:50%
PM偏移:0.628ラジアン
FM AM PM 条件 キャリア・パワー確度 機器の振幅確度を参照 キャリア周波数確度
±7 Hz+(伝送周波数×基準周波数誤差)
機器の周波数確度を参照
±2 Hz+(伝送周波数×基準周波数誤差)
変調確度の深度
- ± 0.5% - 偏移確度
±((レート+偏移)の2%) - ±3% レート確度 ±0.2Hz ±0.2Hz ±0.2Hz 残留THD 0.5% 0.5% - 残留SINAD
49 dB
40 dB
56 dB
42 dB
パルス測定(SVPxx-SVPC)
- 測定項目(公称値)
- パルソグラム(Pulse-Ogram™)ウォーターフォール表示:複数のセグメント化された取込みを振幅対時間と各パルスのスペクトラムと一緒に表示可能。パルス周波数、デルタ周波数、平均オン・パワー、ピーク・パワー、平均送信パワー、パルス幅、立上り時間、立下り時間、繰返し間隔(秒)、繰返し間隔(Hz)、デューティ・ファクタ(%)、デューティ・ファクタ(比率)、リップル(dB)、リップル(%)、ドループ(dB)、ドループ(%)、オーバシュート(dB)、オーバシュート(%)、パルスと基準パルスの周波数差、パルスと基準パルスの位相差、パルスとパルスの周波数差、パルスとパルスの位相差、実効値周波数誤差、最大周波数誤差、実効値位相誤差、最大位相誤差、周波数偏差、位相偏差、インパルス応答(dB)、インパルス応答(時間)、タイムスタンプ。
- 検出可能な最小パルス幅(代表値)
- 150 ns
- 平均ONパワー(18~28℃)、代表値
- ±1.0dB+絶対振幅確度
- パルス幅:300 ns以上、デューティ・サイクル:0.5~0.001、S/N比:30dB以上
- デューティ・ファクタ、代表値
- 読み値の±0.2%
- パルス幅:450ns以上、デューティ・サイクル:0.5~0.001、S/N比:30dB以上
- 平均送信パワー、代表値
- ±1.0dB+絶対振幅確度
- パルス幅:300 ns以上、デューティ・サイクル:0.5~0.001、S/N比:30dB以上
- ピーク・パルス電力、代表値
- ±1.5 dB+絶対振幅確度
- パルス幅:300 ns以上、デューティ・サイクル:0.5~0.001、S/N比:30dB以上
- パルス幅、代表値
- 読み値の±0.25%
- パルス幅:450ns以上、デューティ・サイクル:0.5~0.001、S/N比:30dB以上
汎用デジタル変調解析(SVMxx-SVPC)
- 変調形式
- BPSK、QPSK、8PSK、16QAM、32QAM、64QAM、128QAM、256QAM、π/2DBPSK、DQPSK、π/4DQPSK、D8PSK、D16PSK、SBPSK、OQPSK、SOQPSK、16-APSK、32-APSK、MSK、GFSK、CPM、2FSK、4FSK、8FSK、16FSK、C4FM
- 解析範囲
- 最大163,500サンプル
- 測定フィルタ
- ルート・レイズド・コサイン、レイズド・コサイン、ガウシャン、方形、IS-95 TX_MEA、IS-95 Base TXEQ_MEA、なし
- 基準フィルタ
- ガウシャン、レイズド・コサイン、方形、S-95 REF、なし
- フィルタ・ロールオフ係数
- α:0.001~1、0.001ステップ
- 測定項目
- コンスタレーション、復調IQ対時間、エラー・ベクトル振幅(EVM)対時間、アイ・ダイアグラム、周波数偏偏差対時間、振幅エラー対時間、位相エラー対時間、信号品質、シンボル・テーブル、トレリス・ダイアグラム
- 最大シンボル・レート
- 240 Mシンボル/S
- 変調信号は取込帯域内に完全に入っていること
- 適応イコライザ
- 線形、Decision-directed、係数適応およびコンバージョン・レート調整可能なFIR(Feed Forward)イコライザ。サポートされる変調方式:BPSK、QPSK、OQPSK、π/2-DBPSK、π/4-DQPSK、8-PSK、8-DSPK、16-DPSK、16/32/64/128/256-QAM、16/32-APSK
- QPSK残留EVM(中心周波数:2GHz)、代表値
- 1.1 %(100 kHzシンボル・レート)
- 1.1 %(1 MHzシンボル・レート)
- 1.2 %(10 MHzシンボル・レート)
- 2.5 %(30 MHzシンボル・レート)
- 測定長:400シンボル、20回のアベレージ、正規化基準=最大シンボル振幅
- 256 QAM残留EVM(中心周波数:2GHz)、代表値
- 0.8 %(10 MHzシンボル・レート)
- 1.5 %(30 MHzシンボル・レート)
- 測定長:400シンボル、20回のアベレージ、正規化基準=最大シンボル振幅
WLAN測定、802.11a/b/g/j/p(SV23xx-SVPC)
- 測定項目
- WLANパワー対時間、WLANシンボル・テーブル、WLANコンスタレーション、スペクトラム・エミッション・マスク、EVM、EVM対シンボル(または時間)/対サブキャリア(または周波数)、振幅エラー対シンボル(または時間)/対サブキャリア(または周波数)、位相エラー対シンボル(または時間)/対サブキャリア(または周波数)、チャンネル周波数対シンボル(または時間)/対サブキャリア(または周波数)、スペクトラム・フラットネス対シンボル(または時間)/対サブキャリア(または周波数)
- 残留EVM – 802.11a/g/j /p(OFDM)、64-QAM、代表値
- 2.4 GHz、帯域幅(20 MHz):-38 dB
- 5.8 GHz、帯域幅(20 MHz):-38 dB
- 入力信号レベルは最良のEVMになるように最適化、20バーストの平均、各16シンボル以上
- 残留EVM - 802.11b、CCK-11、代表値
- 2.4 GHz、11 Mbps:2.0 %
- 入力信号レベルは最良のEVMになるように最適化、1,000チップの平均、BT:0.61
WLAN測定、802.11n(SV24xx-SVPC)
- 測定項目
- WLANパワー対時間、WLANシンボル・テーブル、WLANコンスタレーション、スペクトラム・エミッション・マスク、EVM、EVM対シンボル(または時間)/対サブキャリア(または周波数)、振幅エラー対シンボル(または時間)/対サブキャリア(または周波数)、位相エラー対シンボル(または時間)/対サブキャリア(または周波数)、チャンネル周波数対シンボル(または時間)/対サブキャリア(または周波数)、スペクトラム・フラットネス対シンボル(または時間)/対サブキャリア(または周波数)
- EVM性能 - 802.11n、64-QAM、代表値
- 2.4 GHz、帯域幅(40 MHz):-35 dB
- 5.8 GHz、帯域幅(40 MHz):-35 dB
- 入力信号レベルは最良のEVMになるように最適化、20バーストの平均、各16シンボル以上
WLAN測定、802.11ac(SV25xx-SVPC)
- 測定項目
- WLANパワー対時間、WLANシンボル・テーブル、WLANコンスタレーション、スペクトラム・エミッション・マスク、EVM、EVM対シンボル(または時間)/対サブキャリア(または周波数)、振幅エラー対シンボル(または時間)/対サブキャリア(または周波数)、位相エラー対シンボル(または時間)/対サブキャリア(または周波数)、チャンネル周波数対シンボル(または時間)/対サブキャリア(または周波数)、スペクトラム・フラットネス対シンボル(または時間)/対サブキャリア(または周波数)
- EVM性能 - 802.11ac、256-QAM、代表値
- 5.8 GHz、帯域幅(40 MHz):-35 dB
- 入力信号レベルは最良のEVMになるように最適化、20バーストの平均、各16シンボル以上
APCO P25測定アプリケーション(SV26xx-SVPC)
- 測定項目
- RF出力パワー、動作周波数確度、変調エミッション・スペクトラム、不要なエミッション・スプリアス、隣接チャンネル・パワー比、周波数偏差、変調忠実度、周波数誤差、アイ・ダイアグラム、シンボル・テーブル、シンボル・レート確度、トランスミッタ・パワー/エンコーダ・アタック・タイム、トランスミッタ・スループット遅延、周波数偏差対時間、パワー対時間、過渡的周波数変動、HCPMトランスミッタ論理チャンネル・ピークACPR、HCPMトランスミッタ論理チャンネル・オフ・スロット・パワー、HCPMトランスミッタ論理チャンネル・パワー・エンベロープ、HCPMトランスミッタ論理チャンネル・タイム・アライメント、相互相関マーカー。
- 変調忠実度、代表値
- C4FM=1.3%
- HCPM=0.8%
- HDQPSK=2.5%
- 入力信号レベルは、最良の変調忠実度になるように最適化。
Bluetooth測定アプリケーション(SV27xx-SVPCおよびSV31xx-SVPC)
- サポート規格
- Bluetooth® 4.2 Basic Rate、Bluetooth® 4.2 Low Energy、Bluetooth® 4.2 Enhanced Data Rate。Bluetooth® 5(SV31が有効な場合)
- 測定項目
- ピーク・パワー、平均パワー、隣接チャンネル・パワーまたはインバンド・エミッション・マスク、-20 dB帯域幅、周波数誤差、変調特性(ΔF1avg(11110000)、ΔF2avg(10101010)、ΔF2>115 kHz、ΔF2/ΔF1比)、周波数偏差対時間(パケット/オクテット・レベルの測定情報)、キャリア周波数f0、周波数オフセット(プリアンブルおよびペイロード)、最大周波数オフセット、周波数ドリフトf1-f0、最大ドリフト比fn-f0およびfn-fn-5、中心周波数オフセット・テーブルおよび周波数ドリフト・テーブル、カラーコードによるシンボル・テーブル、パケット・ヘッダ・デコード情報、アイ・ダイアグラム、コンスタレーション・ダイアグラム
- 出力電力(BRおよびLE)、代表値
- サポートされる測定項目:平均パワー、ピーク・パワー
- レベルの不確かさ:機器の振幅およびフラットネスの仕様を参照
- 測定範囲:信号レベル:>-70dBm
- 変調特性、代表値(平均)
- サポートされる測定項目:ΔF1avg、ΔF2avg、ΔF2avg/ΔF1avg、ΔF2max%、115 kHz以上(基本レート)、ΔF2max%、115 kHz以上(低エネルギー)
- 偏差範囲:±280 kHz
偏差の不確かさ(0dBm):
- 2kHz+機器の周波数の不確かさ(Basic Rate)
- 3kHz+機器の周波数の不確かさ(Low Energy)
- 測定範囲:チャンネル周波数±100kHz
- 初期キャリア周波数許容範囲(ICFT)(BRおよびLE)、代表値
- 測定の不確かさ(0dBm):1 kHz2未満+機器の周波数の不確かさ
- 測定範囲:チャンネル周波数±100kHz
- キャリア周波数ドリフト(BRおよびLE)、代表値
- サポートされる測定項目:最大周波数オフセット、ドリフトf1-f0、最大ドリフトfn-f0、最大ドリフトfn-fn-5(BRおよびLE、50 μs)
- 測定確度:2 kHz未満+機器の周波数の不確かさ
- 測定範囲:チャンネル周波数±100kHz
- インバンド・エミッション(ACPR)(BRおよびLE)
- レベルの不確かさ:機器の振幅およびフラットネスの仕様を参照
- LTEダウンリンクRF測定(SV28xx-SVPC)
- サポート規格
- 3GPP TS 36.141バージョン12.5
- 対応フレーム・フォーマット
- FDDおよびTDD
- サポートされる測定/表示機能
- 隣接チャンネル漏洩比(ACLR)、スペクトラム・エミッション・マスク(SEM)、チャンネル・パワー、占有帯域幅、TDD信号のトランスミッタ・オフ・パワーのパワー対時間表示、プライマリ同期信号/セカンダリ同期信号のLTEコンスタレーション・ダイアグラムおよびセルID、グループID、セクタID、RS(リファレンス信号)パワー、周波数誤差
- E-UTRA帯域でのACLR(代表値、ノイズ補正あり)
- 1st隣接チャンネル、60 dB
- 2nd隣接チャンネル、62 dB
- 5G NRアップリンク/ダウンリンク測定(5GNRNL-SVPC)
- サポート規格
- BSの場合はTS 38.141-1、UEの場合は38.521-1
- 変調確度
- BSの場合はセクション6.5.2、UEの場合はセクション6.4.2
- ACP
- BSの場合はセクション6.6.3、UEの場合はセクション6.5.2.4
- サポートされるフレーム・フォーマット
アップリンク(FDDおよびTDD)
ダウンリンク(FDDおよびTDD)
- サポートされる測定および表示
- チャンネル・パワー(CHP)、隣接チャンネル・パワー(ACP)、パワー対時間(PVT)1、変調確度(Error Vector Magnitude(EVM)、周波数誤差、IQエラーを含む)、EVM対シンボル、占有帯域幅(OBW)、スペクトラム・エミッション・マスク(SEM)、コンスタレーション・ダイアグラム、スカラ結果を含むサマリ・テーブル。
- EVM(代表値)
20 MHz 1cc、256QAM UL、30 kHzサブキャリア・スペース 400 MHz 650 MHz 1 GHz 2 GHz 3 GHz 3.5 GHz 5 GHz 6 GHz 1.15% 1.15% 1.28% 0.97% 1.13% 1.16% 1.08% 1.25% 400 MHz~6 GHzの範囲で-37.4 dB rms EVM未満(20 MHz CC1、256QAM、-6 dBm~-33 dBmチャンネル電力)、フルスケールの-1 dB以内
- ACLR(代表値)
6 GHz未満の場合は-48 dBc未満(20 MHz CC1、256QAM、-6 dBm~-27 dBmのチャンネル電力)、フルスケールの-1 dB以内
- EMCのプリコンプライアンスとトラブルシューティング(EMCVUxx-SVPC)
- 規格
- EN55011、EN55012、EN55013、EN55014、EN55015、EN55025、EN55032、EN60601、DEF STAN、FCC Part 15、FCC Part18、MIL-STD 461G
- 特長
- EMC-EMI表示、ウィザード(アクセサリ/リミット・ラインのセットアップ)、Inspectツール、高調波マーカ、レベル・ターゲット、トレースの比較、環境測定、レポート生成、スポットの再測定
- 検波器
+ピーク、アベレージ、アベレージ(Log)、アベレージ(VRMS)、CISPR準尖頭値、CISPR尖頭値、CISPRアベレージ、CISPRアベレージ(Log)、MIL+ピーク、DEF STANアベレージ、DEF STANピーク
- リミット・ライン
- 最大3つのリミット・ライン(対応するマージンも表示)
- 分解能帯域幅
- 規格に準拠した設定またはユーザ定義可能
- ドウェル・タイム
- 規格に準拠した設定またはユーザ定義可能
- レポート・フォーマット
- PDF、HTML、MHT、RTF、XLSX、イメージ・ファイル・フォーマット
- アクセサリの種類
- アンテナ、近接界プローブ、ケーブル、増幅器、減衰器、フィルタ、その他
- 補正フォーマット
- ゲイン/ロス定数、ゲイン/ロス・テーブル、アンテナ係数
- トレース
- 最大5つのトレース、演算波形(トレース1-トレース2)、環境トレースの保存と呼出し
- マッピング(MAPxx-SVPC)
- サポートされるマップの種類
- Pitney Bowes MapInfo(*.mif)、ビットマップ(*.bmp)、オープン・ストリート・マップ(.osm)
- 測定結果の保存
- 測定データ・ファイル(測定結果のエクスポート)
- 測定結果に使用されるマップ・ファイル
- Google EarthのKMZファイル
- 再呼び出し可能な測定結果ファイル(トレースおよびセットアップ・ファイル)
- MapInfo互換のMIF/MIDファイル
- ストリーミング記録された信号の再生(SV56)
- 再生ファイル・タイプ
- RSA306型、RSA500シリーズ、またはRSA600シリーズによって記録されたR3Fファイル
- 記録されたファイルの帯域幅
- 40 MHz
- ファイルの再生コントロール
- 一般:再生、停止、再生中止
- 場所再生開始/終了ポイントの設定(0~100 %)
- スキップ:スキップ・サイズの定義(73 μs~ファイル・サイズの99 %)
- ライブ・レート:記録時と同じ時間での再生
- ループ・コントロール:1回のみ再生、または連続的にループ再生
- メモリ要件
- 信号を記録するには、300 MB/sの書き込み速度で保存する必要があります。ライブレートで録画ファイルを再生するには、300 MB/sの読み取り速度で保存する必要があります。
入力、出力、インタフェース、消費電力
- RF入力
- N 型コネクタ(Fe)(RSA306B)
- SMA(Fe)(RSA306B-SMA)
- 外部リファレンス入力周波数
- SMA(fe)
- トリガ/シンク入力
- SMA(Fe)
- ステータス・インジケータ
- LED、2色表示(赤/緑)
- USBデバイス・ポート
- USB 3.0‐マイクロB、マイクロBコネクタはロックねじ付き
- 消費電力
- USB 3.0 SuperSpeedの要件:5.0V、900mA以下(公称値)
物理特性
- 寸法
寸法 RSA306B RSA306B-SMA(シェルなし) RSA306B-SMA(シェル付き) 高さ 31.9 mm(1.25 in) 23.37 mm(0.92 in) 31.9 mm(1.25 in) 幅 190.5mm(7.5 in) 176.5 mm(6.95 in) 178.56 mm(7.03 in) 奥行 139.7 mm(5.5 in) 120.9 mm(4.76 in) 140.97 mm(5.55 in)
- 質量
- RSA306B型:750 g(1.65 lbs)
- RSA306B-SMA(シェル付き):701.5 g(1.55 lbs)
- RSA306B-SMA(シェルなし):571.5 g(1.26 lbs)
規制
- 地域による承認
- ヨーロッパ:EN61326
- オーストラリア/ニュージーランド:AS/NZS 2064
- EMCエミッション
- EN61000-3-2、EN61000-3-3、EN61326-2-1
- EMCイミュニティ
- EN61326–1/2、IEC61000-4-2/3/4/5/6/8/11
環境性能
- 温度
- 動作時
- -10 ℃~+55 ℃ (+14 °F ~ +131 °F)
- 非動作時
- -51 ℃~+71 ℃(-60゚F~+160゚F)
- 湿度(動作時)
- +30℃~+40℃(+86℉~+104℉)で相対湿度(RH)5%~75%±5%
- +40℃~+55℃(+86℉~+131℉)で相対湿度(RH)5%~45%
- 高度
- 動作時
- 最高9,144m(30,000 feet)
- 非動作時
- 最高15,240m(50,000 feet)
- ダイナミクスは3
- 機械的衝撃(動作時)
- ハーフサインの機械的衝撃、ピーク振幅:30G、持続時間:11μs、各軸方向に3回で計18回
- ランダム振動(非動作時)
- 0.030G2/Hz、10~500Hz、各軸に30分間、3軸で計90分
- 機械的強度3
- ベンチで使用時の強度(動作時)
- MIL-PRF-28800F Class 2に準拠(動作時):機器の該当する面の各エッジに対する回転エッジ落下試験
- 運送時の落下強度(非動作時)
- MIL-PRF-28800F Class 2に準拠(非動作時):機器の6つの面と4つの角に対する運送時の落下試験、落下高度:30cm、合計落下回数:10
ご注文の際は以下の型名をご使用ください。
型名
- RSA306B
- RSA306B-SMA (SHELL)
- RSA306B-SMA(シェルなし)
- リアルタイムUSBスペクトラム・アナライザ、9 kHz~6.2 GHz、取り込み帯域幅:40 MHz。
RSA306B型を使用するために、オペレーティング・システムとしてWindows 7、Windows 8/8.1、またはWindows 10、64ビットを実行しているPCが必要。RSA306B型の操作に、USB 3.0接続が必要。SignalVu-PCのインストールには、8 GBのRAMと20 GBのディスク空き容量が必要。RSA306B型のリアルタイム機能の性能を最大に生かすために、Intelの第4世代Core i5プロセッサが必要(推奨はCore i7)。性能の低いプロセッサを使用した場合は、リアルタイム性能が低下。
ストリーミング・データを保存する場合は、300MB/秒のレートに対応したドライブを装備したPCが必要。
SignalVu-PCのアプリケーション別ライセンス
SignalVu-PCでは、各種のライセンスされたアプリケーションを、オプションとしてご購入いただけます。これらのライセンスは、お客様がご使用のPC、またはRSA300シリーズ、RSA500シリーズ、RSA600シリーズ、およびRSA7100Aシリーズ・スペクトラム・アナライザのいずれかに関連付けられ、それぞれのハードウェアに保存されます。ライセンスは、ハードウェアのオプションとしてご購入いただけるほか、ノード・ロック/フローティング・ライセンスとして、別途購入していただくことも可能です。
ライセンスの購入は、当社営業担当までお問合せください。機器オプションとしてライセンスをご購入された場合以外は、ご購入いただいたアプリケーションのリストと、当社のプロダクト・ライセンスのWebページのURLが記載された電子メールが送信されます。Webページでアカウントを作成していただくと、当社のアセット管理システム(AMS)を使用して、お客様のライセンスを管理していただけます。http://www.tek.com/products/product-license.
AMSは、お客様がお持ちのライセンスの管理にご利用していただけます。ライセンスのチェック・アウト/チェック・インのほか、使用履歴も確認できます。
次のいずれかの種類のライセンスをご購入いただくことにより、オプショナル・アプリケーションが有効になります。
ライセンスの種類 | 説明 |
---|---|
ノード・ロック・ライセンス(NL):機器オプションとして購入 | このライセンスは、購入時に特定のホストID(PCまたは機器)に対して割り当てられます。AMSを使用して、PCまたは別のスペクトラム・アナライザに、2回まで再割り当てを行うことができます。 このライセンスは、製造時に工場出荷時オプションとして機器本体にインストールされます。機器を接続すると、SignalVu-PCを実行するPCによってランセンスが認識されます。ただし、ライセンスされた機器との接続が解除されると、PC上のアプリケーションのライセンスはディアクティベートされます。 これは、最も一般的なライセンスの形態であり、アプリケーションの管理が簡単です。 |
ノード・ロック・ライセンス(NL):別途に購入 | このライセンスは、購入時に特定のホストID(PCまたは機器)に対して割り当てられます。AMSを使用して、PCまたは別のスペクトラム・アナライザに、2回まで再割り当てを行うことができます。 このライセンスは電子メールで配布され、ライセンスのインストール時に、PCまたは1台の機器に関連付けられます。 ライセンスをPCにインストールした状態で使用したいときや、既存のUSB計測器にランセンスをインストールしたい場合には、このライセンスを購入する必要があります。 |
フローティング・ライセンス(FL):別途購入 | このライセンスは、異なるホストID(PCまたは機器)間で移動できます。AMSを使用して、PCまたは別のスペクトラム・アナライザに、2回まで再割り当てを行うことができます。 このライセンスは電子メールで配布され、ライセンスのインストール時に、PCまたは1台の機器に関連付けられます。 これは最も柔軟性の高いライセンス形態であり、ライセンスを頻繁に移動する必要があるアプリケーションにお勧めします。 |
以下のSignalVu-PCアプリケーション・ライセンスが用意されており、これによってさらに高度な測定ソリューションに対応できます。
新しいアプリケーション・ライセンス | ライセンスの種類 | 説明 |
---|---|---|
SVANL-SVPC | ノード・ロック | AM/FM/PM/ダイレクト・オーディオ解析 |
SVAFL-SVPC | フローティング | |
SVTNL-SVPC | ノード・ロック | セトリング時間(周波数と位相)測定 |
SVTFL-SVPC | フローティング | |
SVMNL-SVPC | ノード・ロック | 取込帯域が40 MHz以下のアナライザ、5/6シリーズB MSOまたはMDO4000B/Cで動作する汎用変調解析 |
SVMFL-SVPC | フローティング | |
SVPNL-SVPC | ノード・ロック | 取込帯域が40 Mhz以下のアナライザ、5/6シリーズB MSOまたはMDO4000B/Cで動作するパルス解析 |
SVPFL-SVPC | フローティング | |
SVONL-SVPC | ノード・ロック | 柔軟なOFDM解析 |
SVOFL-SVPC | フローティング | |
SV23NL-SVPC | ノード・ロック | アナライザで動作するWLAN 802.11a/b/g/j/p測定 |
SV23FL-SVPC | フローティング | |
SV24NL-SVPC | ノード・ロック | WLAN 802.11n測定(SV23が必要) |
SV24FL-SVPC | フローティング | |
SV25NL-SVPC | ノード・ロック | 取込帯域が40 MHz以下のアナライザ、5/6シリーズB MSOまたはMDO4000B/Cシリーズで動作するWLAN 802.11ac測定(SV23およびSV24が必要) |
SV25FL-SVPC | フローティング | |
SV26NL-SVPC | ノード・ロック | APCO P25測定 |
SV26FL-SVPC | フローティング | |
SV27NL-SVPC | ノード・ロック | 取込帯域が40 MHz以下のアナライザで動作するBluetooth®解析 |
SV27FL-SVPC | フローティング | |
SV31NL-SVPC | ノード・ロック | Bluetooth® 5測定(SV27が必要) |
SV31FL-SVPC | フローティング | |
MAPNL-SVPC | ノード・ロック | マッピング |
MAPFL-SVPC | フローティング | |
SV54NL-SVPC | ノード・ロック | 信号調査/識別 |
SV54FL-SVPC | フローティング | |
SV56NL-SVPC | ノード・ロック | ストリーミング記録されたファイルの再生 |
SV56FL-SVPC | フローティング | |
SV60NL-SVPC | ノード・ロック | リターン・ロス、VSWR、ケーブル・ロス、障害位置検出(DTF)(RSA500A/600AシリーズにOpt. 04が必要) |
SV60FL-SVPC | フローティング | |
CONNL-SVPC | ノード・ロック | 5または6シリーズMSOオシロスコープを使用したライブ接続および基本バージョンSignalVu-PC VSA測定(オプションSV-RFVT)。 |
CONFL-SVPC | フローティング | |
SV2CNL-SVPC | ノード・ロック | WLAN 802.11a/b/g/j/p/n/acおよび5/6シリーズB MSOへの接続(オプションSV-RFVT)または取込帯域が40 MHz以下のアナライザで動作します |
SV2CFL-SVPC | フローティング | |
SV28NL-SVPC | ノード・ロック | 取込帯域が40 MHz以下のアナライザで動作するLTEダウンリンクRF測定 |
SV28FL-SVPC | フローティング | |
5GNRNL-SVPC | ノード・ロック | 5G NRアップリンク/ダウンリンクRFパワー、帯域幅、復調、およびError Vector Magnitude測定4 |
SVQPNL-SVPC | ノード・ロック | EMI CISPR検波器 |
SVQPFL-SVPC | フローティング | |
EMCVUNL-SVPC | ノード・ロック | EMCのプリコンプライアンスとトラブルシューティング(EMI CISPR検波器を含む) |
EMCVUFL-SVPC | フローティング | |
EDUFL-SVPC | フローティング | 5GNRを除くすべてのSignalVu-PCモジュールを備えた教育専用バージョン |
タブレット
RSA306B型をポータブル・フィールド・アプリケーションにご使用になる場合は、パナソニックFZ-G1タフブック・タブレット・コントローラを推奨します。Windows 10バージョンのタブレットは、パナソニック(https://na.panasonic.com/us/computers-tablets-handhelds/tablets/tablets/toughbook-g1)およびその他のサード・パーティ各社のWebサイトにてご購入いただけます。
スタンダード・アクセサリ
- 174-6796-xx
- USB 3.0ロック・ケーブル(1m)
- 063-4543-xx
- SignalVu-PCソフトウェア、マニュアル、USBキー
- 071-3323-xx
- セーフティ/インストール・マニュアル印刷版(英語版)
保証期間
- RSA306B
- 3年
- RSA306B-SMA (SHELL)
- 3年
- RSA306B-SMA(シェルなし)
- 3年
RSA306B型およびRSA306B-SMAのサービス・オプション
- Opt.C3
- 3年間の校正サービス
- Opt.C5
- 5 年間の校正サービス
- Opt.D1
- 校正データ・レポート
- Opt.D3
- 3年試験成績書(Opt.C3)
- Opt.D5
- 5年試験成績書(Opt.C5)
- Opt.R3
- 3年保証
- Opt.R5
- 5年間の修理サービス(保証期間を含む)
RSA306B-SMAハードウェアオプション
- シェルなし
- RSA306B-SMAは、黒色のプラスチック製筐体なしで販売されています
- シェル
- RSA306B-SMAは黒色のプラスチック製筐体付きで販売されています
- MKIT
- RSA306B-SMA取り付けキット(シェルオプションなしのみ)米国/カナダのお客様のみがご利用いただけます。6個のスタンドオフ、M-F、.312(16進)が含まれます。4-40スレッディングおよびミディアムスレッドロッカー。
推奨アクセサリ
- ケーブル
- 174-6949-00
- USB 3.0ロック・ケーブル、0.5m(本体付属のUSBケーブルの半分の長さ)
- 012-1738-00
- ケーブル、50Ω、40インチ、タイプN(m) – タイプN(M)
- 012-0482-00
- ケーブル、50Ω、BNC(m)3フィート(91cm)
- アダプタ
- 103-0045-00
- アダプタ、同軸、50Ω タイプN(m) - Type BNC(f)
- 013-0410-00
- アダプタ、同軸、50Ω タイプN (f) - タイプN (f)
- 013-0411-00
- アダプタ、同軸、50Ω タイプN (m) - タイプN (f)
- 013-0412-00
- アダプタ、同軸、50Ω, タイプN(m) - タイプN(m)
- 013-0402-00
- アダプタ、同軸、50Ω タイプN (m) - タイプN 7/16(m)
- 013-0404-00
- アダプタ、同軸、50Ω タイプN(m) - タイプ7/16 (f)
- 013-0403-00
- アダプタ、同軸、50Ω タイプN(m) - Type DIN 9.5(m)
- 013-0405-00
- アダプタ、同軸、50Ω タイプN(m) - タイプDIN 9.5(f)
- 013-0406-00
- アダプタ、同軸、50Ω タイプN(m) - タイプSMA(f)
- 013-0407-00
- アダプタ、同軸、50Ω タイプN(m) - タイプSMA(m)
- 013-0408-00
- アダプタ、同軸、50Ω タイプN(m) - タイプTNC(f)
- 013-0409-00
- アダプタ、同軸、50Ω タイプN(m) - タイプTNC(m)
- アッテネータおよび50/75 Ωパッド
- 013-0422-00
- パッド, 50/75 Ω、最小ロス、タイプN(m) 50 Ω-タイプBNC(f) 75 Ω
- 013-0413-00
- パッド, 50/75 Ω、最小ロス、タイプN(m) 50 Ω-タイプBNC(m) 75 Ω
- 013-0415-00
- パッド, 50/75 Ω、最小ロス、タイプN(m) 50 Ω-タイプF(m) 75 Ω
- 015-0787-00
- パッド, 50/75 Ω、最小ロス、タイプN(m) 50 Ω-タイプF(f) 75 Ω
- 015-0788-00
- パッド, 50/75 Ω、最小ロス、タイプN(m) 50 Ω-タイプN(f) 75 Ω
- 011-0222-00
- アッテネータ、固定、10 dB、2 W、DC-8 GHz、タイプN(f) -タイプN(f)
- 011-0223-00
- アッテネータ、固定、10 dB、2 W、DC-8 GHz、タイプN(m) -タイプN(f)
- 011-0224-00
- アッテネータ、固定、10 dB、2 W、DC-8 GHz、タイプN(m) -タイプN(m)
- 011-0228-00
- アッテネータ、固定、3 dB、2 W、DC-18 GHz、タイプN(m) -タイプN(f)
- 011-0225-00
- アッテネータ、固定、40 dB、100 W、DC-3 GHz、タイプN(m) -タイプN(f)
- 011-0226-00
- アッテネータ、固定、40 dB、50 W、DC-8.5 GHz、タイプN(m) -タイプN(f)
- アンテナ
- 119-6609-00
フレキシブル・ホイップ・アンテナ、BNC-オス・コネクタ、PVC被覆、8インチ。感度の中心:約136MHz、パスバンド:5~1,080MHz
- DF-A00475
- 指向性アンテナ、20~8,500 MHz、電子コンパスおよびプリアンプはDF-A0047-01で入手可能 http://www.alarisantennas.com
- DF-A0047-015
- DF-A0047指向性アンテナ用周波数レンジ拡張、9 kHz~20 MHzはDF-A0047-C1で入手可能 http://www.alarisantennas.com
- DF-A0047-C15
- DF-A0047アンテナとDF-A0047-01拡張を含み、016-2107-00からのみ入手できます http://www.alarisantennas.com
- 016-2107-005
- DF-A0047およびDF-A0047-01用のキャリング・ケースは、DF-A0047の購入時に標準装備されており、119-6594-00からのみ別途入手できます http://www.alarisantennas.com
- 119-6594-00
- 八木アンテナ、825~896 MHz、利得:10 dB
- 119-6595-00
- 八木アンテナ、895~960 MHz、利得:10 dB
- 119-6596-00
- 八木アンテナ、1,710~1,880 MHz、利得:10.2 dB
- 119-6597-00
- 八木アンテナ、1850~1990 MHz、利得:9.3 dB
- 119-6970-00
- マグネット・マウント・アンテナ、824~2,170MHz(アダプタ(103-0449-00)が必要)
- EMCアクセサリ
- EMI-NF-PROBE
- 近接界プローブ・セット(Tekbox TBPS01)
- フィルタ、プローブ、デモ・ボード
- 119-7246-00
- 汎用外付フィルタ、824~2,500MHz、Nコネクタ(fe)
- 119-7426-00
- 汎用外付フィルタ、2,400MHz~6,200MHz、Nコネクタ(fe)
- 119-4146-00
- EMCO社製近接界プローブN-BNCアダプタ(103-0045-00)およびBNCケーブル(91cm、012-0482-00)、プローブ・キットでの使用を推奨
- E/Hフィールド・プローブ、低コストの代替品
- Beehive(www. http://beehive-electronics.com/)から入手可能
(N-BNCアダプタ(103-0045-00)およびBNCケーブル(91cm、012-0482-00)、プローブ・キットでの使用を推奨)
- 011-0227-00
- バイアス-T、タイプN(m) RF、タイプN(f) RF+DC、BNC(f) バイアス、1 W、0.5 A、2.5 MHz~6 GHz