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光アイソレーション型差動プローブ

TIVP1, TIVP05, TIVP02 Datasheet

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IsoVuプローブ技術は、100V/ns以上という高いスルー・レートの±60kVの基準電圧で、最大±2,500 Vの高確度な差動測定を実現します。第2世代のIsoVuは、第1世代のプローブの1/5のサイズでありながら、IsoVu技術のすべてのメリットを継承しています。

汎用性の高いMMCXコネクタ、広い周波数帯域とダイナミック・レンジ、優れた同相除去比を兼ね備えた第二世代IsoVuプローブは、絶縁プローブ技術の新しい基準を打ち立てた製品であり、SiC/GaNを使用したワイド・バンドギャップ・パワー半導体の設計に最適です。

IsoVuプローブの利点

IsoVu技術は、測定システムとDUTの間を完全にガルバニック絶縁するために、パワー・オーバ・ファイバ(PoF)と光アナログ信号経路を使用しています。コモンモード電圧でプローブを独立してフローティングさせられるため、絶縁による大きなメリットが生まれます。

  • 同相除去比:DCで160dB(1億:1)
  • 同相除去比:100MHzで最大120dB(100万:1)
  • 同相除去比:1GHzで最大80dB(10,000:1)
  • コモンモード電圧レンジ:±60kV
  • 差動入力電圧範囲:最大±2,500V
  • 最大オフセット・レンジ:±2,500V

高電圧/広帯域対応

従来の差動プローブでは、広帯域か高電圧レベルのいずれかを選択しなければなりませんでした。IsoVuプローブは、シールド付き同軸ケーブルとアイソレーションにより、広帯域と±2,500 Vの差動電圧範囲を両立させることに成功しています。IsoVu Gen 2は、予算と性能のニーズに合わせて、200MHz、500MHz、1GHzの周波数帯域を選択できます。

優れた性能と接続性

TIVP JA JP 51Z 61655 2

IsoVuプローブ・チップには、優れた性能と利便性の高いアクセスを提供する、さまざまなタイプのコネクタ/アクセサリが用意されています。プローブは、安価で汎用性の高いMMCXコネクタに直接接続することができます。これにより、安定したハンズフリーのテスト・ポイントを確保できるだけでなく、広い帯域と優れた同相除去比を提供します。中心導体は堅牢な金属製ボディによってシールドされ、干渉を最小限に抑えるために、グランド・ループ領域を大幅に減少させています。

プローブ・チップが多種多様な接続に対応できるように、豊富なアクセサリが用意されています。250V以上の差動電圧を必要とするアプリケーションのために、2.54mm(0.100 インチ)、5.08mm(0.200 インチ)間隔のスクエア・ピン・チップもご利用になれます。チップを使用しない場合、センサ・ヘッドではプローブのSMAコネクタで1MΩと50Ωの切り替え可能な終端を利用できます。この機能により、対応可能なオシロスコープで絶縁チャンネルが利用できます。

パワー・コンバータ/モータ・ドライブ設計でのフローティング測定

ハーフブリッジ・パワー・コンバータのハイサイドでは、ソースまたはコレクタと基準点においてスルー・レートが大きく変化するために測定が困難です。SiC/GaN FETなどのワイド・バンドギャップ半導体は、数ナノ秒で高電圧がスイッチングするため、測定はさらに困難になります。こうした、急激に変化するコモンモード電圧に起因するノイズが差動測定に漏れるため、VGSやVDSの詳細な特性も見えにくくなります。IsoVuプローブは、全周波数帯域で優れたコモンモード除去機能を備えているため、信号の詳細を正確に観測することができます。

アプリケーション

  • SiC/GaN、FET、IGBTを使用したハーフブリッジ/フルブリッジ設計
  • フローティング測定
  • パワー・コンバータの設計
  • パワー・デバイスの評価
  • スイッチング電源の設計
  • インバータ設計
  • モータ・ドライブの設計
  • インバータ回路の設計
  • ESD/ESDのトラブルシューティング
  • 電流シャント測定

仕様

すべての仕様は、特に断りのないかぎり代表値であり、すべての機種に適用されます。

概要
特性 TIVP1型 TIVP05 TIVP02
周波数帯域 1GHz 500MHz 200MHz
立上り時間 450ps 850ps 2ns
差動入力電圧レンジ、オフセット・レンジ、差動インピーダンス

以下のセンサ・チップ・ケーブルのみを使用してください。

センサ・チップ・ケーブル 差動入力電圧範囲 オフセット・レンジ 入力インピーダンス
SMA入力(50Ωモード) ±5V ±25V50Ω || -
SMA入力(1MΩモード)±5V±25V1MΩ || 11pF
TIVPMX10X型±50V±200V10MΩ || 2.8pF
TIVPMX50X±250V±250V 9.75MΩ || 2.3pF
TIVPSQ100X±500V±500V9.75MΩ || 3.5pF未満
TIVPWS500X±2.5kV±2.5kV40 MΩ || 2.4 pF
TIVPMX1X±5V±25V50Ωまたは1MΩ || 28pF
同相除去比

±5Vレンジでは約20dB低下(DCを除く)。

センサ・チップ・ケーブル DC 1MHz 100MHz 200MHz 500MHz 1GHz
SMA入力(50Ωモード) 160dB145dB100dB100dB100dB90dB
SMA入力(1MΩモード) 160dB145dB100dB100dB100dB90dB
TIVPMX10X型160dB115dB92dB90dB85dB80dB
TIVPMX50X160dB110dB80dB80dB80dB70dB
TIVPSQ100X型160dB105dB60dB50dB35 dB25 dB
TIVPWS500X型160dB90dB50dB40dB20dB10dB
TIVPMX1X型160dB125dB115dB110dB100dB90dB
最大非破壊差動電圧
センサ・チップ・ケーブル Vpk(DC+ピークAC)1
SMA入力(50Ωモード) 5VRMS
SMA入力(1MΩモード) 100Vpk
TIVPMX10X型 250Vpk
TIVPMX50X300Vpk
TIVPSQ100X型600Vpk
TIVPWS500X型3,300Vpk
TIVPMX1X型5VRMS(50Ω)、100Vpk(1MΩ)
コモンモード電圧範囲
60kVピーク
コモンモード入力インピーダンス(代表値)
入力抵抗
光ファイバ接続によるガルバニック絶縁
入力容量2
2pF未満
DCゲイン確度
差動DCゲイン精度
3%未満
システム・ノイズ(rms)
センサ・チップ・ケーブル ±20mVレンジ(最大感度)±320mVレンジ±5Vレンジ(最大レンジ)
SMA入力(50Ωモード) 0.43mVrms1.46mVrms48mVrms
SMA入力(1MΩモード) 0.43mVrms1.46mVrms48mVrms
TIVPMX10X4.3mVrms14.6mVrms480mVrms
TIVPMX50X21.5mVrms73mVrms2.4Vrms
TIVPSQ100X型43mVrms146mVrms4.8Vrms
TIVPWS500X型215mVrms730mVrms24Vrms
伝搬遅延
2mのケーブル
18.3ns
10mのケーブル
63.7ns

レーザ基準

CLASS I LASER PRODUCT
本製品は、2007年6月24日のレーザ通知第50号による変更を除いて、21 CFR 1040.10および1040.11に準拠しています。

1周波数が高くなると低下。『TIVPシリーズIsoVu測定システム・ユーザ・マニュアル』の「仕様」セクションの差動入力電圧対周波数ディレーティング曲線を参照してください。

2センサ・ヘッドとリファレンス・プレーンの間の容量。センサ・ヘッドはリファレンス・プレーンの上に15.25cm離して置きます。

ご注文の際は以下の型名をご使用ください。

型名

TIVP1
IsoVu絶縁プローブ(1GHz、2m)
TIVP05
IsoVu絶縁プローブ(500MHz、2m)
TIVP02
IsoVu絶縁プローブ(200MHz、2m)
TIVP1L
IsoVu絶縁プローブ(1GHz、10m)
TIVP05L
IsoVu絶縁プローブ(500MHz、10m)
TIVP02L
IsoVu絶縁プローブ(200MHz、10m)

スタンダード・アクセサリ

016-2147-xx
IsoVuキャリング・ケース(2m機種用):ソフトケース(フォーム・インサート付き)がTIVPを保護し、光ファイバの最小曲げ半径を確保
016-2149-xx
IsoVuキャリング・ケース(10m機種用):ソフトケース(フォーム・インサート付き)がTIVPを保護し、光ファイバの最小曲げ半径を確保
003-1947-xx
SMAレンチ/ドライバ・ツール、SMAコネクタ用5/16インチ・レンチ
131-9717-xx
プローブ・チップ・アダプタ:MMCX IsoVuチップを標準の2.54mm(0.100 インチ)間隔、5.08mm(0.025 インチ)スクエア・ピンに変換
352-1179-xx
プローブ用プローブ・バイポッド(TIVPシリーズをホルダ内で回転させることでスクエア・ピン・ヘッダに対応可能)
TIVPMX10X
MMCXプローブ・チップ:優れた周波数帯域とCMRR性能を実現するためにMMCXチップを推奨
071-3733-xx
TIVPシリーズ・クリック・リファレンス・ガイド
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校正証明書

翻訳版マニュアル(PDF)は、テクトロニクスの Web サイトからダウンロードできます。

推奨アクセサリ

TIVPMX50X
50:1センサ・チップ・ケーブル(MMCXコネクタ付き)
TIVPSQ100X型
100:1センサ・チップ・ケーブル(2.54mm(0.100 インチ)間隔のスクエア・ピン・コネクタ付き)
TIVPWS500X型
500:1センサ・チップ・ケーブル(5.08mm(0.200 インチ)間隔のワイド・スクエア・ピン・コネクタ付き)
TIVPMX1X型
1:1 MMCXセンサ・チップ・ケーブル
131-9677-xx
スクエア・ピン‐MMCXアダプタ、1.57mm(0.062 インチ)間隔
352-1170-xx
プローブ・チップ用三脚
196-3546-xx
リード、MMCX‐ICグラバ
196-3547-xx
リード、スクエア・ピン‐ICグラバ
020-3189-xx
リード、ワイド・スクエア・ピン‐バナナ・ジャック
196-3434-xx
スクエア・ピンYリード
206-0569–xx
MicroCKTグラバ
020-3169-xx
スクエア・ピン(1.57mm(0.062 インチ)間隔テスト・ポイント用)
003-1946-xx
はんだ付け補助器具(1.57mm(0.062 インチ)間隔スクエア・ピン用)

対応オシロスコープ

本測定システムは、以下のテクトロニクス製オシロスコープで使用できます。このリストに掲載されていないオシロスコープについては、当社営業担当までお問い合わせください。

  • 4シリーズMSO
  • 5シリーズMSO
  • 6シリーズMSO

サービス・オプション

Opt. C3
3年間の校正サービス
Opt. C5
5 年間の校正サービス
Opt. D1
校正データ・レポート
Opt. D3
3年試験成績書(Opt. C3と同時発注)
Opt. D5
5年試験成績書(Opt. C5と同時発注)
Opt. R3
3年間の修理サービス(保証期間を含む)
Opt. R5
5年間の修理サービス(保証期間を含む)

オシロスコープのプローブとアクセサリは、保証およびサービスの対象外です。プローブとアクセサリの保証と校正については、それぞれのデータ・シートをご参照ください。