理化学研究所光量子工学研究領域テラヘルツ光研究グループ、テラヘルツ光源研究チームでは、パラメトリック波長変換を利用したテラヘルツ光の発生・検出および試料との相互作用の観測時における、単一パルス・サブナノ秒領域での過渡応答を観測する必要がありました。そこで、サンプリング・レート 100GS/s、周波数 帯域 33GHz という、世界最高クラスのオシロスコープ DSA73304D 型を導入し、単発、超広帯域、観測システムを実現し、パルス幅 100ps付近における単一パルスの過渡応答を正確に測定できました。それによって波長変換メカニズムの解明や最適化をはじめ、テラヘルツ光利用拡大に向けて研究に大きな弾みとなりました。
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