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TDSの最大入力電圧はどの程度ですか。また信号の周波数によってどのように変化しますか。

質問:

TDSの最大入力電圧はどの程度ですか。また信号の周波数によってどのように変化しますか。

回答:

通常、最大入力電圧のスペックはパフォーマンスチェック手順のマニュアル(performance verification procedure manuals)に載っています。1MΩ入力では±400V(DC+ピークAC)で信号の周波数が1MHz高くなる毎に20dB下がります。

50Ω入力時は5Vrmsで、±30Vピークまでです。

1MΩと50Ωの電圧制限は、80MHzまでの周波数に適用されます。その周波数を超えると、どちらのインピーダンスの場合もディレーティングカーブは 20dB/dec のカーブで減少していきます。 
 
1MΩインピーダンスを使う場合、たいていプローブを使っていることと思います。その場合は、プローブの電圧制限が適用されます。TDS754DにP6139Aの組み合わせでは、20MHzを超えてプローブの帯域までは50Vです。ほとんどのプローブは50Vのリミットになります。

これらの電圧制限は、回路にかけられる電力によって決まります。50Ωの入力インピーダンスの場合、0.5Wの抵抗が使われています。この抵抗の電力でのリミットは、5Vrmsの電圧をかけたときのリミットと同じです。1MΩ入力のとき、周波数が増加すると容量性の入力インピーダンスが減少して入力キャパシタンスにより多くの電力がかかるようになります。これにより、入力アッテネータが熱をもちます。プローブを使うときには、電圧分割抵抗やコンデンサにかかる電力、オシロスコープの入力抵抗にかかる電力により、入力電圧が制限されます。10Xプローブは通常、周波数が高くなると分圧抵抗やコンデンサにかかる電力によって、50Vがリミットとなります。


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FAQ ID 66436

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